288300 - 03CT 効能・効果、用法・用量、禁忌を含む使用上の注意等については、 添付文書をご参照ください。 調製法等の注意 Ⅰ.注射液調製に関する注意 ※強い陰圧品 (製造番号の数字部分が 「1115」 以上のもの) の調製方法 溶解には、注射用水(12mL)のみを使用して下さい。希釈には5%ブドウ糖注射液以外は使用しないで下さい。 注射液の調製法 本品1バイアル 〔50mg(力価)〕中に注射用水12mLを加えて、直ちに振とう し、均一な黄色の半透明な液になるまで激しく振り混ぜる。溶解にあたっては 注射用水のみを使用すること。 〔詳しい調製方法は図参照〕 このアムホテリシンB 4mg(力価)/mLの薬液を必要量シリンジに採取し、 添付 使用する物品の用意 調製にあたって使用する 物品は右のとおりです。 用 法・用 量 にした がって 事前に確認してください。 患者さんの体重に合わせ て必要なバイアルを準備 してください。 のフィルター(孔径5μm)を取り付け、 フィルターろ過しながら薬液を5%ブド ウ糖注射液(2.5mg/kg/日未満投与の場合100mL、2.5mg/kg/日以上 投与の場合250mLが望ましい)で希釈して使用する。希釈にあたっては、必 ず5%ブドウ糖注射液を使用すること。 「適用上の注意」の項参照〕 薬液をシリンジに採取する アムビゾーム のバイアル 5%ブドウ糖注射液 添付フィルター 注射針 注射用水 採取前に、バイアル内に十分な空気を入れて 復圧する(復圧操作例は下記注意参照)。復圧後、 溶解した本剤をシリンジに採取します。 シリンジ 空気が入って バイアル内を復圧 バイアルに注射用水を1 2mL注入 バイアルに注射用水を12mL注入 バイアル内を 復圧後に薬液を採取 採取する薬液量を裏面に記載しています。 シリンジに12mLの注射用水を採取し、1バイアルずつ注入 してください。 注意 ● 復圧操作一例:採液用シリンジのプランジャーを十分に (目安:約20mL)引 いた後バイアルに針刺しをすると、約10mLの空気が吸引されバイアル内を 復圧できます。 ● 針を刺すときはゴム栓の中心部に針を垂直に挿入します。 シリンジにフィルターを必ず取り付ける 注意 ● バイアル内の強い陰圧のため、 急速に規定量(12mL) を超えて注射用水がバイアル内に引き込まれます。 複数のバイアルを調製する場合であっても、注入用 のシリンジには必ず「12mLの注射用水」を準備 してください。 ● コアリング ※ 防止のため、 針を刺すときはゴム栓の 中心部に針を垂直に挿入します。 ● 溶解には必ず注射用水を用い、 それ以外のもの(生 は使用しないでください。 理食塩液等の電解質溶液等) 必ず添付のフィルター(孔径5μm)をシリンジに取り付けてく ださい。注射針をはずしてフィルターを開封し、シリンジに 取り付けます。注射針をフィルターにねじ込み、ロックします。 ※バイアルのゴム栓に注射針を穿刺するときに、ゴムの削片が生じ注射液に異物混入を起こす現象。 注射針をはずす フィルター開封 直ちにバイアルを振とうし、完全に溶解する 本剤は溶けにくいので、注射用水注入後は直ちに振とうし、 均一な黄色の半透明な液になるまで激しく振り混ぜてください。 フィルターを取り付ける 注意 注射針をフィルターに ねじ込みロックする ● 本フィルターは除菌フィルターではありません。 ● フィルターは汚染を避けるため、 使用直前に開封し、速やかに使用します。フィルター あるいはシリンジの結合部分(先端部分) を直接触らないように注意してください。 ● 添付のフィルター (孔径5μm)以外のものを用いないでください。また、各々 のバイアルについて新たなフィルターを使用してください。 注意 ● 1バイアルごとに注射用水12mLを注入し、直ち に激しく振とうしてください。 ● 溶解状態を目視にて確認し、溶け残りの小さな塊 を見つけた場合には、完全に溶解するまでさらに 振とうを続けてください。 溶解状態を確認 5%ブドウ糖注射液に希釈する 採取した溶解薬液をフィルターろ過しながら5%ブドウ糖注射 液に加え、静注用希釈液とします。使用前に、希釈液が半透明 であることを確かめてください。 〈参考〉 ● 2.5mg/kg/日未満投与の場合、100mL 完全に溶解した本剤は、黄色く半透明な液[4mg(力価)/mL] で泡立ちやすい状態になります。 (このときの薬液量は 12.5mLになります。) の5%ブドウ糖注射液に希釈する。 ● 2.5mg/kg/日以上投与の場合、250mL の5%ブドウ糖注射液に希釈する。 (希釈液の薬液は、0.2∼2mg(力価)/mLの 濃度において安定性が確認されています。) 注意 溶け残っている部分 不完全な溶解 完全に溶解 ● 希釈には必ず5%ブドウ糖注射液を用い、 それ以外のものは用いないでください。 注)添付フィルターは、アムビゾーム注射液の調製以外に使用しないこと。添付フィルターに関する情報は裏面参照。 適用上の注意 (5)投与時 1)本剤を投与する場合は1∼2時間以上かけて点滴静注すること。 2)本剤の点滴投与時にインラインフィルターを用いる場合、平均孔径1.2μm未満のフィルターを使用してはならない。 (孔径0.2μm及び0.45μmのインラインフィルターでは目詰 まりを生じる。) 3)他の薬物とは混合しないこと。また、 既に留置されている静注ラインは5%ブドウ糖注射液であらかじめ置き換えること。