次期千葉市消費生活基本計画(案)の概要 1 消費者を取り巻く環境の変化 高齢化、 国際化、 高度情報 化、規制 緩和の推 進 消費者の価値観の多 様化、商品・サービス に対するニーズの変 化(量的充足から質の 向上・種類の多様さ へ) 2 消費者行政の動き 利便性の飛躍 的向上、選択 肢の大幅拡大 消費者被害に 陥るリスクの 増加、被害の 深刻さ 消費者基本法制定 (H16 年 6 月) 消費者庁創設 (H21 年 9 月) 消費者安全法施行 (H21 年 9 月) 地方消費者行政活性化基金 消費者基本計画策定 (H21~23 年度、活用は 1 年延長) (H22~26 年度) 消費者を保護する立場 ⇒消費者を支援する立場 ○消費者問題の一元化 消費者問題を総合的に 推進する新たな枠組み ○消費者行政の情報集約 ○消費生活センター設置・消費 生活相談等の事務の根拠を明 確化 ○消費者被害・消費者事故等の 国への通報事務 ○集中育成・強化期間として地方 消費者行政の消費生活相談の充 実・消費者教育・啓発等の事業 を支援 基本理念 「消費者の権利尊重」 「消費者の自立支援」 次期千葉市消費生活基本計画 3 千葉市の取組み 消費生活条例の全部改正(平成 18 年 7 月) 【目的】 消費者の権利の確立、自立支援 【基本理念としての 7 つの権利】 1 消費生活において、生命、身体及び財産を侵さ れない権利 2 商品及びサービスについて適正な表示が行われ ることにより、適切な選択ができる権利 3 適正な取引環境の下で取引を行う権利 4 消費生活において不当に受けた被害から適切か つ迅速に救済される権利 5 消費生活を自立して営む上で必要な知識につい て学習し、及び教育を受ける機会が提供される 権利 6 消費生活を営む上で必要な情報を適切かつ迅速 に知ることができる権利 7 自らの意見が消費者施策に十分に反映される権 利 【消費者施策の推進に関する配慮事項】 1 高齢者その他の取引上特に不利な立場に置かれ やすい者に配慮 2 高度情報通信社会の進展に的確に対応すること に配慮 3 環境の保全に配慮 【市の責務】 消費者施策を策定し、これを実施する。 ○消費者の安全安心確保 ○啓発活動と消費生活教育 ○消費者被害の救済と苦情処理 ○地方公共団体への支援・連携 市政全体における消費者施策の位置付け ちば・ビジョン21 (平成 13 年度~27 年度) 【消費生活の安定・向上】 ●消費者・事業者間の市場ルールの整 備・活用による消費者トラブルの防 止及び円滑な処理 ●消費者の自立支援 千葉市新基本計画 (平成 24 年度~33 年度) ●消費者被害のリスクの軽減と被害 者の迅速・的確な救済 ●情報提供・普及啓発の推進や相談体 制の充実の推進 計画期間:平成 24 年度から 28 年度(5 年間) 必要に応じて見直しを行う。 消費者施策の推進に向けて 計画の基本的方向 1 消費生活の安全・安心の確保 2 消費者被害の未然防止・被害の救済 (消費者被害の未然防止・拡大防止) 3 消費者の自立支援 (消費者教育の推進) 4 消費者の年齢その他の特性に対す る配慮 (高齢者、障害者に対する支援) (多重債務者に対する支援) 5 複雑・多様化する社会への対応 計画の実効性の確保 1 2 3 4 推進体制の整備 点検・評価、実施状況の公表 緊密な連携 新たな問題への対応 市民の安全で安心できる 暮らしの実現
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