(科学技術関係) (PDF:392KB)

復興促進プログラム(マッチング促進)
文部科学省の事業の内容
事業の概要・目的
(1)(イ)③
新事業・新産業と雇用を生み出す
地域イノベーションの推進
取組例
事例① 企業のニーズと域外のシーズをマッチング(高知工科大学)
○東北地方の産業団体(東北経済連合会等)や自治体と連
携のもと、被災地産学共同研究支援、被災地域の産業界が
望む課題の解決に資する基礎研究への支援を実施すること
で、被災地復興に貢献する。
○ 具体的には、平成24年4月にJSTが設置した宮城県、岩
手県、福島県の活動拠点に、JSTが目利き人材(マッチング
プランナー)を配置し、本プログラムを推進。
JST復興促進センター仙台事務所、盛岡事務所、郡山事務
所に配置するマッチングプランナーが、産学官連携支援機
関の協力のもとに、被災地企業のニーズを発掘し、これを解
決できる被災地を始めとした大学等の技術シーズとマッチン
グし、産学共同研究を実施。
【事業スキーム】
?
【成果】
事例② 大学の先端技術と地域企業ニーズをマッチング(東北大学)
(1)(イ)③
新事業・新産業と雇用を生み出す
地域イノベーションの推進
地域イノベーション戦略支援プログラム
文部科学省の事業の内容
取組例
事業の概要・目的
○地域イノベーションの創出に向けた地域主導の優れた構
想を効果的に支援するため、大学等の研究段階から事業化
に至るまで連続的な展開ができるよう、関係府省の施策と
連携して支援するシステムの構築を推進し、我が国全体の
科学技術の高度化・多様化及び競争力強化を目指す。
○具体的には、文部科学省、経済産業省、農林水産省及び
総務省で、地域イノベーションの創出に向けて、地方公共団
体や大学等研究機関、産業界及び金融機関の連携・協力
により策定した主体的かつ優れた構想を持つ地域を「地域
イノベーション戦略推進地域」として選定。
文部科学省では、地域イノベーション戦略推進地域の中か
ら、知的財産の形成や人材育成など、ソフト・ヒューマンを重
視した支援を実施する。
【事業スキーム】
○これまでの地域事業の取組成果
地域の大学等を核とした産学官によるネットワーク
を構築し、イノベーションを連続的に創出する世界レ
ベルのクラスターや、地域の特色ある強みを持つクラ
スターを形成(研究機能や産業等の集積)
事例(これまでの地域事業より):地域大学の研究が域外資源を
導入しつつ地元企業により実用化され世界に展開(信州大学)
地域大学
域外資源
カーボンナノ
チューブ
信州大学
外国の
油田サービス会社
地元企業
長野県の
加工メーカー
カーボンナノチューブを
用いた超高耐久性ゴム
シール材によりメキシコ
湾で世界初の超高温高
圧油田に到達。
掘削範囲が格段に広
がった。
化学メーカー
等
地域にグロー
バルに展開す
る新しい産業
活動を生み出
すことができた。