文教福祉常任委員会会議記録 日 時 平成26年11月19日(水曜日) 午前10時 4分 開議 場 所 水戸市議会 第3委員会室 午前11時54分 散会 ──────────────────────── 付託事件 (1) 平成25年陳情第2号,平成25年陳情第6号 (2) 所管事務調査 ──────────────────────── 1 本日の会議に付した事件 (1) 陳情審査 ① 平成25年陳情第2号 市民後見人の育成及び活用を図るために必要な施策の推進についての陳情 ② 平成25年陳情第6号 水戸市立図書館への指定管理者制度導入に関する陳情 (2) 報告事項 (第4回定例会提出予定案件) ① 水戸市難病患者見舞金の支給に関することについて (障害福祉課) ② 水戸市立養護老人ホームに関することについて (高齢福祉課) ③ 水戸市立見川中学校増改築工事について (学校施設課) ④ 水戸市開放学級事業の実施に関することについて (総合教育研究所) ⑤ 弘道館・水戸城跡周辺地区の歴史まちづくり基本構想について (文化課) ⑥ 新体育館整備構想について (スポーツ課) (3) その他 2 出席委員(5名) 委 員 長 細 谷 委 員 安 藏 委 員 袴 塚 黒 木 春 孝 幸 君 副委員長 大 津 亮 一 君 栄 君 委 員 中 庭 次 男 君 雄 君 勇 君 委 員 藤 田 精 治 君 博 君 議 員 村 田 進 洋 君 君 保健福祉部 副 部 長 兼 福祉事務所 副 所 長 清 水 登 美 男 君 3 欠席委員(2名) 委 員 4 委員外議員出席者(2名) 副 議 長 五 十 嵐 5 説明のため出席した者の職,氏名 保健福祉部長 兼福祉事務 所 長 秋 葉 欣 二 -1- 福祉事務所 参 事 兼 福祉総務課長 出 澤 秀 行 君 福祉事務所 参 事 兼 生活福祉課長 播 田 実 保健福祉部 参 事 兼 介護保険課長 豊 﨑 和 馬 君 障害福祉課長 小 山 高齢福祉課長 大 曽 根 明 子 君 子ども課長 柴 﨑 国保年金課長 田 中 誠 一 君 保健センター 所 長 長 須 賀 消 長 鈴 木 重 之 君 消 防 次 長 庄 司 消防本部参事 黒 田 信 次 君 消防本部技監 綿 引 北消防署長 大 津 孝 司 君 南消防署長 久 保 消防総務課長 小 泉 直 紀 君 火災予防課長 石 消防救助課長 大 越 唯 行 君 救 急 課 長 教 長 本 多 清 峰 君 教育委員会 事務局参事 今 川 宗 男 教育委員会 事務局技監兼 学校施設課長 七 字 裕 総合教育研究 所 長 小 幼児教育課長 一 君 忠 君 佳 子 君 良 明 君 博 君 信 明 君 幹 男 君 川 隆 君 鈴 木 豊 君 教 育 次 長 中 里 誠 志 郎 君 君 教育委員会 事務局参事兼 教育企画課長 増 子 孝 伸 君 二 君 教育委員会 事務局参事兼 中央図書館長 岡 田 豊 明 君 野 司 寿 男 君 学校教育課長 三 宅 修 君 篠 原 勤 君 生涯学習課長 塚 原 広 孔 君 文 化 課 長 武 田 馬 君 スポーツ課長 五 上 義 隆 君 総 合 教 育 研究所副所長 鈴 木 功 君 加 藤 文 君 記 安 田 理 恵 君 防 育 和 俊 6 事務局職員出席者 議事課長補佐 兼法制調査係長 清 -2- 書 午前10時 4分 開議 ○細谷委員長 おはようございます。 定足数に達しておりますので,ただいまから文教福祉委員会を開会します。 議事に先立って,黒木委員,藤田委員,大録内原中央公民館長が病気療養のため欠席との連絡がありまし たので,御報告いたします。 この際,御報告します。 本日,一般傍聴人2名がお見えになりますので,よろしくお願いします。 〔傍聴人入室〕 なお,本日,茨城新聞社より録音の申し込みがあり,これを許可いたしましたので御了承願います。 それでは,これより議事に入ります。 初めに,陳情審査を行います。 平成25年陳情第2号 市民後見人の育成及び活用を図るために必要な施策の推進についての陳情を議題 とします。 それでは,本陳情につきまして,御意見等がございましたら発言願います。 中庭委員。 ○中庭委員 これまでもこの陳情はですね,採択すべきだと,特に高齢者がふえて介護保険を受けなければ ならない,その場合に,例えば認知症などで本人の能力がなかなかない場合には,後見人が必要というのが ありますので,その点ではですね,多くの方が後見人になれるこういうシステムをつくる必要があるのでは ないかと思いますので,この陳情については賛成をしたいと思います。 以上です。 ○細谷委員長 ほかにございませんか。 袴塚委員。 ○袴塚委員 この件については,いずれにしても取り組まなければならない事業だというふうに思っており ますので,検討していきたいというふうに思いますが,今日のところはこれからの社会福祉協議会,または 保健福祉部等の取り組みの状況を見ながらですね,さらによりよい成年後見人のあり方,また市民後見人の あり方を研さんしていかなければならないというふうに思いますので,継続審査とさせていただきたいとい うふうに思います。 ○細谷委員長 ほかにございませんか。 〔発言する者なし〕 ○細谷委員長 ただいまの平成25年陳情第2号につきましては,継続審査とすることでいかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○細谷委員長 御異議なしと認め,継続審査といたします。 次に,平成25年陳情第6号 水戸市立図書館への指定管理者制度導入に関する陳情を議題とします。 それでは,本陳情につきまして,御意見等がございましたら発言願います。 中庭委員。 -3- ○中庭委員 この陳情については,賛成をいたします。その理由としてはですね,市立図書館の民間委託は ですね,働く人の賃金を引き下げるという行革の一環でありまして,既に3,600名の民間委託に反対す る署名が8月末に水戸市立図書館を育てる会から提出をされました。そして,さらに6月の水戸市立図書館 協議会でもですね,4人の委員の方から民間委託はすべきではない,時期尚早だという意見も出されました。 そして,全国ではですね,民間委託をしている市立図書館は1割にすぎないということでありまして,今 年9月8日にですね,山口県下関市では民間委託をしている市立図書館を市の直営に戻すということを表明 をしておりまして,その理由としてはですね,市民サービスが低下する,リファレンス,図書案内が不十分 になるということで直営に戻すということでありましたので,私はこの陳情について賛成いたします。 以上です。 ○細谷委員長 ほかにございませんか。 袴塚委員。 ○袴塚委員 この件については,今,中庭委員さんのほうから採決をすべきだというお話がございました。 いずれにしても,長くこれまで研さんをしてきたところでございますけれども,何が一番大切かというと, 働く人の賃金が下がるとか上がるとかという論議ではなくて,図書館を利用する方にとっていかに使いやす い図書館になるかということが一番大きな観点だというふうに思っています。 行政の中ではもとに戻したり,それから先に進んだり,こういうことがあるわけでございますけれども, 本市においても政策決定の中で,やはり使いやすい図書館を目指していくと,こういうことが私は一番大事 なんだというふうに思っています。 この陳情があることによって政策決定,もしくはよりよい図書館のあり方,そういったものの検討が中座 していると,こういうようなことがあると,私たち委員会にとってもですね,大きなマイナスになるという ふうに思っていますし,これは中庭委員さんの御意見どおり採決すべきかなと,このように思っています。 ただ,これまで文教福祉委員会の中では,休みの方がおいでのときには採決をしないと,こういうことで 今までやってまいりました。しかし,これまでの審議経緯を考えますと,黒木委員さん,そして藤田委員さ んのほうからも,この問題については早急に決定をすべきだろうと,こういうふうな御意見もあったように 私は思っております。また,ここにお二人,同じ会派の方もお見えになっておりますので,こういう方から もその件についてのおうかがいをさせていただきながら,ぜひ採決をしていきたいと,いっていただきたい というふうに思っています。 ただ,これまでの慣例を破るということではなくて,今回議会前ということでありますから,早急な決断, こういうことも必要だというふうに思っていますので,委員長のほうで前例にしないというようなことをで すね,お取り計らいをいただきながら採決に向けて委員会を進めていただければ大変ありがたいと,このよ うに思っております。 ○細谷委員長 今,袴塚委員から申されましたように,今日,黒木委員と藤田委員が欠席であります。今, 袴塚委員から出ましたようにね,前例云々じゃなくて,やはり12月の定例会前に採決しようということで ありますので,この件について進めていきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。 安藏委員。 -4- ○安藏委員 今,袴塚委員からいろいろお話がありました。実は,藤田委員さんからも前回の委員会で採決 の話もいろいろあったんですけれども,議会前の委員会に採決しようという,多分約束があったと私は記憶 をしております。 そういう中で,指定管理者制度の導入に関する陳情でありますけれども,そもそも私は陳情,あるいは請 願が出た場合には,市民の皆さんの立場になってできれば採択したいという気持ちは,私も以前の委員会か らもそういうふうに思っております。 しかし,この陳情に関しましては,過去9回でしたか,図書館協議会がありまして,中庭委員さん,私も それぞれ委員として市民の代表の方々と一緒に,本当にそれこそ真剣な議論を重ねてまいりました。そうい う中で,先ほど話に出ましたけれども,何人かの方から反対の意見がありました。それも私も十分承知をし ておりますけれども,基本的に市民サービスの向上の件もありますが,利用率をいかにして上げるかという ことを,私は最初からそうするためにはどうすればいいんだということで発言をしてまいりました。 