平成27年1月15日 内閣府沖縄総合事務局 「薬用作物に係る生産者及び実需者等情報交換会」の開催 ~産地拡大に向けた情報の共有化!~ 沖縄総合事務局では、昨年、「沖縄における薬用作物の産地拡大に向けた検討会」を開催し、 薬用作物生産等の課題と対応方向について取りまとめました(別添概要参照)。 この中で、生産者、実需者双方から薬用作物について、需給状況、栽培技術等の関連情報が 少ないため、生産の拡大、産地の形成が困難な状況にあるとの意見がありました。 このことから、産地拡大に向けた取り組みとして、薬用作物に関する情報の共有化を図るた め、生産者、実需者等の関係者を参集した情報交換会を下記のとおり開催します。 ウコンはどう作 ればいいの? 県産原材料 を安定供給 してほしい! 記 1 日時及び場所 日時:平成 27 年 1 月 29 日(木)14:00~16:00 場所:那覇第 2 地方合同庁舎 2 号館 1 階 共用会議室 A・B 2 内容 (1)沖縄における薬用作物の生産及び健康食品の現状と課題等について (沖縄総合事務局農林水産部生産振興課) (2)生産者及び実需者の現状と課題等について(事例発表) ①(有)沖縄長生薬草本社(代表取締役 下地清吉氏) ②(株)アロエース(代表取締役社長 長山一則氏) (3)グループ別情報交換・相談 参加者にあらかじめ主たる関心事項を提示してもらい、参加者をグルーピング。生 産者と実需者間のマッチング、生産者間での生産・販売動向の情報交換、実需者間で の連携等の機会を提供します。また、補助事業や栽培技術等についての相談を行いま す。 ※ 琉球大学農学部教員、沖縄県普及指導員等がアドバイザーとして参加します。 3 参加申込み 参加希望者は、別紙申込書に必要事項を御記入の上、ファックスにより 1 月 23 日(金) までに申込み下さい。 【問い合わせ先】 内閣府沖縄総合事務局農林水産部生産振興課 担当者:奥平・上間・名護 TEL:098-866-1653 FAX:098-860-1195 「沖縄における薬用作物の産地拡大に向けた検討会」報告書(概要) 【現状】 ウコン 【課題】 【対応方向】 ・ アロエ 主な薬用作物の生産量の推移 (t) 100 ウコン 90 アロエ 80 クミスクチン 70 グァバ ボタンボウフウ 60 (参考) 50 40 30 20 10 ① ・ ・ ② ・ ① 生産が不安定 ・ 栽培技術が未確立 ・ 露地栽培が多く、台風等の影響 を受けやすい ② 栽培管理 ・ 登録農薬が少ない ・ 使用可能な農薬の未浸透 ③ 種苗特性の不安定等 ・ 品目によっては種苗の特性にば らつき ④ 生産コスト高 生産 高 ・ 小規模かつ分散ほ場での栽培 ・ 最適な資材投入について未確立 ⑤ 農家の高齢化 ・ 農家の高齢化が進行 ⑥ 薬用作物に係る情報不足 (※健康食品関係においても共通) ・ 生産・需給状況等の関連情報が 少ない ・ ③ ・ ④ ・ ・ ⑤ ・ ・ ⑥ ・ 生産体制の確立 栽培暦・栽培マニュアルの作成 ネットハウス等被害防止施設やかん水施設等の導入 栽培管理の向上 農薬登録に必要な試験データの整理等の取組による 使用農薬の拡大 使用可能な農薬の産地や生産者への周知 優良種苗の確保 優良種苗の選定・増殖方法の確立 生産の低コスト化 農 農地の集積・集約化による生産規模の拡大 集積 集約 生産規模 拡大 資材投入の最適化のための実証等 農家の高齢化対応 農作業の負担軽減を図るため、既存の農業機械の 改良 薬用作物に関する幅広い発信等を行うとともに、 意欲ある新規就農者を県内外から確保 薬用作物に係る情報の共有化 関係機関等による情報交換会の開催等 クミスクチン 薬用作物の産地拡大 ( 薬用作物生産関係) 沖縄では古くから薬用作 物は料理やお茶に利用 ・ 近年、消費者の健康志向 が高まる中、ウコン等の薬 用作物が注目される ・ 生産量はそれぞれの品目 で、台風による影響やブー ム等により増減 ・ 加工業者と農家等との契 約栽培による生産が主 沖縄総合事務局 農林水産部生産振興課 0 H15 16 17 18 19 20 21 22 23 ( 健康食品関係) ・ 県内の健康食品の加工・ 販売企業数及び出荷額は、 消費者ニーズの変化・多様 化、県産原材料供給の不安 定性、市場競争の激化等か ら減少傾向で推移 ら減少傾向で推移。 企業数及び出荷額の推移 200 企業数(社) 150 出荷額(億円) 100 ① 県産原材料の供給不安定 ・ 県産原材料の需要があるものの、 供給不安定 ② 販路の開拓等 ・ 需要の拡大が期待されることか ら、販路の開拓・強化や製品開 発が必要 ・ 裏付けされたエビデンス情報が 不十分 ③ 流通コスト高 ・ 流通コストが高い状況 ① ・ ・ ② ・ ・ ・ ・ ③ ・ 県産原材料の安定確保 実需者による契約栽培産地や農家数、栽培契約量の拡大 需要が見込まれる品目等について生産者への情報提供等 薬用作物を活かした健康食品等の供給拡大 ブランド製品開発や販売活動及び原材料となる薬用作物 の機能性の情報紹介 外食産業等への積極的なメニュー化の提案 輸出拡大に向けた各種商談会等への積極的な参加 実需者と試験研究機関等が連携したエビデンス研究 流通コストの低減 実需者間で連携した共同配送等 グァバ 50 ボタンボウフウ 0 H15 16 17 18 19 20 21 22 23 申込は下記へFAXにてお申込み下さい。 申 込 方 法 申込期限は 1月23日(金)まで (ただし、定員50名に達し次第、締め切りとさせていただきます。予めご了承ください。) 「薬用作物に係る生産者及び実需者等情報交換会参加申込書」 申込先:内閣府沖縄総合事務局農林水産部生産振興課 宛て 申込日:平成27年 月 日 平成27年1月29日(木)開催の上記情報交換会への参加を申し込みます。 FAX:098‐860‐1195 (下記に御記入の上、左記ファックス番号へ送信して下さい。) 情報交換・ 氏 名 性 別 年齢 所 属 ・ 役 職 連 絡 先 区 分 ( 該 相 談 の有 当に○) 無 ( ○ 、 × (フリガナ:○○ ○○ ) (例) ○○ ○○ (フリガナ: TEL: ○○○-○○○○ 男 女 男・女 50 生産者 FAX: ○○○-○○○○ ) TEL: 男・女 FAX: (フリガナ: ) TEL: 男 女 男・女 FAX: (フリガナ: ) TEL: 男・女 FAX: (フリガナ: ) TEL: 男・女 男 女 FAX: 生産者 実需者 その他 ○ 相 談 内 容 ) 新たにウコンを栽培したい ので その栽培方法と販売 ので、その栽培方法と販売 先について。 生産者 実需者 その他 生産者 実需者 その他 生産者 実需者 その他 生産者 実需者 その他 ※ 原則として、申し込みは先着順といたしますが、1企業・団体等からの参加が多数の場合には、人数 を調整させて頂くことがございます。あらかじめご了承ください。 ※ 申し込みの際に収集した個人情報については、本講演会の運営に関する事務のために使用し、それ以 外の目的に使用することはありません。 【案内図】
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