これができない場合には、 別のラインを使って投与すること。 (6)その他 可塑剤としてDEHP〔di-(2-ethylhexyl)phthalate ; フタル酸ジ-2-エチルヘキシル〕を含むポリ塩化ビニル製の輸液セット等を使用した場合、DEHPが製剤中に溶出するので、 DEHPを含まない輸液セット等を使用することが望ましい。 【使用上の注意】 医療機器承認番号:2 2 2 0 0 B Z X 0 0 6 9 2 0 0 0 機械器具 7 4 医薬品注入器 管理医療機器 注射筒用フィルタ JMDNコード:1 5 2 8 3 0 0 0 ミニザルトCA 5μm 【操作方法又は使用方法等】 【禁忌・禁止】 ・再使用禁止・再滅菌禁止 【使用目的、効能又は効果】 本品は、輸液・薬液から5μm以上の異 物・微粒子等を除去する、注射筒用の異 物微粒子除去フィルタである。 【形状・構造及び原理等】 本品はフィル タ 容 器とフィルタ膜とで 構成される。フィルタ容器内にろ過用の 親水性膜を配置している。 コネクター形状 ・入口側(一次側):メスルアーロック ・出口側(二次側):オスルアーロック 原 理 輸液・薬液はフィルタ入 口 側ポートから フィルタ内に入る。 微粒子、微小異物は フィルタ膜に捕捉され、液体のみがフィ ルタ出口側ポートから流れ出る。 材 質 ・フィルタ容器:アクリル樹脂 ・フィルタ膜:酢酸セルロース 【品目仕様等】 孔 径 5 μm フィルタ直径 28 mm 本品はディスポーザブル製 品であるの で、1回限りの使用のみで再使用・再滅 菌はできない。 【使用方法】 1. 注射筒に薬液を充填する前に、 約1mL の空気を注射筒内に引き込む。注射筒 の残液はこの空気で押し出され、残液 量が少なくなる。 2. ろ過する輸液を注射筒に充填する。 注意 : 10mL以下の注射筒を使 用す るとフィルタ内に過剰に圧がかかり、 最大使用圧力を超えることがある。 3. ブリスターパックのタイベック紙をは がす。 4. 片手にブリスターパックを持ち、入 口側のメスルアーロックに注射筒を しっかりと接続する。 5. 薬液の入った注射筒をゆっくりと押 し、最大圧力を超えないように圧を かける。 注意:フィルタ膜に微粒子・微小異 物が捕捉されるとフィルタ膜に圧が かかり注射筒を押しにくくなる。過 剰に圧がかかったら本品を交換する。 最大使用圧力以上のまま本品を交換 せずに使用すると容器が壊れたり、 フィル タ 膜が破れたりして、薬液に 異物が混入することがある。 重要な基本的注意 ・併用する医薬品及び医療機器の添付 文書を確認後、使用すること。 ・包装が開いていたり、汚損している 時は使用しないこと。 ・脂肪乳剤及び脂肪乳剤を含む医薬品、 ヒマシ油等の油性成分、 界面活性剤 又はアルコール等の溶解補助剤など を含む医薬品を投与する場合及びア ルコールを含む消毒剤を使用する場 合は、 コネクターのひび割れに注意 すること。[薬剤により接続部にひび 割れが生じることがある。] ・フィルタにひび割れが確認された場 合は、直ちに新しいものと交換する こと。 相互作用(医薬品との併用注意) ・接続部分にひび割れが生じる可能性があ るので以下の項目に十分注意すること。 ・アルコールを含む消毒剤で拭かない こと。 ・油性造影剤、脂肪乳剤を含む薬液を 使用した場合は、接続部を十分確認 すること。 ・本 品 の フ ィ ル タ 面 が 着 色 し た 場 合 は、フィルタの詰まりの恐れがある ので、新しいものと交換すること。 一般的注意 ・最大使用圧力は450kPaである。最大 使用圧力以上のまま使用していると フィルタ容器が壊れたり、フィルタ 膜が破れたりして、薬液に異物が混 入することがある。 ・10mL以下の注射筒を使用すると、 フィルタに過剰な圧力がかかり、最 大使用圧力を超えることがある。 ・フィルタ膜に微粒子や微小 異物が捕 捉されると、フィルタ膜に圧がかかり、 注射筒を押しにくくなることがある。 過剰に圧がかかる場合は、新しいもの と交換すること。 ・本品を空気除去の目的で使用しない こと。[フィルタの上流側に捕捉され た空気は流量以下の原因になること がある。] ・最高使用温度:50℃ ・接続部への硬質部材の医療機器との 接続に際し、過度の外力による破損 に注意すること。 ・使用済の本品を廃棄する場合には、 周囲の環境を汚染しないように注意 すること。また、血液による感染を 防ぐため、医療廃棄物として適正に 処理すること。 ・本品は医家向け製品であり、医師又は 専門家の指示に従って使用すること。 ・開封後は、無菌的に操作すること。 ・単回使用とすること。 ・再使用、再滅菌しないこと。 【貯蔵・保管方法及び使用期間等】 貯蔵・保管方法 ・水濡れに注意し、直射日光・紫外線・ 高温多湿を避けて保存すること。 有効期間・使用の期限 ・個別包装の使用期限欄に記載:滅菌日 より5年 (製造元のデータによる) 【製造販売業者および製造業者の氏 名又は名称及び住所】 製造販売元 日本アメリケア株式会社 〒180-0022 東京都武蔵野市境 2-2-18 電話番号 0422-60-2766 製造元 ザルトリウス・ステディム・バイオテック 株式会社 Sartorius Stedim Biotech GmbH (Germany) 288300 - 03CT
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