そういう中で,いろんな指定管理者制度導入に対する全国の動きのこともいろいろ勉強させてもらいまし たけれども,中央図書館が全6館の中のコントロールタワーとして,指定管理者制度が導入されてもその部 分でしっかり対応ができるということで,私はそのほうに大いに期待をして,市民の皆さんがもっともっと 図書館を利用して知の文化といいますか,そういう部分で推進されていければ,もっともっと利用率が上 がってサービスも向上するんじゃないかということで,ぜひこの陳情に対しましては,私は反対せざるを得 ないという立場で今日は採決をしていただきたいと思います。 以上でございます。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 今ね,袴塚委員,それから安藏委員からお話がありましたが,私はですね,今,安藏委員はね, 中央図書館が直営であれば,残りの地区図書館はコントロールできるということでありますが,しかし,こ れはあくまでも地区図書館は全て民間委託ということになりまして,業者の意向のもとで運営されていくと いうことが基本なんですよね。中央図書館があるから,直営だから民間委託の弊害を少なくすることができ るということではないということをまず述べておきたいと。 それから2つ目はですね,もともと市立図書館というのは,指定管理者制度になじまないというのが一貫 してこれは国も言っておりました。2011年のときに片山総務大臣がですね,本来,公立図書館は指定管 理することにはなじまない施設なんだと。要するに,図書館は業者のもうけがやはり一番の狙いになってし まって,市民サービスがですね,結局は後回しになってしまう。だから,全国で1割しか民間委託は導入さ れていない。 逆に,民間委託から直営に戻したところ,先ほどのところもあるということでありますので,私はですね, 今日の段階でこれを否決するということは,市民からも3,600名の署名が出されている。そして,私は 賛成するという意見をね,ほとんど聞いたことがない。という中でですね,市民の声を代表するべき議会が ですね,市民の声を無視してですね,この陳情を否決するということは私は許されない,市民不在のやはり 議会になってしまうということなので,私は否決することについては反対であります。 そしてまた,まだこの問題について私はですね,専門家なんかも呼んで,当然,いろいろこの文教福祉委 -5- 員会の中で議論すべきだというふうに思うんですよね。市民を育てる会などではですね,専門家なんかも呼 んで,いろんな公立図書館というのは,指定管理者制度にした場合にどういう問題があるのかということで, これまでも何回も学習会を持たれ,私も参加いたしましたが,結局はですね,市民サービスの低下になって しまうということが明らかになっておりますので,私はこれを否決することについては反対でありまして, あくまでもこの陳情は採択すべきだと思います。 以上です。 ○細谷委員長 それでは,お諮りします。平成25年陳情第6号を採決したいと思いますが,これに御異議 ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○細谷委員長 御異議なしと認め,これより挙手によって採択いたします。 平成25年陳情第6号 水戸市立図書館への指定管理者制度導入に関する陳情につきまして,採択するこ とに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕 ○細谷委員長 挙手少数であります。 よって,平成25年陳情第6号は不採択とすることに決しました。 それでは,審査の過程で出されました皆様の御意見を踏まえて,次の定例会に報告してまいりたいと思い ます。 なお,委員長報告書の作成につきましては,正副委員長に御一任を願いたいと思いますが,これに御異議 ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○細谷委員長 御異議なしと認め,そのようにさせていただきます。 以上で,平成25年陳情第6号につきましての審査を終わります。 なお,継続審査とすることにいたしました平成25年陳情第2号につきましては,当委員会より議長に対 して,閉会中継続審査の申し出を行うことになりますので,御了承願います。 以上で陳情審査を終わります。 次に,報告事項の説明を行います。 本日の報告事項は6件でございますが,日程中(1)から(4)までの4件につきましては,いずれも第4回定 例会に提出が予定されている案件でございますので,本日は説明を行うにとどめ,質疑は付託後に行いたい と思いますので,御了承願います。 それでは,初めに水戸市難病患者見舞金の支給に関することについて,執行部から説明願います。 小山障害福祉課長。 ○小山障害福祉課長 それでは,水戸市難病患者見舞金の支給に関することについて,障害福祉課提出の資 料で御説明いたします。 初めに,改正理由でございますが,水戸市では,茨城県が実施する一般特定疾患治療研究事業に基づく医 療給付を受けている難病患者に対して,平成20年度から月額3,000円の難病患者見舞金を支給してお -6- りますが,平成26年5月30日に公布されました難病の患者に対する医療等に関する法律(平成26年法 律第50号)が平成27年1月1日に施行され,医療給付の対象となる難病が拡大されることから,水戸市 難病患者見舞金の支給に関する条例の一部を改正するものでございます。 次に,改正内容でございますが,これまで一般特定疾患治療研究事業に基づき,56疾患の難病患者に対 して医療給付が行われてきましたが,難病の患者に対する医療等に関する法律の施行により,平成27年 1月1日から指定難病として110疾患に拡大され,医療給付が行われることになりました。さらに,平成 27年夏ごろには,110疾患から300疾患に拡大される見込みとなっております。 また,現行の56疾患のうち,同法の対象外となるスモンにつきましては,原因が薬害であること,難治 性肝炎のうち劇症肝炎,重症急性膵炎は症状が激しいのは発生期で慢性化しないことから,同法に基づく指 定難病ではなく,引き続き一般特定疾患治療研究事業の対象として医療給付が行われることになりました。 これらに伴い,水戸市難病患者見舞金の受給資格者となる難病患者の定義を,同法に基づく特定医療費の 支給認定を受けた者とするとともに,これまでどおり研究事業の対象となる3疾患の難病患者についても見 舞金の受給資格者とするため,関係規定の整備を行うものでございます。 改正文につきましては,裏面の新旧対照表で御説明いたします。 第2条の難病患者の定義を現行の「茨城県が実施する一般特定疾患治療研究事業に基づく医療給付を受け ている者」を,「茨城県から,難病の患者に対する医療等に関する法律(平成26年法律第50号)第7条 第1項に規定する支給認定又は一般特定疾患治療研究事業に基づく医療給付の認定を受けている者」に改め るものでございます。 付則といたしまして,この条例は平成27年1月1日から施行するとしております。 3ページには条例改正の参照条文として,難病の患者に対する医療等に関する法律の抜粋を記載しており ますので,後ほどお目通しをお願いいたします。 説明は以上でございますが,本件につきましては,難病患者見舞金の増額補正予算とあわせ,第4回水戸 市議会定例会に議案として提出してまいりますので,よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○細谷委員長 次に,水戸市立養護老人ホームに関することについて,執行部から説明願います。 大曽根高齢福祉課長。 ○大曽根高齢福祉課長 それでは,水戸市立養護老人ホームに関することにつきまして,高齢福祉課提出の 資料により御説明申し上げます。 まず,1の改正理由でございますが,開江老人ホームと酒門老人ホーム白寿荘の統合に伴いまして,酒門 老人ホーム白寿荘を廃止するとともに,開江老人ホームの定員を変更するため,水戸市立養護老人ホーム条 例の一部を改正するものでございます。 次に,2の改正内容でございますが,裏面の新旧対照表をごらんいただきます。 まず,条例名でございますが,水戸市立養護老人ホームが1カ所となることから,水戸市立開江老人ホー ム条例に改めます。 次に,第2条におきまして,酒門老人ホーム白寿荘の名称と位置を削ります。第3条におきましては,開 -7- 江老人ホームの定員を90人から110人に改め,酒門老人ホーム白寿荘の定員を削るものでございます。 資料の1ページにお戻りいただきまして,3の条例の施行期日といたしましては,平成27年3月1日か らとするものでございます。 本件につきましては,平成26年第4回水戸市議会定例会に議案として提出してまいりたいと考えており ます。よろしくお願いいたします。 ○細谷委員長 次に,水戸市立見川中学校増改築工事について,執行部から説明願います。 七字技監兼学校施設課長。 ○七字教育委員会事務局技監兼学校施設課長 それでは,水戸市立見川中学校増改築工事につきまして,学 校施設課提出資料により御説明をいたします。 本工事につきましては分割して発注しておりますので,工区ごとに御説明をいたします。 初めに,水戸市立見川中学校増改築工事(1工区)工事でございます。工事場所につきましては,水戸市 見川2丁目,工事概要につきましては,全体延べ面積7,638.57平方メートルのうち3,804.91平 方メートルでございます。請負予定金額は,7億1,582万4,000円でございます。仮契約者につきま しては,関根・西山・北島特定建設工事共同企業体で,代表者は水戸市常磐町2丁目3番17号,株式会社 関根工務店,代表取締役関根貴雄でございます。構成員は代表者のほか,水戸市東原3丁目5番18号,株 式会社西山工務店,代表取締役西山孝及び水戸市住吉町141番地の2,有限会社北島工務店,代表取締役 北島忠でございます。 次に,水戸市立見川中学校増改築(2工区)工事につきましては,工事場所は水戸市見川2丁目,工事概 要につきましては,全体延べ面積7,638.57平方メートルのうち3,833.66平方メートルで,請負 予定金額は,7億9,704万円でございます。仮契約者につきましては,昭和・コスモ・水戸土建特定建 設工事共同企業体で,代表者は水戸市千波町1905番地,昭和建設株式会社,代表取締役社長平塚博でご ざいます。構成員は代表者のほか,水戸市けやき台2丁目13番地2,コスモ綜合建設株式会社,代表取締 役池田勇夫及び水戸市袴塚3丁目10番41号,水戸土建工業株式会社,代表取締役荒川芳和でございます。 