マーケットトピックス 2015年2月10日 本日のトピックス • ギリシャが救済プログラムの条件受け入れ拒否表明で、リスク回避の 展開へ • OPECは、2015年度の石油供給量拡大見通しを下方修正 ギリシャが救済プログラムの条件受け入れ拒否により、再びユーロ圏が混乱している。 ギリシャ3年債利回りは、20%を超えてきた。 (図1 ギリシャ3年債利回り/日足) (出所:ブルームバーグ) ギリシャの金融不安を受けて、アテネ銀行関連株は安値を更新している。 (図2 アテネ銀行指数/週足) (出所:ブルームバーグ) 米10年債利回りは2月上旬に1.6%を一瞬割れた後、再び2%近くまで上昇している。 (図3 米国10年債利回り/日足) (出所:ブルームバーグ) 石油輸出国機構(OPEC)は、2015年の世界原油供給量の拡大見通しを下方修正した。 米国の原油供給拡大ペースが、2014年の半分程度になる事を理由に挙げている。 (図4 WTI原油(ドル建て)/日足) ドル円と米10年債利回りは、20時頃から変動の相関性が変化した事が確認できる。 昨日発表された1月米労働市場情勢指数(LMCI)は、12月を下回った。 (図5 白:ドル円、黄:米国10年債利回り) (出所:ブルームバーグ) (出所:ブルームバーグ) 提供:SBIリクイディティ・マーケット株式会社 お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信 を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。情報 の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じ たいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたもので はありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
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