2015年2月10日 加入者のみなさまへ GWA健康保険組合 お 知 ら せ 高額療養費制度の自己負担限度額変更について 医療費の自己負担額が高額となった場合に、その負担を軽減できるように、一定の金額(自己 負担限度額)を超えた部分を払い戻すのが高額医療費制度です。 ただし、保険外併用療養費の差額部分や入院時食事療養費等の自己負担額は対象になりません。 自己負担限度額は、被保険者の所得区分によって分類されます。 ※ 自己負担限度額について、負担の能力に応じた負担を求める観点から、平成27年1月診療分よ り、70歳未満の所得区分が3区分から5区分に細分化されました。 (平成26年11月19日発 平成26年政令第365号) 平成26年12月診療分まで 所得区分 ①区分A (標準報酬月額53万円以上の方) ②区分B (区分Aおよび区分C以外の方) ③区分C(低所得者) (被保険者が市区町村民税の非課税者等) 平成27年1月診療分から 所得区分 ①区分ア (標準報酬月額83万円以上の方) ②区分イ (標準報酬月額53万~79万円の方) ③区分ウ (標準報酬月額28万~50万円の方) ④区分エ (標準報酬月額26万円以下の方) ⑤区分オ(低所得者) (被保険者が市区町村民税の非課税者等) 自己負担限度額 多数該当 150,000円+(総医療費-500,000円)×1% 83,400円 80,100円+(総医療費-267,000円)×1% 44,400円 35,400円 自己負担限度額 24,600円 多数該当 252,600円+(総医療費-842,000円)×1% 140,100円 167,400円+(総医療費-558,000円)×1% 93,000円 80,100円+(総医療費-267,000円)×1% 44,400円 57,600円 44,400円 35,400円 24,600円 〔注〕 ・総医療費とは、保険適用される診療費用の総額(10割)です。 ・多数該当について 療養を受けた月以前1年間(12か月)に、同一世帯で3回以上の高額療養費の支給を受けた場合 は、4回目から「多数該当」となり、自己負担(限度)額が軽減されます。 自己負担限度額が増になった方につきましても、当健康保険組合の付加給付制度は従来 通りですので、旧区分でAに該当された方は5万円を超える額,Bに該当された方は 2万 5千円を超える額につきまして返還されます。 すなわち、当健康保険組合の加入者の実質負担額は従前と変わりありません。
© Copyright 2024