報道機関発表資料 提 出 日 平成27年1月5日(月) 担当課名 担当者職氏名 豊橋市保健所健康政策課 課長補佐 剱真紀子 主査 伊藤妙子 問合せ先 39-9114 インフルエンザの流行について 件名 豊橋市では「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、市内の 医療機関のうち 12 か所を定点として、インフルエンザの発生動向調査を実施しています。 この調査によると、平成 26 年第 52 週(12 月 22 日(月)から 12 月 28 日(日)まで)にお ける豊橋市内の一定点医療機関当たりのインフルエンザ患者の報告数が 22.67 に達し、国立感 染症研究所の「警報・注意報システム」で注意報と定められている 10 を超えました(※) 。 今後も流行が続くことが予想されますので、予防を心がけ、感染と重症化を防ぎましょう。 ※ インフルエンザ警報・注意報について 国立感染症研究所の「警報・注意報発生システム」では、インフルエンザの場合、1 週 間の定点あたりの報告数が 10 を超えた場合に注意報が、30 を超えた場合に警報が発令 されます。 (参考)国立感染症研究所:警報・注意報発生システムとは http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-keiho/guide05.html ※ 愛知県からは平成 26 年 12 月 24 日(水)にインフルエンザ注意報が発令されています。 (参考) “インフルエンザ注意報”を発令します! http://www.pref.aichi.jp/0000079081.html 第 49 週 第 50 週 第 51 週 第 52 週 (12/1~12/7) (12/8~12/14) 豊橋市(12 定点) 1.08 4.58 9.75 22.67 愛知県(195 定点) 1.58 3.44 9.17 - (12/15~12/21) (12/22~12/28) ※愛知県は 52 週の集計が揃っていないため記載しておりません 1 インフルエンザの症状 1~3 日の潜伏期間の後、急な発熱(38~39℃)に始まり、頭痛、全身倦怠、筋肉痛など の全身症状とせき、鼻水などの呼吸器症状、まれに嘔吐、腹痛、下痢などの消化器症状を 示します。 2 インフルエンザを予防するために 次のことに注意して感染予防に心がけてください。 (1) 「咳エチケット」を心がけましょう。 「咳エチケット」とは ① 咳・くしゃみが出たら他の人にうつさないためにマスクを着用する。マスクを持っ ていない時は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて 1m 以上 離れる。 ② 使用後のティッシュなどはすぐにゴミ箱に捨てる。 ③ 咳をしている人にマスクの着用をお願いする。 (2)帰宅後の手洗い及びうがいを励行し、できるだけ人混みを避けるようにしましょう。 (3)過労を避け、睡眠をよくとり、暴飲・暴食をせず、保温を心がけ体調を整えましょう。 (無理をして、学校や会社に出るとこじらせる原因になり、他の人に感染させてしまう こともあります。 ) (4)感染したと思ったら、早めに医師の診察を受け、安静を保って、肺炎等の合併症を防ぐ ように心がけましょう。特に高齢者の方は、長引くと肺炎等重症になる可能性がありま す。かぜの症状が出た場合、医療機関に電話したうえで、早めに受診しましょう。 3 インフルエンザにかかってしまったら 一般的に、インフルエンザウイルスに感染すると、発症前と発症してから 3~7 日間はウ イルスを排出していると言われています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を 控える必要があります。排出期間の長さは個人差がありますが、咳・くしゃみなどの症状が 続いている場合には、不織布製マスクをするなど、周囲の方へ配慮しましょう。
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