ページを返していただきまして,2ページに参考といたしまして見川中学校増改築工事全体の概要を示し ておりますので,お目通しをお願いいたします。 次に,資料の説明でございます。 3ページは配置図となります。今回工事対象となりますのは,中学校校舎と表示しております黒塗りの施 設でございます。建物内に斜線で1工区,2工区と表示しておりますのが工区分けのラインでございます。 また,配置図にはその他の計画施設でございます屋内運動場武道場,小学校校舎,幼稚園園舎などを点線で 表示しております。 次に,4ページ,5ページは平面図でございます。 4ページが上から1階平面図,2階平面図,5ページが上から3階平面図,4階平面図でございます。斜 線で工区分けの表示をしております。 次に,ページを返していただきまして,6ページ,7ページが各方向からの立面図でございます。 6ページが南側と西側の立面図,7ページが北側と東側の立面図でございます。 -8- 次の8ページは,小学校,幼稚園を含む既存配置図となっております。 資料の説明は以上でございますが,本工事につきましては,平成26年第4回水戸市議会定例会に議案と して提出してまいりますので,よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○細谷委員長 次に,水戸市開放学級事業の実施に関することについて,執行部から説明願います。 鈴木総合教育研究所副所長。 ○鈴木総合教育研究所副所長 それでは,水戸市開放学級事業の実施に関することにつきまして,総合教育 研究所提出の資料により御説明いたします。 開放学級事業は,昼間保護者が就労等で家庭にいない小学校1年生から3年生までの児童に放課後の安定 した遊びや生活の場を与え,利用児童の健全育成及び子育て支援の充実を図ることを目的に行っている事業 でございます。総合教育研究所では,33小学校で52学級の開放学級を実施しております。 今回の1の改正理由でございますが,今後予定されております子ども・子育て支援新制度の実施に伴う児 童福祉法の改正により,水戸市開放学級事業の実施に関する条例に定める対象者と職員について,厚生労働 省令及び水戸市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例に則しまして,水戸市開 放学級の実施に関する条例の一部を改正するものでございます。 2の改正内容についてでございますが,2ページ以降の新旧対照表にて説明をいたします。 初めに,条例第4条第1号に規定する対象者でございますが,これまでは,「市内に居住し,かつ,小学 校の第1学年から第3学年までに在学する児童」としておりましたが,子ども・子育て支援新制度におきま しては,支援の対象が小学校に就学している児童に拡大されますことから,「市内に居住する児童」と改正 をいたします。 また,施設の状況により開放学級事業の実施に支障がある場合,例えば学校に余裕教室がなかったり,開 放学級を行うための専用棟を建設する期間におきまして,対象の児童を受け入れるスペースが物理的にふや せない状況にある場合など,また,指導員の確保が困難などの理由で入級を希望する児童の受け入れが困難 な状態にある場合が想定され,条例施行日の時点において施設の整備が伴わないことが想定されますので, 第6条第2項といたしまして,「教育委員会は,施設の状況により開放学級事業の実施に支障があると認め る場合においては,利用を許可しないことができる。」という条文を加えることといたします。 それによりまして,第6条に第2項が加わったことから,次の第7条の「前条各号」を「前条第1項各 号」に改めます。 次に,第8条の「指導員」を「放課後児童支援員」に改めますとともに,第1項におきまして,開放学級 事業に従事する支援員について,根拠条例の規定を追加するものでございます。また,文言の整理といたし まして,第4条第2号,第6条第2号,第8条第2項第2号及び第11条第2号の「その他」を「前号に掲 げるもののほか,」と一括して文言の整理を行うものでございます。 施行期日につきましては,子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育,保育等の総合的な提 供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行の日から施 行するものでございます。こちらの施行日につきましては,現在,国のほうでもちょっと未定となっており -9- ます。 また,第4条第2号,第6条第2号,第8条第2項第2号及び第11条第2号の文言の改正につきまして は,交付の日からといたします。 また,条例の施行日前の申請等の対応を行うために,準備行為の付則を設けております。 本件につきましては,12月の水戸市議会定例会に議案として上程してまいりたいと考えております。よ ろしくお願いいたします。 ○細谷委員長 以上で,第4回定例会提出予定案件についての説明は終了しました。 この際,委員より資料請求がございましたら発言願います。 中庭委員。 ○中庭委員 難病患者見舞金の問題ですけれども,1月から国の法律が変わって,56疾患から難病が 110疾患に拡大されるということで,これに伴う条例改正ということでありますが,これが拡大されるこ とはですね,多くの国民の皆さんが望んでいたことで,非常にこれは評価すべきだと思います。 そこで,資料請求としてはですね,見舞金の支給拡大によって,一体何人ぐらい対象人数がふえていくの かということが1つ。それから,現在,どのぐらいの方にこの見舞金を支給しているのかという件です。そ れから,今この見舞金の支給が月額3,000円ですが,これによって予算的には幾らぐらいふえていくの かということについて提出をしていただきたいと。 それから,できれば56疾患から110疾患に拡大されますよね。この110疾患というのはどのような 難病なのか,固有名詞で明らかにしていただきたいと思います。いろいろ私も県の難病国体連絡協議会に関 係する者として,非常にこの難病指定の拡大というのは強い要求なんですよね。ですから,そういう点でこ れは積極的な条例だと思いますので,その点,詳しく資料を提出していただきたいと思います。それが1つ です。 2つ目はですね,水戸市立養護老人ホームに関することでありますが,これは高齢福祉課が担当だという ことなんです。来年3月1日から実施ということになると,来年の1月か2月に酒門老人ホームが廃止に なってしまうということなんですが,定員がこれまでは開江老人ホームが90人,そして酒門老人ホームが 50人ですから,140人から今度110人に減ってしまうということなので,現在の人数はどうなってい るのかね,現在,何人入所していて,これによって,例えば入れない人が亡くなってしまうのは大変なので, その現状がどうなのか資料で提出していただきたいと思います。 それから,職員体制がどんなふうになるのかと。現在の開江老人ホームと,それから酒門老人ホームの職 員体制がどうなっていて,その職員体制は今度1つに,統廃合によって開江老人ホームに統合されるんです けれども,これはどういうふうに変化するのか。例えば臨時職員とか,正職員がどういうふうになっていく のかね,臨時職員は契約解除になってしまうのかどうかも含めてですね,どのような体制になっていくのか 資料提出していただきたいと思います。 それからですね,開江老人ホームに行く人数ですね,酒門老人ホームから開江老人ホームに行く人数につ いても資料として提出していただきたいと思います。 それから3つ目はですね,見川中学校増改築工事についてなんですけれども,ここではですね,合わせる -10- と約15億円です。約7億1,500万円と約7億9,700万円ですから,約15億2,000万円という 大変な工事なんですが,一つ資料としてはですね,中学校校舎の全体の工事費の中でこの2つの工事が行わ れるんですけれども,全体工事費というのは幾らぐらい予定していらっしゃるのかね。 それから,2つ目はですね,今見ましたらば,ほぼ全く同じ面積ですよね,3,804.91平方メート ルと3,833.66平方メートルなんですけれども,額がですね,8,200万円の差があるんです。何で こんなに差があるのかね,同じところを2つに分けて工事したのに,何でこんな差になってしまったのか。 これはどういうことでこうなったのか,例えば入札でなったのか,それとも何かあったのか,積算でこんな に差があるのは,例えばね,昔,市営河和田住宅の建設で全く同じ計画があって,同じ者がつくったんだけ れども,1億円以上差があったことがあったんですよね。委員会では大丈夫なのかということがあったので, その点ね,何でこんなに差が出たのか,積算根拠みたいなものを明らかにしていただきたいと,お願いをし たいと。 それからですね,今回は校舎ができますが,今後のスケジュールですね,大ざっぱでいいですから,校舎, それから体育館,それから小学校,幼稚園というのがありますが,大体の工区についてのスケジュールみた いな資料を提出していただきたいと思います。 それから4番目のですね,水戸市開放学級事業の実施に関することということで,これまで小学校3年生 までであったのを6年生までとするということで,これは子ども・子育て支援新制度の中で出るんですけれ どもね,今回これは消費税の10%への増税を前提としてその法律がつくられました。今回,増税は延期す るということであります。私は,延期じゃなくて消費税の増税は中止すべきだと思うんですが,これによっ て来年4月からのこの開放学級,要するに小学校6年生までの事業というものはどうなっていくのかね,そ こについてもその関係について資料提出していただきたいと思います。 それから…… ○細谷委員長 中庭委員さん,そんなの質疑の中で聞くんじゃないの。資料,資料ってそんなのおかしいよ。 みんな資料,資料って。 ○中庭委員 いやいや,だから私は…… ○細谷委員長 質疑の中で聞けるだろうよ。 ○中庭委員 じゃ,この3はいいでしょう。4の,あのね…… ○細谷委員長 少し考えて発言してよ。 ○中庭委員 それから2番目ね,今度この条例の中で実施するところと実施しないところがあるというのが 出てますよね,これね。いろいろ基準があるんですけれども,一体何校ぐらいで来年実施するのか,その基 準というのは何なのか明らかにしていただきたいと。 