神奈川県立保健福祉大学学生食堂運営事業者募集要項 神奈川県立保健福祉大学(以下「大学」という。)において、学生食堂の業務を運営していただけ る事業者(以下「事業者」という。 )を募集いたします。 施設の使用は、行政財産の目的外使用許可(厚生施設を設置する目的による使用許可)に基づくも のです。 1 概要 (1) 施設の名称 神奈川県立保健福祉大学学生食堂 (2) 施設の所在 神奈川県横須賀市平成町1-10-1 (3) 学 生 数 1,000名(学部、大学院合計) (4) 教 職 員 数 約200名(非常勤職員を含む) (5) 施 設 ①構 造 鉄骨造2階建 ②面 積 約600㎡(厨房含む食堂全体) 使用許可部分(厨房等) 1 階 130.95 ㎡ 2 階 28.99 ㎡ ③収 容 数 1階256席 2階168席 合計424席 ④利用者数 平成 26 年 2 月~平成 26 年 10 月の実績(別紙1参照) 月平均 学生 1,151 人 教職員・一般 758 人 稼働日数 18 日 ⑤設 備 座席 1階 6人用テーブル×20、4人用テーブル×31 6人用テーブルに3席配置×4 2階 4人用テーブル×42 厨房(備品は別紙2のとおり、消耗品に相当するものは除く) *備品・・・購入時に税込5万円以上の物品で耐久性のあるもの 2 営業の条件 (1)基本的な考え方 事業者が有するノウハウやアイデアを活用することにより、安全安心で栄養バランスのとれた、 学生にとって魅力ある食事の提供を通じて、学生生活の充実向上を図ることです。 (2)食事の提供について ①メニューにはカロリー表示をしてください。 ②季節・気候の状況に応じて、メニューに変化をつけてください。また、本学栄養学科の学生が企 画するメニュー(本学では「シーラボランチ」という。 )を取り入れてください。 ③学生が利用しやすい価格設定としてください。なお、食事メニューの内容や価格の改定を行う 場合は、事前に大学に報告してください。 ④ピーク時の待ち時間ができるだけ短縮できるように工夫してください。 なお、テイクアウト用の弁当販売等についての提案も可能です。 ―1― (3)人員配置等 ①人員の配置 事業者は、本業務に必要かつ十分な従業員数を配置し、当該従業員のうち1名を現場でのリーダ ー及び大学との連絡調整役を担う現場責任者として任命してください。(現場には調理師免許を 所持している者が必要です) ②現場責任者等の届出 事業者は、現場責任者を任命したときは、大学に届出してください。 (変更があった場合も同 様です) (4)営業日等 営業可能日:日曜、祝日及び12月29日から翌年1月3日までを除く日 ただし、オープンキャンパス実施日等、各種行事の開催日は事業者の希望により 営業することができます。 営 業 時 間:午前8:00から午後6:00の間で設定できます。 なお、月曜日から金曜日の午前11:00から午後1:30の間は必ず営業して ください。 (5)使用許可期間 許可日から3年の期間を超えない範囲で会計年度の終期まで ただし、運営内容が良好で、期間満了の3カ月前までに事業者から書面によ る意思表示がない場合は3年間を限度として使用許可を更新することができ ます。また、その後も同様とします。 (6)経費負担 ①施設使用料(年間) 1 階のみ使用した場合 年間使用料 5割減額 全額減額 1階、2階を使用した場合 1,442,900 円(見込み) 1,762,400 円(見込み) 721,450 円(見込み) 881,200 円(見込み) 0円 0円 ア 学生食堂の運営は、学生に対する福利厚生を目的にすることから、市価より低額な料金設定 としてください。また栄養バランスを考慮したメニューとしてください。市価より低額な料 金設定とすること及び栄養バランスのとれたメニューとすることが、使用料減額の条件とな ります。 なお、県有財産台帳の改定に伴い、使用料に変動がある場合があります。 イ 施設使用料は、毎年度、一括して徴収します。 指定期限までに納付してください。 ウ 1(5)⑤ の設備(厨房機器等)については、事業者に無償で貸与します。 ②施設等の維持費 施設設備の修繕、保守点検、ゴミ処理等施設・設備・備品の維持・保全のために必要とする経 費は、大学の負担とします。