2015年 年頭所感

<富士ソフト株式会社
年頭所感>
明けましておめでとうございます。
本年 5 月に当社は創立 45 周年を迎えます。当社はこれまで、組込/制御テクノロジーと業務系ソ
リューションを柱に、ICT の技術革新によってお客様のビジネス発展に貢献して参りました。中期目
標である「高付加価値事業構造への挑戦と創造」を目指し、「ICT の発展をお客様価値向上に結
びつけるイノベーション企業グループ」として活動しています。
昨年は、受託ビジネス分野においては、市場環境の変化に対応し人材採用を積極的に行う等、
お客様ニーズに応えるべく体制整備を強力に進めてきました。また、「クラウド×ロボット×モバイ
ル」(CRM)をキーワードに、先進技術分野を中心とした付加価値向上に引き続き努めて参りまし
た。重点プロダクトとして拡販を進めているスマートドキュメントサービス「moreNOTE(モアノート)」
は多くの企業や自治体を中心に採用していただき、コミュニケーションロボット「PALRO(パルロ)」
は介護施設など全国の高齢者福祉施設でご利用いただいています。総合教育ソリューション「みら
いスクールステーション」も全国の小中高校に活用が広がっています。
また、昨年の 2 月には、再生医療事業化に向けて、富士ソフト・ティッシュエンジニアリング株式
会社、4 月には、中国の山東省済南市に現地法人「富士ソフト中国」を設立し、新たな事業領域に
も歩を進めました。
今年はこうした取り組みをより一層推進するとともに、新たに「ワークスタイル変革」として、ビジネ
スにおけるコミュニケーションを IT の力で変革し、タブレットやスマートフォンを活用して、いつでも
どこでもシームレスに仕事ができる環境づくりを提案し、お客様のより良いワークライフバランスを実
現して参ります。
この 4 月には 350 名を超える新入社員を迎える予定です。今後も中途採用を含め積極的な人材
採用を進め、お客様のニーズに十分お応えできる体制を整備するとともに、お客様のビジネスの付
加価値向上に努め、引き続き積極的な事業展開を行って参ります。
今年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
2015 年 1 月 1 日
代表取締役 社長執行役員
坂下 智保