災害に強いまちづくり港区がけ・擁壁改修工事支援事業(PDF:377KB)

平成 27 年度 主要事業
災害に強いまちづくり
資料 11
新規・臨時(新規・継続)
・レベルアップ
事 業 名
港区がけ・擁壁改修工事支援事業
予 算 額
30,000 千円
港区は、
「急傾斜地崩壊危険箇所」が 118 か所と 23 区で最も多く、急傾斜地崩壊危険
箇所に該当しないものであっても、がけや古いまま改修されていない擁壁が多数存在
しています。近年、地震、台風、集中豪雨による大規模な自然災害が多く発生してお
り、昨年 10 月 6 日、台風 18 号の接近による土砂災害警戒情報を受けて、港区として
自然災害では初となる避難勧告を発令しました。
そこで港区は、新規事業として、がけ・擁壁を所有する方の改修工事費用負担の軽減
を図り、周辺住民や一般通行人の安全性を確保するために、その費用の一部を助成し
ます。助成額の最高は 500 万円です。
港区は、区民の生命及び財産を保護するとともに、より一層災害に強いまちづくりの
実現を目指します。
「急傾斜地崩壊危険箇所」
:高さ 5 メートル以上かつ、傾斜度 30 度以上のがけ地。
平成 14 年から現在までの間に、台風や大雨によるがけの地滑りや擁壁の崩落が区内で 12 件発生し、がけ及び擁
壁の安全性の向上が課題となっています。
港区がけ・擁壁改修工事支援事業の概要
概
要
区内全域の 2 メートルを超えるがけ・擁壁を所有する方の、改修工事に必要な費用の
一部を港区が助成します。
対
象
1、がけ・擁壁の所有者で、(1)~(3)のいずれかに該当する方
(1) 個人所有(所得制限なし)
(2) マンション等の管理組合
(3) 中小企業(中小企業基本法(昭和 38 年法律第 154 号)第 2 条第 1 項に規定する中小企業者であること)
2、助成対象となる、がけ・擁壁の改修工事費用で、
(1)及び(2)のいずれにも該当する工事
(1) 高さ 2 メートル超の擁壁の新設工事(既存擁
壁の築造替えも含む)
(2) 建築確認と工事完了検査を受けたもの
助成金額 改修工事費用の 2 分の 1 以内 。
上限は 500 万円。
開始時期 平成 27 年 4 月 1 日
区内で発生した擁壁崩落現場(平成 18 年)
個人所有のがけ・擁壁の改修工事の場合は所得制限を設けません。
複数年度にわたる継続的な工事も助成の対象です。
ここがポイント!
23 区で同様の事業をみると、港区の助成割合は1位、上限額は 2 位に高額です。
東京都が公表している港区内の「急傾斜地崩壊危険箇所」は 118 か所です(23 区最多)
。
建築課 構造係
問 合 せ
= minato
課 長
☎
野口 孝彦
03-3578-2280(直通)
担当者
☎
鈴木 英彦
03-3578-2295(直通)
city hall press
memo = 2015.02.03