ゲームレポート 県立能代工業 93 25 1st 31 29 2nd 17 18 3rd 18 21 4th 16 82 東海大学付属第四 本大会45回出場県立能代工業と34回出場東海第学附属四の伝統校同士、注目の対戦。 第1ピリオド、能代工業、東海第四共にマンツーマンディフェンス。まずは東海第四が先制点をあ げるとすぐさま能代工業も取り返す。お互い激しい攻防が続く。東海第四は#14長澤がバスケットカ ウントを取ると続いて#4内田もそれに続き連続得点。残り5分9‒17東海第四のリードで能代工業タイ ムアウト。東海第四は積極的なディフェンスからチャンスを作り流れを掴んでいく。能代工業はマッ チアップゾーンに変え、その流れを引き戻しにかかる。お互い探り合いが続く中25‒31東海第四が6点 リード。 第2ピリオド、東海第四#5白旗のシュートから始まる。お互い一歩も引かない点の取り合いが続 く。能代工業は途中出場の#5荒木のシュートをきっかけに点差を詰め、残り4分同点に追いつく。こ こで東海第四タイムアウト。その後、能代工業は#5のシュートとインターセプトからの#9小室の速攻 が決まり4点リードすると、東海第四再度タイムアウト。終盤流れを掴んだ能代工業が54‒48で逆にリ ードを奪い前半を終える。 第3ピリオド、東海第四はディフェンスを2‒3ゾーンに変更。なかなか得点が伸びない東海第四に対 し確実に得点を重ねる能代工業がその差を広げるかに見えたが、中盤、東海第四も相手のシュートを 連続でブロックするなど流れを掴み追いついていく。激しい攻防が続いた第3ピリオド、結局72‒66と その差は変わらず勝負の行方は最終ピリオドへ。 第4ピリオド、出だし東海第四#6辻、#4の得点で2点差に詰め寄ると残り7分#6のシュートでつい に72‒72同点となる。しかし、残り5分79‒74能代工業が再度5点のリードを奪いここで東海第四タイ ムアウト。東海第四残り4分81‒79点2点差に詰め寄るが能代工業も突き放す。残り2分能代工業がゴー ル下でシュートを決め87‒79としたところで東海第四タイムアウト。能代工業#9がアウトサイドシュ ートを決めると、東海第四は#6が3Pを決め返す。しかし、残り時間が少なく3Pを狙う東海第四に対 し、逆に能代工業はカウンターを決め、万事休す。この熱戦にピリオドを打った。 お互い気持ちと気持ちがぶつかり合う激しい試合であったが、試合を通して安定感のあった能代工 業に軍配が上がった。一方#4を中心に粘り強く戦った東海第四も非常にバランスの取れた素晴らしい チームであった。この熱戦を繰り広げた両チームに大きな拍手を送るとともに、明日メインコートで のベスト4を賭けた能代工業の戦いに大いに注目したい。
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