それから,支導員の今の現状をですね,今現状でどうなっているのかと。今度は支援員ということになり ますが,現状は何人ぐらいいらっしゃって,そして学年を拡大すれば何人ぐらいの支援員がふえていくのか, それも資料提出していただきたいと思います。 以上です。 ○細谷委員長 ほかにはございませんか。 -11- 〔発言する者あり〕 ○袴塚委員 資料請求があったんだけれど,単なる答弁で十分済む部分もあるんでね,その辺については資 料は認めますが,執行部の方とよく御相談していただいて,資料とすべきもの,答弁で代替するもの,この 辺を精査していただきたい。そして,その部分についての資料請求は,私は認めたいというふうに思ってい ます。 ○細谷委員長 今,私も正直,工事なんかですね,入札をやっている中で,単価が多少違うのはいろいろあ りますので,同じものをやっても違うパターンになりますので,今,中庭委員さんからいろいろ資料請求が ありました。私も請求したいとは思いますが,やはり質疑でできるやつは質疑の中で,逆に執行部にはそれ なりの仕事もきちんとやってもらうのは我々の務めでありますので,資料請求じゃなくて認識を持って,あ とは,今,中庭委員さんから資料請求がございましたが,正副委員長で整理してやることに御異議ありませ んか。 ○中庭委員 私は,ちゃんとした資料がなければ,例えばこれは…… ○細谷委員長 中庭委員さんよ,整理して出すから。 ○中庭委員 委員長待ってよ。それで,例えば職員体制はどんなふうになるのかとかね,例えば老人ホーム なんかね。そして,開江老人ホームに行くのは何人なのかとか,そういうのは資料として出るでしょうよ, そんなのはね。 それから,例えば難病患者見舞金がね,この条例によって何人ぐらいふえていくのかとか,予算的にそう いうものが,そういうものがなければ…… ○細谷委員長 精査しますんで。 ○中庭委員 よく議論をするということであって,委員会でよくわかるように資料を提出してもらってやっ ていただきたいと思います。 ○細谷委員長 資料については整理して,執行部と協議して進めたいと思いますので,委員会として執行部 に提出を求めたいと思いますが,いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○細谷委員長 それでは,次回の委員会に提出願います。 次に,弘道館・水戸城跡周辺地区の歴史まちづくり基本構想について,執行部から説明願います。 武田文化課長。 ○武田文化課長 それでは,弘道館・水戸城跡周辺地区の歴史まちづくり基本構想について,御説明いたし ます。 説明は概要版として提出いたしましたお手元の文化課提出資料①により御説明のほうをさせていただきま す。 初めに,1として策定の趣旨でございます。 弘道館・水戸城跡周辺地区につきましては,世界遺産登録を目指す弘道館や水戸彰考館跡,水戸城薬医門, 義公生誕の地など豊かな歴史的資源が現存しており,市民の郷土愛を育み,そして中心市街地のにぎわいを 創出する上でも重要な地区として捉えております。 -12- このたび,水戸市第6次総合計画に位置づけた水戸の顔にふさわしい歴史まちづくりを総合的に推進する ため,本基本構想を策定したものでございます。 次に,2の歴史まちづくりの基本方針でございますが,本基本構想の総論におきましては,基本理念を, 水戸の顔にふさわしい天下の魁の精神を受け継ぐ歴史・文化交流拠点の形成と定めております。 また,歴史まちづくりの視点として,多くの市民や観光客が本地区を訪れ,その魅力を発見できるよう, 誰もが水戸城を感じることができる歴史的空間づくり,水戸城跡の魅力資源をつなぎ,楽しく歩きたくなる 回遊性の創出,そして,歴史的資源や回遊空間の保全・活用による,市民や観光客の交流拠点づくりという 3つの視点を定め,本地区の歴史まちづくりに取り組んでいくものでございます。 2ページに移りまして,施策の大綱として,魅力ある歴史的建造物の復元整備を初め,歴史の感じられる 歩行者空間の形成,中心市街地のにぎわいと交流の創出など基本理念の実現に向けた5つの施策の大綱を定 めたものでございます。 次に,3の主要施策につきましては,本基本構想における各論の中で施策の大綱ごとに定めた事業のうち, 主なものを記載させていただいております。 概要につきましては,恐れ入りますが,2枚目の左上に地区の歴史まちづくりの整備構想と記しましたA 3版カラーの図面をごらんいただきます。 初めに,青色で囲みました上段の1の魅力ある歴史的建造物の復元整備といたしましては,本地区の歴史 的魅力をさらに高め,交流人口の増加や学校教育,社会教育面での活用が図られるよう,これまでの発掘調 査や絵図,小写真などの調査成果,そして世界遺産登録を目指す弘道館や水戸駅北口ペデストリアンデッキ からの眺望景観などを踏まえ,戦災等で失われた旧水戸城歴史的建造物のうち資料の中央部に青色でお示し しました大手門,二の丸隅やぐら,そして大手門と二の丸隅やぐらをつなぐ土塀の復元整備を進めてまいり ます。 次に,中段の右側の赤色で囲みました2の歴史の感じられる歩行者空間の形成として,水戸駅北口,そし て弘道館を起点として想定いたしまして,都市計画図上に赤色の実線でお示ししました歩行者系ネットワー クを基本とした回遊ルートを設定したところでございます。 その上で,弘道館正門前から大手橋,水戸市立第二中学校前,県立水戸第三高等学校正門前を通り,国道 51号に至る市道上市205号線など赤色の破線でお示しした7路線につきまして,車道は土色系舗装,歩 道は白御影石調ブロック,そして電線地中化,ライトアップ施設の設置を基本とした道路景観整備を進めて まいります。 これら7路線のうち水戸市立第二中学校前の市道上市205号線につきましては,水戸城のメーン通りに 位置し,回遊ルートのメーンともなることから,道路景観整備後のイメージとしてお示ししたように,視覚 的な誘導を図ってまいります。 具体的には,茨城大学や茨城県の御協力をいただき,茨城大学教育学部附属小学校と県立水戸第三高等学 校の外構を水戸市立第二中学校と同様に白壁塀として再生整備するとともに,北からの登城口である杉山門, 南からの登城口である柵町坂下門の再生整備に取り組んでまいります。 さらに,都市計画図の中で紫色で表記した弘道館東側用地,そして,同じく紫色で表記した義公生誕の地 -13- につきましては,お休みどころを含めた用地の有効活用方策を検討してまいります。 以上の歴史の感じられる歩行者空間の形成に向けた事業につきましては,茨城県が施工いたします水戸警 察署前の国道118号線を除き,都市計画部市街地整備課が担当課となっております。 本地区の歴史まちづくりにつきましては,ただいま御説明いたしましたハード事業に加えまして,下段左 側に黄色で囲みました3の中心市街地のにぎわいと交流の創出に向けたソフト事業に取り組むほか,同じく 下段右側に緑色で囲みました4の歴史的景観の保全と形成として,市景観計画に基づく屋外広告物の規制な どの施策を進めてまいります。同じく下段右側にオレンジ色で囲みました5の推進体制の充実として,大手 門,二の丸隅やぐら等の復元整備に向けた市民との協働による取り組みを進めてまいります。 恐れ入りますが,A4版の資料に戻りまして,最後に4といたしまして基本構想の策定に至る経緯を表記 したものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○細谷委員長 それでは,委員より御質問等がございましたら発言願います。 中庭委員。 ○中庭委員 いろいろここに総論,各論が出ましたが,例えば道路をつくりますよね。例えば市道上市 206号線とか,いろいろ道路の建設が進められますが,あるいは市道上市6号線とか,こういうものはで すね,スケジュールとしてはいつごろ完成になるのかということですね。基本構想はできましたが,具体的 にこれを進めていくスケジュールですね,こういうものはあるんでしょうか,ないんでしょうか。 ○細谷委員長 武田文化課長。 ○武田文化課長 ただいまの中庭委員の御質問でございますが,弘道館・水戸城跡周辺地区の歴史まちづく りにつきましては,水戸市第6次総合計画―みと魁プラン―におきまして,重点プロジェクトの一つとして 位置づけをされております。 おおむね関係各課と連携を横断的に図りながら,総合計画の全般5年以内に概成が図られるよう努力して いくということになっております。具体的な個別事業につきましては,3か年実施計画の中に位置づけ,事 業を推進してまいりたいと考えております。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 大体5年以内にこれでやっていくということですが,予算規模としてはどのぐらいかかるのか ということですよね。やはりこういう歴史の遺産を残していくということは非常に大事だと思いますので, 大体どのぐらいの予算がかかるのかというのと,基本構想ができましたが,これを具体化していく実施計画 というんですかね,そういうものは今後どんなふうになっていくのかお答えいただきたい。 ○細谷委員長 武田文化課長。 ○武田文化課長 ただいまの御質問でございますが,今年度,水戸城跡周辺地区の歴史まちづくりについて, 基本計画等の予算措置をいただいておりますので,そうしたものを策定していきながら事業計画を策定して まいりたいと考えております。 ○細谷委員長 ちょっと課長,トータルの予算も聞かれてたよ。トータルの予算,どこの予算でやるって考 えてるの。 -14- 武田文化課長。 ○武田文化課長 ただいま再度の御質問をいただいておりますけれども,こちらの資料②のほう,恐れ入り ます,30ページになりますけれども,こちら復元整備に係る基本計画の策定という項目を書かせていただ いておりまして,これらの復元整備につきましては,今後基本計画を策定してまいりますので,そうした策 定をする中で事業費,スケジュール等を精査してまいりたいと考えております。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 基本計画を策定するというんですけれども,これはいつ作成して,予算はどのようになってい るのかと。基本計画,あるいは実施計画の策定というのは,もう既に…… 〔「議決されたって言ったでしょう。