築港地区の景観について 1)築港地区の景観上優れた資源 天保山ハーバービレッジ 天保山ハーバービレッジは、市民に親 しまれる港をめざし、文化・交流・レク リェーション空間として整備された。 水族館や商業施設、ギャラリー、ホテ ル、観覧車など、複合的なアミューズ メントエリアとして人気が高く、大阪 の観光名所の一つである。個々の建築 物は個性的だが、うまく調和し、ウォ ―ターフロント独特の雰囲気を醸し出 している。 築港赤レンガ倉庫 築港赤レンガ倉庫は、大正12(1923) 年に住友倉庫によって建設された大阪 に残る数少ないレンガ建築である。北 側の倉庫は2階建て・高さ13m、南 側は1階建て高さ・13mだが、倉庫と しての役目を終え、現在は大阪市が取 得し、管理している。現在は国際的な 芸術活動の拠点としての再生を図って いるが、建物は非公開となっている。 赤茶けたレンガの倉庫のまちなみは、 重厚で、歴史の重みが感じられる。 隣接の天保山ハーバービレッジは「大阪まちなみ百選(大阪府選 定)」「大阪ミュージアム構想(大阪府登録)」に 景観上優れた まちなみとして評価されている。 (1)大阪まちなみ百選 府内にある美しいまちなみを改めて見つめなおし、守り育てるため、 また国内外から大阪を訪れる人々に感動を与えるような、景観上優れ たまちなみなどを広く知ってもらうために、まちなみ百景を選定(大 阪府) 築港地区では、「天保山ハーバービレッジ」と「築港赤レンガ倉庫」 が選定されている (2)大阪ミュージアム構想 歴史的なまちなみや豊かなみどり・自然など、その場に立てばすばら しい「空気感」を感じることのできる、魅力的な地域資源がたくさ んある。まち全体をミュージアムに見立て、魅力的な地域資源を発 掘・再発見し、磨き・際立たせ、結びつけることにより、大阪のまち の魅力を内外に発信する「大阪ミュージアム構想」を推進している (大阪府) 築港地区では、「天保山ハーバービレッジ」と「築港赤レンガ倉庫の まちなみ」が選定されている 2)中央突堤からの夕陽 中央突堤からの眺め 先端にウッドデッキがある中央突堤から見る 夕陽の美しさは大阪港随一であり、市民団体か ら「ダイヤモンドポイント」とも呼ばれている. 参考資料10 命名:みなアート会 設置:築港・天保山にぎわいまちづくり 実行委員会 (旧名称:みなと秋まつり実行委員会)
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