T 型パワースリング

コンドーパワースリング
分類コード
T 型パワースリング
054KP
押出成形セメントパネル揚重専用ベルトスリング
パネル吊り上げ
作業の為の特殊設計
簡単
装着・脱着が非常にラクでスムーズに
作業が進みます。
安全
T 型構造により、全体をしっかりホール
ドしますのでズレがなく、横振りしても
安心です。
5
やさしい
ワイヤロープ、繊維ロープ、
ロープ付属品
荷物に接する部分は保護コーナーも装
着。荷物もベルト自体も守ります。
強い
見かけによらず強力なパワーを持ち、
さらに大変耐久性にもすぐれていて経
済性も UP。
■ベルト平面図
■規格サイズコード/ T75
■サイズ/ベルト幅 75mm・長さ
(L)4.5m
■破断荷重/ストレート時 15t
■価格(2 本 1 組、保護コーナー 6 本標準装備)
200,000円/組
軽い
ベルトは繊維のため非常に軽く、持ち運
びが便利で取り扱いもラクです。
L
※フック・チェーンはオプションです。
■基本使用荷重
■パネル長さ/標準 3m
角度別使用荷重表(t)
角度 α
重量
0
9
45
6.4
60
6.0
90
4.9
α
120
3.5
※パネルの長さが 3m を超える場合は、調節具(チェーン)
と合わせて御使用ください。
装着方法
吊り上げ時の注意
揚重するパネルをまくら木の上にズレのない様に重ねる。
●まくら木の位置は T- エンド
(スリングの T 型構造
の部分)
が完全に奥まで入るように距離を取る。
(約 30 ㎝)
●
1 度に吊り上げる重量は 1.5t までとしてください。
パ ネ ル の 長 さ が 3m を 超 える 場 合 は、調 節 具
(チェーン)
と合わせて御使用ください。
●吊り代調整を行う場合には、片吊りとならない様、
左右の長さを合わせてください。
●
●
a
b
a=b
約30㎝
横振りに強い設計ですが障害物などに
注意し、静かに吊り上げてください。
●
●
T- エンドのよじれをとり、パネルの左右にしっかりと装着します。
吊り上げ中の吊り荷の下に
は入らないでください。
●
100
パワースリング 使用上のご注意
絶対に、行ってはいけないことを表わす
危険 マークです。
片吊りは避けましょう
危険
2本のベルトを対で使用する場合は、バラン
スよく吊り、滑りや横揺れがないように使用
してください。ベルト切断事故の危険があり
ます。
(摩擦熱による切断)
注意
科学薬品を伴う作業には、耐化学薬品用の
PPスリング
(KP-3)
を使用してください。
注意
吊り角度は原則として 60 度以下
で使用してください。
角には必ずコーナーベルトを。
荷物の温度は 100℃以下
危険
必ず使用荷重以下で使用してくだ
さい。荷物の重量を確認して、使用
目的に適したベルトを使用してくだ
さい。
(使用荷重表を参照してください。)
ベルトスリングは出来るだけ4点吊りの「バケット
吊り」でご使用ください。
酸・アルカリには使用しないでください。
危険
必ず、行っていただきたいことを表わす
注意 マークです。
使用温度は100℃以下とし、常温(参考-30
〜50℃)を大幅に超えて使用する場合は
ご相談ください。
注意
角張った荷物には、別売の保護コーナーベル
トを必ず使用してください。
(例:鉄板、H鋼、
トタン、テトラポット、U字溝、
コンクリート製造物、船等)
商品に添付されている取扱説明書を事前にお読みください。
ベルトスリングは、日常点検(1)
および定期点検(2)
を行って使用すること。
注(1)使用前に行う点検をいう。
(2)定期的に行う点検で、使用頻度によって異なるが、原則として 1 カ月ごとに行う。
パワースリングの点検基準について
点検の種類
日常点検
点検方法 目視
定期点検
①
損傷の状態
(摩耗、きず
及び縫糸の切断)
①織目が分からないほど摩耗で毛羽立ちし、縦糸の損傷
が認められるもの。
②
●
②目立った切り傷、すり傷、引っ掛け傷などが認められる
もの。
(特にアイ、アイ付根の損傷)
●
(1)ア イ
廃棄基準
③
③縫糸が切断して、アイの形状が保たれないもの。
④
(2)縫製部
●
●
④目立った切り傷、すり傷、引っ掛け傷などが、認められる
もの。
⑤
⑤縫糸が切断して、ベルトのはく
(剥)離が少しでも認めら
れるもの。
⑥
ワイヤロープ、繊維ロープ、
ロープ付属品
点検項目
5
⑥ベルトの全幅にわたって摩耗で織目が分からないほど
に毛羽立ちし、縦糸の損傷が認められるもの。
⑦
(3)本体
●
⑦幅方向に幅の1/10、
または厚さ方向に厚さの1/5に相当
する切り傷、すり傷、引っ掛け傷などが認められるもの。
●
⑧
⑧縫糸が切断して、ベルトの幅以上の長さにわたってはく
離しているもの。
使用限界標示のあるものは、摩耗、傷によってアイ縫製部
または本体のいずれかの部分において、標示が著しく露
出または消失したもの。
(注)使用限界標示は、
(a)幅方向に黄色ライン
(b)厚さ方向に白芯地層で示します。
(a)
(4)使用限界標示
(注)の露出又は消失
●
●
その他の外観異常
●
●
●
使用期間
(b)
目視
熱や薬品等による著しい変色、着色、溶融、溶解などが認められる
もの
管理台帳、表示などの確認
使用開始後 3 年を超えるもの。但し損傷などにより廃棄の状態にあ
るものは、
この期間に関係なく廃棄してください。
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