だから認めたんだよ。俺らが決め たの,予算を」と呼ぶ者あり〕 ○中庭委員 いやいや,だからどのぐらいの予算で,いつまでにこの基本計画をつくっていくのかお答えい ただきたい。 ○細谷委員長 武田文化課長。 ○武田文化課長 今年度の当初予算におきまして,基本計画等の策定に関しまして2,000万円の議決を いただいております。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 そうすると,2,000万円の予算が既に組まれているから,今年度の予算の中でつくるのか, あるいは,さらにずっとかけてつくるのかという点はどうなんでしょうかね。 ○細谷委員長 2,000万円で何をつくるのよ。 〔「基本計画をつくる」と呼ぶ者あり〕 ○細谷委員長 武田文化課長。 〔「計画年度だけ言えばいいよ」と呼ぶ者あり〕 ○武田文化課長 先ほど御答弁申し上げましたとおり,今年度,当初予算で2,000万円の予算措置をい ただいております。本日,基本構想について当委員会に御報告させていただきました後,基本計画等の発注 について関係各課と協議し,進めてまいりたいと考えております。 ○細谷委員長 袴塚委員。 ○袴塚委員 ちょっとお願いだけしときます。基本計画ができて,構想ができてですね,やっとスタートに なったのかなというように思っていますが,特に今回歩行者空間ということで,交通等の車等の制限がされ るわけですね。今,大手門から入れるのが入れなくなる,そういったことも想定されますので,特に杉山門, 要するに大杉山から上がってくる道路,それから水戸第三高等学校下から上がってくる道路,いわゆる柵町 坂下門,これと杉山門,この道路の整備というのはね,やはり唯一交通機関の対面交通ができるようになら ないとね,さまざまな意味でここには子どもさんや観光委託,そういったものが入るわけですね。だから観 光客のバス入れというのはそういうことじゃなくて,やはり一般車両等についてはですね,十分な幅員を求 めて,そして歴史的景観を崩さないような,そういう整備の仕方を実施計画の中で検討していただきたい, そういう要望だけさせていただきます。 -15- ○細谷委員長 ほかにございませんか。 〔発言する者なし〕 ○細谷委員長 ないようですので,この件について終わります。 次に,新体育館整備構想について,執行部から説明願います。 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 それでは,水戸市新体育館整備構想について御説明を申し上げます。 まず,目次において整備構想全体の構成について御説明をいたします。 第1章において,構想策定の基本的事項といたしまして,構想策定の背景と趣旨,水戸市第6次総合計画 の位置づけ,県との協議を含めた検討経過について説明をしております。 第2章におきましては,本市体育館の現状と課題といたしまして,市内の主な体育館の利用状況や課題等 についてそれぞれまとめております。 第3章におきましては,新体育館整備の基本的な考え方といたしまして,目標像と整備コンセプト,さら には,これらを実現するための基本的機能等について整理しております。 続く第4章におきましては,施設計画といたしまして,メーンアリーナを初めとする新体育館に整備する 各機能の規模や規格,さらには施設の想定規模等についてまとめております。 第5章におきましては,敷地の利用計画といたしまして,建物の配置を初め,駐車場,交通アクセス等に ついて,第6章におきましては構造・設備計画を,第7章におきましては管理運営方針,第8章におきまし ては事業計画に関する検討といたしまして,概算事業費と財源,事業のスケジュールについて示しておりま す。 1ページをごらんいただきます。 まず,構想策定の背景と趣旨についてでありますが,平成23年に成立しましたスポーツ基本法におきま して,スポーツ施策に関する国や地方自治体の責務を明らかにし,国家戦略として,スポーツに関する施策 を総合的かつ計画的に推進するとしております。 本市におきましても,これまでスポーツ施設の整備とともに各種スポーツ大会の開催を通し,いわゆるす るスポーツの環境づくりを進めてきたところでございますが,今後は見るスポーツについても進展を図るこ とで,スポーツに触れる機会をふやし,市民のスポーツ意識を高めることが必要でございます。より一層の スポーツ振興とあわせ,スポーツコンベンションの推進に資する新体育館整備の実現に向けまして,基本的 な考え方を整理するため,本構想を策定するものでございます。 2ページをごらんください。 次に,水戸市第6次総合計画の位置づけについてでありますが,スポーツ・レクリエーション活動の推進 の主要事業,ハードに新たな体育館整備に向けた検討を位置づけております。 検討の経過といたしまして,資料記載のとおり,県議会における知事答弁を踏まえ,水戸市第6次総合計 画との整合性,立地条件,財政負担の軽減等を総合的に検証をしてまいりました。 県との協議に当たりましては,国体の会場として整備し,国の交付金及び県の補助金を確保できること, 用地は県から無償譲渡を受けるものとし,新たなアクセス道路用地についても確保できること,こちらを前 -16- 提といたしまして協議を進めてきたところでございます。 その中で,東町運動公園は市民の認知度が高く,親しみやすい場所であること,公共交通機関の利便性が 高く,多く市民が利用しやすい場所であること,にぎわいの創出や中心市街地の活性化への波及効果が期待 できること,北消防署と連携を図ることにより,防災拠点としての活用が期待できること,国の交付金及び 県の支援により,市の財政負担の大幅な軽減が図れることを総合的に判断し,東町運動公園を市有施設とし, スポーツコンベンションの推進に資する新たな新体育館を整備するという結論に達したところでございます。 整備の条件等について県との合意に至った事項につきましては,新たな体育館については,茨城国体のレ スリング及びフェンシング競技の開催会場とする,運動公園の公園内の既存施設は解体し,新たな体育館及 び駐車場の整備地として活用を図り,アーチェリー場及び相撲場については県において移転をする,レスリ ング,フェンシングの強化拠点施設及びボクシングの競技拠点施設については,新たな体育館整備後におい てもその機能を継続できるよう,市において整備する,県は,①から③を踏まえまして,新体育館整備事業 について市にできる限りの支援を行う,そのため,財源として社会資本整備総合交付金の確保に努めるとと もに,できる限りの財政的支援を行う,県は東町運動公園用地について,市に無償譲渡する,県は,県立歴 史館側から東町運動公園までのアクセス道路の用地を確保するというものでございます。 4ページをごらんください。 第2章におきましては,本市体育館の現状と課題についてまとめてものでございます。 まず,市内の主な体育館の現状といたしまして,青柳公園市民体育館,総合運動公園体育館,内原ヘルス パーク体育館,東町運動公園体育館の各施設の利用状況を記載し,それぞれの施設の課題を整理しておりま す。 12ページをごらんください。 各施設に共通する課題といたしましては,施設規模が小さいため,全国大会等大規模な大会を誘致するに は不利な状況にあること,観客席が少ないために,トップアスリートが出場する試合を誘致できない状況に あること,冷暖房設備がないため,夏季及び冬季における大会開催や市民利用に支障を来していること,ユ ニバーサルデザインへの対応が十分でないために,障害者がスポーツに親しむことができる機会を制限して いる状況にあることなどが挙げられます。 14ページをごらんください。 第3章におきましては,新体育館整備の基本的な考え方をまとめております。 前章で整理をいたしました現状と課題を踏まえ,将来にわたって,子どもからお年寄りまで広く市民がス ポーツや健康づくりに親しむことができる施設として,また,トップアスリートのプレーを間近で見ること ができ,感動や夢を与えることができる本市のスポーツコンベンションの拠点として,機能面の充実を図る とともに,中心市街地に隣接している立地を生かしたにぎわいの創出や中心市街地の活性化に資する多目的 な利用が可能な施設として整備をいたします。 その実現に向けまして,施設の目標像を生涯スポーツ,競技スポーツ,スポーツコンベンションの振興に 資する交流拠点施設と定めまして,屋内での多様な「するスポーツ」が展開できる施設,トップアスリート のプレー観戦等の「見るスポーツ」を開催できる施設,全国大会等の会場に選ばれる運営しやすい施設,防 -17- 災拠点やイベント等の拠点としても活用できる施設という4つの整備コンセプトを上げるものといたしまし た。 これらを実現するために必要な基本機能といたしましては,15ページ後半に記載のとおり,多くの種目 の公式施設基準を満たすフロアサイズ,複数の団体が同時に利用でき,分割可能な自由度の高いフロア, トップアスリートのプレーを臨場感にあふれ,快適に観戦できる観客席を備えるメーンアリーナ,さらには ウォーミングアップ会場といたしまして,また大会会場といたしまして,メーンアリーナを補完できるフロ ア,小規模大会や練習試合等を行うことができるフロアを備えるサブアリーナのほか,16ページに記載し ております関係諸室が必要となってまいります。 続きまして,新体育館の位置づけについてでございますが,本市の中核施設と位置づけ,既存体育館と連 携し,適切な役割分担を担うことで,「するスポーツ」の充実を図り,また既存施設では実現できないス ポーツイベント等を開催することが可能となり,「見るスポーツ」についても進展を図ってまいります。 続きまして,資料19ページをごらんください。 第4章では施設計画として,施設の具体的な規模,機能等について整理したものでございます。 まず,想定競技種目といたしまして,表に記載した競技団体のニーズの把握に努めるとともに,20ペー ジに記載の旧文部省基準,さらには21ページ記載の国体の施設基準を総合的に勘案し,施設計画について の検討を進めてまいりました。 まず,メーンアリーナつきましては,21ページの施設基準において,長辺寸法が最長となりますバス ケットボールコート3面の場合,短辺寸法が最長となるハンドボールコート2面の場合を想定をいたしまし て,有効面積約3,200平米程度と計画するものでございます。 