おもちゃ『トーマス』の修理について こ の お も ち ゃ は 、 写 真 1 と 写 真 2 に あ る よ う に 、 長 さ 約 7cm、 幅 約 3cm で 単 4 電 池1本で動くものである。メーカーは写真3のように、バンダイの製品で中国製で ある。 写真3…後ろに張ってあ るシール 写真1…横 写真2…正面 持ち込まれた状況 動かなくなったので家人が分解をしたようで、歯車などがバラバラの状態 であった。 配線も切れていた。 修理の状況 まず歯車の配置はどうなっているのかから始まった。 配置は分かったが、どこかに負荷がかかっているようで回転しない。 どうもこれらしいと分かったことは、以下のようである。 ① ② ⑦ ③ ④ ⑤ ⑥ 写真4 ・このおもちゃは動いていると きに押さえつけると②が空回り してモーターに負荷を掛けない ようになっている。 ・そのときに②は⑦のバネを押 して③を押す。 ・③の影響で⑤と⑥が押されて 遊びがなくなるとモーターは回 転しなくなる。 ・歯車をセットするときに③を 押し上げて、⑤⑥に遊びを持た せることが必要である。 ・③をある程度以上に押し下げ ないために④がガードしている のではないかと思われる。ただ し④がどこまでその役割を果た すのかは不明で、やがて⑤⑥が 押されて動かなくなるのではな いかという心配はあるが、ここ 2、3日は正常に動いている。
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