ただし、事業者の責に帰すべき事由がある経費は事業者の負担と します。 ―2― ③事業者の経費負担 ア 人件費 イ 調理器具等 ウ エ オ カ キ 食材料費 光熱水費 被服費 清掃費 その他 業務に従事する職員の給与、健康管理費、研修費等 1(5)⑤ の厨房機器以外の物品(鍋、包丁、食器、トレー、 券売機、レジスター等) 料理の提供に要する材料費 学生食堂の運営に要する電気、水道、ガス代 業務に従事する職員の作業着の購入費、クリーニング代等 厨房等使用許可部分(グリストラップ含む) 消耗品費、通信費等その他学生食堂の業務に必要な諸経費 ④その他 事業者が企画するサービスを提供する上で不可欠な施設の改善、設備・備品の導入については、 別途協議します。 (7)収入 本業務における収入は、すべて事業者に帰属します。 (8)危機管理 ①法令の遵守 事業者は、施設・設備・備品の使用、従業員の管理及び材料の仕入れ、保管、調理、残飯処理 等学生食堂運営全般について、食品衛生法その他関係法令等を遵守し、十分な安全確保及び衛 生管理を行ってください。 ②衛生管理及び防火・防犯 事業者は、毎日の業務終了後に、厨房等使用許可部分の清掃を行うとともに、防火・防犯上の 点検を行い、必ず施錠をして退出してください。 ③報告 事業者は、本業務において、食中毒、伝染病その他健康上の被害を与えたときや火災等の災害 または犯罪が発生したときは、大学にその状況等について遅滞無く報告してください。 (9)損害賠償 事業者は、本業務において、その責に帰すべき事由により、2(8)③ の「健康上の被害また は火災等の災害もしくは犯罪による損害を与えたとき」は、当該被害者に対してその損害を賠償 するとともに、その後の本業務の運営に関して必要な措置を講ずることとします。 (10)運営方法 ①行政財産の用途又は目的を妨げない限度における使用に係る使用料に関する条例、同施行規則 及び神奈川県県有財産規則等に基づく施設の使用許可を得ることになります。 ②本仕様書の内容に即した業務に関する覚書を締結します。 (参考:食堂の管理運営に関する細部事項) ③改善のための会議を定期的に開催し、継続的な改善を行うものとします。 ―3― (11)その他 ①敷地内は全面禁煙とします。 ②この条件により難い特別な事情が生じた場合は、大学・事業者間で協議し、定めるものとしま す。 3 応募の条件等 (1)応募資格 ア 「2 営業の条件」の趣旨を理解し、出店に意欲のあるものであること。 イ 個人を除く法人等で、本件公募に係る食堂と同規模程度の食堂等の運営実績があること。 ウ 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号) 第 167 条の 4 の規定に該当するものでないこと。 エ 神奈川県の指名停止期間中の者でないこと。 オ 過去3年間、食品衛生法に基づく行政処分を受けていないこと。 カ 本業務を円滑に遂行できる安定的かつ健全な財政能力を有し、経営状態が良好であること。 キ 国税及び地方税を滞納していないこと。 ク 神奈川県暴力団排除条例に該当する者でないこと。 ケ 公共の安全及び福祉を脅かすおそれのある団体でないこと。 (2)スケジュール ア 現地説明会 イ 提案書受付期限 ウ 選定結果通知 エ 営業開始 平成27年1月16日(金)午後3時00分~本学厚生棟1階食堂 (参加申込期限:平成27年1月15日(木)午後1時00分必着) 平成27年1月30日(金)午後1時00分必着 平成27年2月13日(金) (予定) 平成27年3月 2日(月)以降の出来るだけ早い日 (3)応募手続 ア 現地説明会への参加申込み 説明会への参加が提案書提出のための条件となりますので、応募を予定している方は期 限までに参加申込書を提出の上、説明会へ参加(1業者3名以内)してください。 (ア)提出書類 参加意思申出書兼説明会参加申込書(様式1) 平成27年1月15日(木)午後1時00分必着 (イ)提出期限 (ウ)提出方法 持参、郵送、FAX又は電子メール (エ)提 出 先 〒238-0013 横須賀市平成町1-10-1 神奈川県立保健福祉大学 総務課 FAX (046)828-2501 電子メール [email protected] イ 質問の受付及び回答 質問事項は、説明会質問事項(様式1-2)により、参加意思申出書兼説明会参加申込書 と併せて提出してください。 