以下,24ページまで競技種目ごとの使用例を記載しております。 天井高につきましては,新体操が最も高くなっていることから,新体操の基準である14メートル以上と して計画をするものといたします。 次に,観客席についてでありますが,トップアスリートの出場試合の開催要件,さらには本市で計画をし ているメーンアリーナと同規模で,近年整備されている体育館の事例等を踏まえまして,2,000席から 3,000席程度を確保し,大規模なイベント開催時には,仮設席を設置することによりまして,キャパシ ティーを向上させることができる施設とすることが望ましいと考えられます。 また,その形態といたしましては,可動席を設置することが望ましいと考えられます。準備時間の短縮を 図ることができ,会場の一般利用を制限する時間を少なくすることに加え,臨場感あふれる観客席を設ける ことが可能となることから,「するスポーツ」と「見るスポーツ」双方の充実を図ることができるためでご ざいます。 27ページをごらんください。 サブアリーナにつきましては,大会会場としてメーンアリーナを補完できる機能,さらには小規模な大会 を開催できる機能を備えるという考え方のもと,バスケットボール,バレーボールのコート1面を確保でき る1,000平米程度,天井高12.5メートル以上として計画をするものとします。 これらのほかに,県から機能を引き継ぐ強化拠点施設,その他資料30ページから31ページに記載の関 -18- 係諸室が必要となり,想定施設規模といたしましては,他都市の事例を参考に延べ面積で1万3,000平 方メートルから1万5,000平方メートルとなることが見込まれます。 33ページをごらん願います。 引き続き検討する事項といたしまして,2点を上げております。 1点は,ステージの形式であります。講演会等のイベント開催時にはステージが必要となりますが,使用 しない場合にはデッドスペースとなることから,近年では移動式,収納式のステージを採用する例が多く なっております。最も使用しやすい形式について検討を進めてまいります。 2点目は,大型映像装置の設置についてでございます。スコアボードの機能に加え,映像等を流すことも 可能となるため,見るスポーツの充実のためには設置することが望ましい設備ではございますが,使用頻度 やコストなどを勘案しながら,引き続き検討を進めます。 34ページをごらん願います。 第5章におきましては,交通アクセスを含めた敷地の利用計画についてまとめております。 まず,現在,整備地へのアプローチは実線矢印で示されております国道50号からの1本のみとなってお り,大規模な大会やスポーツイベント等を開催した場合,深刻な交通渋滞が発生することが予測されます。 このため,第1章の検討の経過でも触れましたように,県において破線矢印で表記している歴史館側から 東町運動公園までのアクセス道路の用地を確保し,市が新たな進入・退出路として整備することで,円滑な 交通アクセスを確保することといたします。 また,現在の施設におきましては,大会開催時に駐車場が不足し,施設運営に当たっての大きな課題と なっておりました。 このため,敷地内に可能な限り駐車スペースを確保するとともに,周辺施設と連携を図ることにより, 800台から1,000台程度の駐車スペースを確保いたします。 続きまして,第6章におきましては,構造・設備計画についてまとめたものであり,スポーツ施設として, さらには防災拠点施設として活用を前提に,環境,さらにはランニングコストの低減の視点も加えまとめた ものでございます。 第7章におきましては,施設整備後の管理運営方針についてまとめたものでございます。 効果的な施設の維持管理,施設の利用促進,さらには,既存体育館との連携により大会誘致に努めること によりまして,スポーツコンベンションの推進について記載をしております。 最後に第8章におきましては,事業費やスケジュール等の整備計画についてまとめております。 まず,全体事業費といたしましては80億円程度と想定をいたしまして,第74回国民体育大会「いきい き茨城ゆめ国体」の会場といたしまして整備することで,国の社会資本整備総合交付金や県の補助金を確保 いたします。また,地方債についても,普通交付税措置のある有利な条件の合併特例債や公共事業等債を活 用いたします。 これら国県補助の確保及び交付税措置によって,実質的な市の一般財源負担は,約28億円から35億円 に抑えることができるものと見込まれます。 続きまして,事業スケジュールについてでございますが,平成31年秋に開催される茨城国体までに整備 -19- をするために,今定例会に提案いたします補正予算をお認めいただいた後には,今年度末から基本設計に着 手し,18カ月で実施設計まで行い,本体工事につきましては平成28年度末から着手し,外構工事を含め 約28カ月間を想定し,平成31年度初めの供用開始を目指してまいります。 説明については以上でございます。 ○細谷委員長 それでは,委員より御質問等がございましたら発言願います。 安藏委員。 ○安藏委員 質問をさせていただきます。 まず,平成31年というタイムリミットがある中で,もう今年度末には既に設計者選定等に入りたいとい うような話があって,早速,基本設計,実施設計という話がございました。こういう中で,今日,文教福祉 委員会でこの説明を受けて,今後期間といいますか,最後が決められている中での議会の関与ということが ちょっと心配なんですけれども,この件に関しては当然,今日の委員会も含めて委員長のほうでちょっとお 計らいいただきまして,議会全体としてのいろんな,当然御存じのようにビッグプロジェクトがある中で, この議会としての位置づけをちょっとどのようにするのか,ぜひ正副委員長さんを含めて,特別委員会まで いくのか,その辺もちょっとぜひ検討いただきたいと思います。 それで,19ページのことで質問をしたいんですけれども,この施設計画の中で球技,体操,武道・格闘 技,その他というようなことが入っています。そして,アーチェリーと相撲については,県のほうで今ある 施設を移転していくんだというような話がありました。私も非常に不思議に思うのは,イメージがまだ湧か ないんですけれども,武道,格闘技という中でこのイメージは,全体の体育館の中でどういうふうな位置づ けになっているのか,ちょっと簡単に教えてください。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 ただいまの御質問でございますが,武道,格闘技の位置づけでございますが,新体育 館の構想に当たりまして,メーンフロア,サブフロア,こちらで開催できる武道ということでまとめており ます。 ○細谷委員長 安藏委員。 ○安藏委員 そうすると,現在ある東町のスポーツセンターの中では当然アリーナ,全体の体育館があって, その脇に附属であそこの開館当時から柔道,剣道,弓道,レスリングもあったのかな,そういう形で多分右 の端の建物がそうだったんですよね。だからイメージとしては,そういうふうなイメージでいいんですかね。 違うのかな。それは今から基本計画をつくるんでしょうけれども,あと,この武道の中に弓道が入っていな いのはどういうことなの。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 今回は限られた敷地の中で,周辺施設と連携しながら800台から1,000台の駐 車場を確保したいということもございまして,また,茨城国体までの5年間という短い期間において進める ということで,体育館,こちらを軸とした整備にしていきたいと考えております。 ○細谷委員長 安藏委員。 ○安藏委員 だから,施設計画の中で武道が入っていて,市民の皆さん,あるいは水戸市に弓道場建設をお -20- 願いしたいという陳情が趣旨採択となり,武道館建設も請願が採択されている現状において,この中に弓道 が入っていないということは,本当に私は不思議に思うんですけれども,この競技人口,例えばレスリング とかフェンシングとかボクシングとか,いろんなこの合気道,少林寺拳法,現在市民の方でどれだけ人数が いるのかということもちょっと聞きたい。多分資料は持っていると思うんですけれども,そういう中で弓道 の位置づけというのがすっかりこの部分から抜けていることに対して,私は非常に違和感を覚えています。 そして,交流人口の増加ということもありますけれども,やはり偕楽園が近くて,それからいろんな面で にぎわいを創出していくんだというときに,やはり弓道でも一番のメーンの大会というのは,寒梅の大会な んですよ。それでいつも県の武道館ではちょっと手狭になっちゃって,柔道,剣道のところを借りながら開 会しているというような現状がある。 そういう中で,にぎわい創出のコンベンションをつくっていくのは,そこでスポーツセンターをつくって, そこからいろんな発信をしていくという中に,せっかくできるそういう観光を含めた,にぎわい創出を含め たときに,メーン行事である寒梅に合わせたそういう大会ということも十分,これで意味がある施設になる のかなと思っていますし,それは,茨城県の弓道連盟,あるいはいろんなそういう関係の方からももう陳情 が出ていて,何とか早くつくってくれないかと。 そして,ましてや茨城国体に弓道が入ったという大義があるわけですよ。だから,水戸市として今までな かったものをつくるのに,茨城国体に弓道を水戸市でやるよという話があるわけですから,何とかね,ぜひ この部分で再考をいただきたいと,私のほうからもちょっと強く要望をしておきたいと思います。 あとそれから,財政の話はちょっと今聞きましたけれども,これもまた合併特例債の話が出てまいりまし た。これからの水戸市がいろんな事業をやる中で,合併特例債が貴重な財源になっていくということは,そ れは重々承知して,その部分では嬉しい話なんですけれども,その辺のところもぜひ,これからすばらしい ものができる構想が出てきたので,ぜひすばらしいものをつくってもらいたい。 あともう1点,今日は藤田委員さんが休みですけれども,プールの話をちょっと聞かせてもらえますか。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 プールのお話でございますが,プールについても,考え方は限られた敷地の中で今回 駐車場を最大限につくっていきたいということから,今回の計画では体育館,こちらを軸として整備をして いきたいと考えております。