- 私たちは未来に何を残せるのか? 中村鋭一 VS. 山口克也講演会 (中村)万博記念公園から万博美術館と万博ホールがなくなったのは大変残念。しかし、太陽の塔と、万 博記念公園に植えられた 110 万本の木をソラードから眺めると、いいものが残ったと誇らしい気持 ちになる。 (山口)岡本敏子さんも、小松左京さんも、太陽の塔を世界遺産にすべきだと仰っていました。万博のメッ セージを理解し次の世代に引き継ぐことは、吹田市民の大切な使命だと感じています。 (中村)国立循環器病研究センターは千里にあったほうがいいとみんな思っている。50 年かけて出来あがっ た千里ニュータウンの姿をそう簡単に変えたらあかんな。 (山口)いまなら、市民の皆さんの強い思いがあり、吹田市からの申し入れがあれば、きっと国循は現地建 替えに舵を切ってくれると思います。 (中村)山口君は地球温暖化対策の研究をしてきたそうだが、地球温暖化は止まるかね? (山口)これから数十年、あるいはそれ以上、地球温暖化は人類を苦しめますが、人類はこの危機を必ず克 服します。技術は存在するので、世界中の人の協力さえあれば温暖化は克服できるのです。私は吹 田市にその技術を導入したいんです。 中村鋭一(なかむらえいいち) 滋賀県出身。英語・社会の教員を経て、朝日放送第一期アナウンサーとして入 社。ラジオ番組「おはようパーソナリティー中村鋭一です」で聴取率の日本記 録を6年間保持。放送界のアカデミー賞といわれるギャラクシー賞を受賞。 朝日放送を退社後、フリージャーナリストとして活躍。1980年参議院大阪 選挙区から出馬し当選。以降、衆参両院の当選を経て、2000年政界から引 退。その後は政治評論家として活躍。出演番組は ABC『ワイドサタデー』 MBS『ちちんぷいぷい』等多数。熱血的なタイガースファン。 山口克也(やまぐちかつや) 大阪府出身。東京大学法学部卒業後、米国ルイジアナ州立大学 MBA 取得。 東北大学大学院環境科学研究科博士後期課程中退。住友化学(株)などを経て、 1999 年吹田市議会議員当選。2003 年吹田市長選に挑むも惜敗。2011 年吹田市 議会議員 2 期目当選。現在山口総合政策研究所所長。日本国際連合協会関西本 部会員。大阪ユネスコ協会会員。大阪府民環境会議理事。吹田青年会議所(卒)。 家族構成:妻、一女二男。 著書に地球温暖化対策をテーマにした小説『地球温暖化と闘う愛』 『アース・チ ルドレン』がある。趣味はピアノとゴルフ・卓球。熱血的な岡本太郎ファン。 講演会の開催趣旨 総選挙が終わりましたが、この選挙でも国民の思いを形にして日本の未来の姿を提示しえた政党はありま せんでした。現政権は、すでに決定された政策を国民に力技で押しつけているように見えます。本来政党は、 コミュニティーに内在する想いをビジョン化し実現するための装置、民主主義の実現装置でなくてはなりま せん。現在の日本の最重要課題が政治の機能不全の回復にあることは間違いありません。 山口総合政策研究所は、つねに吹田市における最重要課題を切り取って市民の目の前に提示する役割を果 たしてきました。今回もラジオ番組などを通して市民と触れ合ってこられた中村鋭一先生のお力をお借り し、吹田市民の真の思いを明らかにするとともに、皆様にクリスマスソングで楽しんでいただきます。 お問い合わせは山口総合政策研究所まで TEL:06-6330-6721 FAX:06-6369-3734
© Copyright 2024