質問は、説明会の会場でも受け付けます。 提案書の提出 説明会に参加した方は、提案書を提出することができます。食堂の運営を希望する場合 は、次のとおり期限までに必要書類を提出してください。 ―4― ウ (ア)提出書類 (イ)提出部数 (ウ)提出期限 (エ)提出方法 (オ)提 出 先 ①応募申込書(様式2) ②概要票(様式3) <添付書類> ・会社概要 ・登記簿謄本及び定款 ・決算書 ・納税証明書(消費税及び地方消費税、法人事業税及 び法人県民税) ・食品衛生法に基づく営業許可書の写し ・財務調査書(様式4) ③企画提案書(様式5) ④環境配慮・衛生対策の取組状況(様式6) ⑤顧客対応・事故対応について(様式7) 6部(1部のみ正本とし、残り5部はコピー可とします。) 平成27年1月30日(金)午後1時00分必着 持参又は郵送 〒238-0013 横須賀市平成町1-10-1 神奈川県立保健福祉大学 総務課 担当者 渡邊 電 話 (046)828-2500 4 審査及び選定方法 (1)審査内容 ア 審査は、 「3(1)応募資格」を満たしている応募者について、書類審査を行います。 イ 審査項目は次のとおりです。 書類審査は、提出された提案書類に基づき次の項目について審査します。 ①経営状況 (計10点) 財務状況 5点 運営実績 5点 運営方針 10点 従業員の配置計画 ②企画内容 (計60点) 5点 収支計画 10点 具体的な運営内容 25点 使用料(減額率) 10点 ③環境・衛生への取組 (計15点) 環境配慮 10点 衛生対策 5点 ④顧客・事故対応 (計15点) 顧客対応 10点 事故対応 5点 合 計 100点 ―5― (2)選定方法 ア 順位の決定 (ア)書類審査の得点により順位を決定します。 (イ)書類審査の点数がともに同点であった場合には、必要に応じ、くじ引きにより順位を決 定します。 イ 業者の選定 アの順位により、次の手順で業者選定を行います。ただし、アの最高得点が配点(100点) の6割に満たない場合は、いずれの業者も選定しないことがあります。 (ア) 書類審査の順位をふまえた上で、審査会において業者を選定します。 (イ) 審査会において決定した業者に、使用料減額の可否及び減額率をお知らせした上で、出 店の希望について確認を行います。 (ウ)(イ)の者が出店を希望する場合には、その者を食堂運営業者として選定します。 (エ)(イ)の者が出店を辞退した場合には、次順位以下の応募者について、(ア)(イ) (ウ)と同 様の手続きを行い、食堂運営業者を選定します。 5 選定結果の通知等 (1)選定結果は、平成27年2月中旬までに応募者全員に通知します。 (2)選定結果については、本学のホームページにおいて次の項目を公表します。 ア 選定された提案者については、法人の名称及び得点 イ その他の者については、得点 (3)選定された提案者には、行政財産の目的外使用許可申請手続きについてご案内しますので、 速やかに申請手続きを行い、使用許可を得てください。 6 留意事項 (1)応募や審査、使用許可等の手続きに関して、応募者が要する費用は、すべて応募者の負担と します。 (2)提出された提案書類は理由の如何を問わず返却しませんので、あらかじめご了承ください。 (3)提出された提案書類は、選定以外の目的には使用することありません。 (4)提出期限経過後は、既に提出された書類を差替え及び再提出はできません。 (5)提案書類を提出した後に、応募を辞退する場合には、応募申込辞退届(様式8)を提出して ください。 7 問い合わせ先 募集内容についての問い合わせ先は次のとおりです。 〒238-8522 横須賀市平成町1-10-1 神奈川県立保健福祉大学 総務課 担当者 渡邊 電 話 (046)828-2500 FAX (046)828-2501 電子メール [email protected] ―6―
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