御理解をお願いいたします。 ○細谷委員長 安藏委員。 ○安藏委員 そうすると,この地図,私もまだよく把握しきれていないんですけれども,東町のスポーツセ ンターがあって,下の崖というのかな,かなり落差がある下の部分の利用というのは,この位置図には入っ ていない,あくまでも今の敷地内での話なんですかね。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 34ページのこの実線で囲まれた部分につきましては,のり下まで入らない,現在の プールと体育館とテニスコートですか,こちらが設置されている敷地の範囲でございます。 ○安藏委員 まだいろいろあるんですけれども,とりあえずここで閉めます。ありがとうございました。 ○細谷委員長 中庭委員。 -21- ○中庭委員 私もですね,プールの問題なんですけれども,34ページを今見ましたらば,要するに今回は 新体育館,これが中心で,それ以外の施設は実際なくなってしまうと。特にプールがなくなってしまうと。 この東町のプールはですね,私が住んでいる地域からは皆さん地理的には近いんですよね。 プールというのはですね,水戸市内では青柳公園の市民プールと東町のプールということで,この2つが 親しまれてきて,そして水戸市の西部地区,見和,見川,赤塚,河和田の地域の人たちはですね,この東町 のプールに行って遊んだと。私も随分ここには行きましたが,ここをなくしてしまうと。 その理由としては,敷地が狭いので,駐車場を整備するとなくなってしまうということが理由ですが,こ れはやはり市民の要求からすると,少しおかしいのではないかと。やはりプールはですね,いろんな工夫を して残すべきではないかと思うんですけれども,そういう考えは全くないんですか,これは。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 ただいまのプールの質問でございますが,現在の計画の中では,プールの計画はござ いません。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 市民の皆さんは,例えばこの地域の人たちは夏なんか行くとすれば,青柳公園のプールに行く しかないと。青柳公園のプールしか行くところがないんですよね。その1カ所で間に合うと考えているんで すか。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 現在市内のプール整備計画というのを進めてございまして,水戸市第6次総合計画の ほうにも新しいプールの整備というのが載っていると思いますけれども,そちらと青柳公園,小吹運動公園, 大串貝塚ふれあい公園のダイダラボウ像のほうにも屋外のプールがございます。それと青柳公園のプール, 今震災の影響で閉鎖しておりますけれども,こちらにも機能を残していく計画を進めてございますので,御 理解をいただきたいと思います。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 それはそれで整備はするべきだと思うんですけれども,私の質問は,ここを廃止するに当たっ て,この近くに新しいプールをつくるという計画は今の答弁ではないですよね。青柳公園と小吹運動公園と 大串貝塚ふれあい公園ということでありまして,結局はないと。そうなりますとね,子どもたちが夏休みと か何かのときに行くところがないということになってしまいますよね。 もし,どうしてもプールに入りたければ,地域にある民間の会員制の会費が1万円近いプールに行かなく ちゃならないということになって,やはり私は,このプールに行きたいという子どもたちの願いをここで断 ち切ってしまうということになってしまうと思うんですよね。この東町からずっとこう地域の人たちの渡里 地区から赤塚地区から,ずっとこの地域の人たちは行くところがないということで,これだけ敷地があるん だから,駐車場を800台から1,000台ということなんですが,少し縮小してプールをつくるというこ とに改める考えはないのかお答えいただきたい。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 現在のところは,プールはつくらないということで進めてございます。 -22- ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 冷たい答弁ですね。冷たい答弁で,私は大工町で生まれましたが,随分ここには小さいときも 行って,非常にいいプールで泳いだ経験がありましたので,いずれにしてもですね,プールをつくっていた だきたいと思います。 それからもう1点ね,1つだけ質問したいんですけれども,もともとこの東町のプールは県立でして,東 町のスポーツセンターは県立ですよね。これをですね,水戸市に今度は所有権を移転していくということな んですが,県議会での答弁では,できる限り知事は財政的な援助をするということなんですけれども,しか し,この市の負担はですね,40ページでは約28億円から35億円ということで,かなり市の負担もふえ ると。 80億円のうち半分近くは市の一般会計から出さざるを得ないということなんですが,これはね,できる 限り援助するという点から見れば,余りにも水戸市の負担は大変じゃないですか,これは。何でこんなたく さんの負担になってしまうのかお答えいただきたい。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 財源の確保につきましては,茨城県と具体的な協議の内容を今進めているところでご ざいますので,今回の整備構想においては,財源の確保の考え方を示させていただいたものでございます。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 それは答弁になっていないよね。やはり県はね,水戸市が引き受けるときに,できる限り援助 するって言ったのに,半分近く,最大で35億円も負担しなくちゃならないというのは,これ答弁違反じゃ ないかなと思うんですよ。 だったらば,これ県でやってもらったほうがいいんじゃないですか。水戸市じゃなくて県で。だってもと もと県の施設なんだもの。もうずっと,私の記憶では50年ぐらい,もう県の施設ですよね,これね。現在 もそうなんですから,県でやったらいいんじゃないですか。プールもつくらないっていうんだったらね。県 でこれはやってみてはどうかと。 やはり水戸市を見ますとね,市庁舎の建設,市民会館の移転建設,新しい清掃工場の建設ということで 600億円以上の今公共事業を控えているという中で,さらに80億円の建築費が重なってくるということ になれば,水戸市の財政がですね,これどうなっちゃうのかという不安がありますよね。 ですから,そういう点ではね,私は,これは県立は県立として整備してもらうということを再考してもら う必要があるんじゃないかと。もし,市立でやるというのならば,もっとこれ以上に負担を少なくすべき じゃないかと。例えば5億円とかそのぐらいでね,できるようにすべきじゃないかと私思うんですけれども, いかがでしょうか。 ○細谷委員長 五上スポーツ課長。 ○五上スポーツ課長 まず,市の負担についてでございますが,市の負担につきましては,県のほうと調整 中でございますので,その辺についても極力努力をしていきたいと考えております。 また,その整備を県のほうでということでございますが,市の方向性というのを3月から庁内でも協議を してまいりまして,平成26年第3回の定例会のほうにおいて,市長のほうでみずからの考えは明らかにし -23- たということでございますので,この方針で進めていきたいと思います。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 私はね,もともと県立でずっと長く続けてきたこのスポーツセンターをですね,国体のために 水戸市に移管して,水戸市が整備しなくちゃならないというのは筋が通らないと,市民の負担でやるという のは筋が通らないと思いますので,この市の負担を減らすか,あるいは県立で引き続きやってもらうか,そ の方向で進めていただきたいと思います。 以上です。 ○細谷委員長 袴塚委員。 ○袴塚委員 今プールの話と予算の話が出たわけですけれども,いずれにしても今交渉中ということなので, 手のうちを明かすという話になっちゃうんですね。交渉中に水戸市がああだこうだということに。 いずれにしても,今各委員の皆さん方から出たのは,できるだけ市の負担を少なく,そしていいものをと, こういうふうな御意見だったというふうに思いますので,引き続きね,県との協議の中では社総交などの利 用の仕方,それから国体に向けての開催ということも含めて国との交渉,こういったものを続けていただく ということで,市民負担ができるだけ少なくなるような方策をとっていただければ,大変うれしいのかなと いうふうに思っています。 それから,プールの問題については,今日,本家の藤田委員さんが来ていないわけですけれども,やはり 今の水戸市のプールの現状を見ると,例えば青柳公園のプールについては,飛び込みプール,それから 50メートルプール,これがなかなか使い切れていないと,こういうことがあって,あそこにプールを水戸 水府流の発祥の地ということもあるので,現実には青柳にはそういう施設をやはり一部残していかなければ ならないんだろうと,こういうようなこともあるのかなと。 しかしながら,水戸で競技用のプールがないということになると,やはり県都水戸市としての体育施設, この充実という観点から見れば,やはりちょっと足りない部分も出てきちゃうのかなと。 したがって,今回のこの提案については,茨城国体の平成31年までに完成して,何としても国体をここ で開くという観点から,今回こういうふうな計画が出たんだというふうに思うんですね。かねてから文教福 祉委員会の中で,いわゆる中学校の体育の中でのプールのあり方,それから市民のいわゆるリハビリ,もし くは健康維持,健康増進,こういったものでのプールの活用の仕方,さまざまな形の中でこの水戸市のプー ルの配置基準,これをどうするんだという問題は大きな問題として残ってくるんだというふうに思うんです ね。この体育館ができても。 したがって,今回のこの提案については,体育館ということなんだけれども,今言った県がもともと常磐 線の近くまでの用地がどうのこうのというお話も,これまでの交渉の過程の中ではそういう文字が出てきて いるわけですね。 したがって,そういうことも含めた中で,いわゆる1期工事については体育館ということであるけれども, やはり近い将来,次の段階では,やはり中学校のプール,それから今の青柳公園の市民プール,それから水 戸市の水泳,要するに水に親しむ,そういった教育の中でどういうふうな施設をどこに配置していくんだと, こういうふうな配置をですね,考えていかなければならないんだというふうに思うんですね。 -24- したがって,そういうふうな中で,このプールの問題については,できるだけ早急な解決をしていくとい うようなことをですね,強く求めておきたいというふうに,これ今どうするんだという話をしても,これか ら庁議にかけて,いろんなプールの問題もやらなくちゃならないと思うんです。ですから,そういうことも 含めてね,ぜひ教育委員会,もしくは今いろいろ話が出ておりますけれども,そういった中で検討していた だければ大変ありがたというふうに思っておりますので,よろしくお願いします。 ○細谷委員長 今,議論されましたが,やはり茨城国体が平成31年と決まっている中で,体育館,また今 話しましたプールですね,教育長初め執行部で今後検討して,それなりの結果が出せるようにお願いしたい と思います。 ほかにないようですので,この件については終わります。 次に,その他に入ります。 中庭委員。 ○中庭委員 安倍首相が消費税増税,要するに来年10月からの消費税の増税については,1年半延期する ということを表明いたしました。そして,そのために解散総選挙ということで,県議選と同時に行われるわ けですが,私の質問はですね,今年の9月議会で子ども・子育て新方式に基づく条例が提案されました。こ れは,消費税の増税を財源として行うということであります。私はですね,この9月議会では消費税の増税 を前提にしたやり方はおかしいと,やはり必要ならばですね,きちんとした財源を確保して行うべきだとい うことを主張いたしました。 しかし,今回はですね,消費税の増税が延期になると。私たち共産党は延期じゃなくて中止すべきだとい うふうに主張しているんですけれども,しかし,来年の4月実施ということに条例ではなっておりますが, その関係はどんなふうになっているのかお答えいただきたい。 ○細谷委員長 篠原幼児教育課長。 ○篠原幼児教育課長 消費税増税の先送りにかかわる子ども・子育て支援新制度の対応につきましては,現 段階において,国や県から何ら対応等についての通知等は正式には届いてございませんので,御理解いただ きたいと思います。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 答弁になっていないと思うんですよ。だって条例では4月実施となっているんだよ,委員長ね。 ○細谷委員長 ちょっと中庭委員さんね,それ今日もちょっと報道されてましたよね。だから,今後法律と 消費税を上げたときの来年から実施する云々のやつ,やはりそれはそれで粛々やっていくような方向で対応 するということで今日ちょっと報道されましたよね。だから,今課長にちゃんとした答えを求めても, ちょっとそれは無理だと思うんですが。 中庭委員。 ○中庭委員 今回の条例の実施に伴う予算というのはどのぐらいなんですか。要するに消費税増税を見込ん でいる水戸市の財政的な予算というのは,どのぐらいなんですか。 ○細谷委員長 篠原幼児教育課長。 ○篠原幼児教育課長 その財源等も含め,今検討中でございます。御理解いただきたいと思います。 -25- ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 要するに全国ではですね,この新制度では約1兆1,000億円ぐらいかかると。そして,そ のうち7,000億円は消費税増税で賄う,4,000億円は一般会計から繰り入れるというような話があり ましたよね。そうなると,例えば来年の4月実施の場合にかかわる費用ですよね,例えばその財源が明らか にならないと,例えば幼稚園の保育料についてもいろいろ計算しなくちゃならないわけですよ,今度ね。そ の辺について,試算というのはしていないんですか。要するに,新しい制度に伴う水戸市の負担額というの は。 ○細谷委員長 篠原幼児教育課長。 ○篠原幼児教育課長 ただいまの幼稚園の利用者負担額等々につきましても,内部調整を進めております。 ただし,これも財源の確保が前提となりますので,3月議会に上程できるよう努めてまいりたいと考えてお ります。 ○細谷委員長 中庭委員。 ○中庭委員 いずれにしてもですね,明らかになった段階でこの委員会にぜひ提起していただきたいと思い ます。 以上です。 ○細谷委員長 ほかにございませんか。 袴塚委員。 ○袴塚委員 介護保険が来年度から新しい制度でスタートするんだけれども,今どういう状況に,審査会か 何かやっているんですよね,今ね。水戸市としてですね,恐らく介護事業の中でいわゆる保険料,払うお金, この改定があるんだというふうに思うんですが,現状のところですね,どういうふうな進行状況になってい るのかだけ,いいですかね。 幾らになるとか何かというのは聞きませんが,いつごろ,どういうふうな方法で,こういうふうなプラス アルファがついて,このぐらいになりますよというような報告をですね,恐らく検討委員会に出席されてい る方はわかっているんだと思うんですが,ちょっと私どもも今承知していないので,ぼちぼち聞かれ始めて いる部分もあるものですから,その辺の日程というか,スケジュールというか,ちょっとお聞かせいただけ れば。 ○細谷委員長 豊﨑参事兼介護保険課長。 ○豊﨑保健福祉部参事兼介護保険課長 現在平成27年度からの第6期の高齢者保健福祉計画・介護保険事 業計画を策定中でございますけれども,やはり国のほうで制度等の設計がおくれているということ,それか ら消費税の取り扱いとかということで,作業がおくれております。現在格子等は定めたところですけれども, 今後具体的な内容については,年明けの1月初めごろにお示しできるのではないかなというふうなことでご ざいます。 といいますのは,介護保険制度の中で報酬の見直し等も今されているところでございまして,その中身が 例えば,特別養護老人ホームの報酬を引き下げて,補う部分としては地域区分で地域ごとに加算するという ような新聞報道もされておりますので,その辺のところの審議もされております。 -26- また,新しい介護保険事業に取り組む時期につきましては,猶予が平成29年まであるものがあったりと かということで,さまざまな課題がまだ解決されておりませんので,その辺をよく精査して進めていきたい と考えております。 ○細谷委員長 袴塚委員。 ○袴塚委員 今消費税の見送り,これが濃厚というか,そういうふうに決まったわけで,比較的やはり財源 的にはさっきの幼児教育も含めてなんですが,地方にとっては大変厳しい状況になるんだろうというふうに 想定はされるんですね。 しかしながら,介護保険の場合には,やはり市民からすれば事業者が水戸市であるという大きな考え方が あります。こういった中で,やはり事業者としてこの介護保険をどうしていくのか,そして,これからいわ ゆる要介護3以上の方が特別養護老人ホームに入れない,こういうふうな中でね,地域のいわゆる介護保険 制度で,入所ができない,こういった方の受け皿づくり,こういうこともやはりこの費用負担の中でやって いかなければならないというふうに思うんです。 したがって,介護保険,今度いわゆる地域包括支援センターも支所7ヶ所を委託するということになると, これまで以上に費用負担がかかるのか,それとも圧縮されるのか,こういうところにもやはりこの介護保険 料の基金額というものがですね,恐らく該当してくるんだろうというふうに思うんですね,含まれると。そ ういうことがあるものですから,できるだけ早い時期に国の動向を見きわめながら,水戸市としての考え方 をまとめていただいて,スタート時期に市民に混乱が起きないように,ある程度の容認できるような周知期 間,こういったものも含めてですね,早急にしていただけるように強く要望だけしておきますので,よろし くお願いします。 ○細谷委員長 安藏委員。 ○安藏委員 ちょっと1点お尋ねしたいしたいんですけれども,3か年実施計画がどの辺まで今できている のか,ちょっとまだ私つかんでないんですけれども,以前,老人福祉センターということで,一般質問でも 聞いたり,いろいろしているんですけれども,ここへきて葉山荘,あるいは長者山荘,そして今日は酒門老 人ホームが撤退といいますか,吸収されるという話の中で,西部地区の老人福祉センターということで3カ 年計画云々の答弁があったんですけれども,その後どういうふうな動きがあるのか,どういう進捗があるの かちょっとお聞かせいただければと思います。 ○細谷委員長 大曽根高齢福祉課長。 ○大曽根高齢福祉課長 老人福祉センターにつきましては,水戸市第6次総合計画の中で新設1カ所という ことは位置づけられております。3か年実施計画を策定する中でということなんですが,まだ現在策定中で ございますので,そちらにつきましても今後関係課と調整を図っていくものとは考えておりますけれども, 市全体での地域バランスや市民の利便性等を総合的に勘案しながら,検討を進めていくということで御理解 いただきたいと思います。 ○細谷委員長 安藏委員。 ○安藏委員 多分そういうふうになるのかなと思ったんですけれども,私たちももう任期間近で,間もなく そういう時期になっちゃうんですけれども,やはり西部地区の位置づけの中で,内原地区でぽっかり抜けて -27- いる福祉関係というのは,一番それなんですよね。前回もそういうことでお話しさせてもらったんですけれ ども,ぜひ早いうちにそういう計画を示していただければと思うんですが,これは改めての要望とさせてい ただきます。 以上です。 ○細谷委員長 ほかにないようですので,この件について終わります。 それでは,以上をもちまして本日の文教福祉委員会を散会いたします。 御苦労さまでした。 午前11時54分 散会 -28-
© Copyright 2024