十文字学園女子大学は、平成 26 年度文部科学省「私立大学等改革総合支援事業」に選定され、「私立大 学等教育研究活性化設備整備事業」に採択されました(平成 25 年度に続き 2 年連続)。 【私立大学等改革総合支援事業】 平成 25 年度より新たに開始され、文部科学省・日本私立学校振興・共済事業団の共同で実施された事業 です。事業の目的は「大学力」の向上のため、大学教育の質的転換や、特色を発揮して地域の発展を重 層的に支える大学づくり、産業界と国内外の大学等と連携した教育研究など、私立大学等が組織的・体 系的に取り組む大学改革の基盤充実を図るため、経常費・設備費・施設費を一体的に重点的に支援する ことです。 平成 26 年度の申請校数は 745 大学、うち選定は 412 大学、選定率 55%となっています。 十文字学園女子大学、十文字学園女子大学短期大学部はタイプ1及びタイプ2で採択されました。 タイプ1:教育の質転換 タイプ2:地域発展 事業の詳細は文部科学省の HP を参照ください。 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1340519.htm 【私立大学等教育研究活性化設備整備事業】 平成24年度新設された補助事業で、私立大学の教育改革のこれまで以上の新たな展開を図るため、基 盤となる教育研究設備を整備することを目的としています。平成 24 年度に本学は「リメディアルとラー ニングコモンズの協働による自主学修環境構築」で採択されました。 平成 25 年度からは上記「私立大学等改革総合支援事業」の支援対象校に選定された大学において、取組 の実施に必要な設備費がある場合、補助対象となり、本学は平成 25 年度に引き続き平成 26 年度も、タ イプ1及びタイプ2において、什器等の整備を申請し、いずれも採択されました。 タイプ 1 では、以下の 2 つの事業で採択されました。 ① 「9415 教室及び 9201 教室をアクティブラーニングのための什器等の整備(電子黒板、PC、可動 式机・イス等) 」 (10/10 補助) ② 「キャンパス内無線LAN整備事業」 (1/2 補助) ① の「アクティブラーニング教室整備」は、 “地的好奇心”に満ちた、活力・実践力のある pro-act 型 の学生の育成のためにプレゼンテーションや討論、グループワークを実施する双方向の授業での利用 を想定しています(平成 27 年 3 月完成予定) 。 ② の「キャンパス内無線 LAN 整備」は、校内約120箇所に無線 LAN を設置し学修環境を整えるこ とにより、学生の主体的な学修を促進するためだけでなく、地域の方々への学修機会の創出にも活用 を図る予定です(平成 27 年 3 月完成予定)。 タイプ 2 でも、以下の 2 つの事業で採択されました。 ① COC事業推進のための什器等の整備(遠隔講義、遠隔会議システム) (10/10 補助) ② 教育・研究装置の整備(地域スポーツ振興に関するヘルスプロモーション事業としての地域総合健康 度測定事業) (1/2 補助) ① の「COC事業推進のための什器等の整備」は、本学が平成 26 年度に採択された文部科学省の「地 (知)の拠点整備事業(大学COC事業)」事業推進のための什器等の整備(遠隔講義、遠隔会議シ ステム)を行い、遠隔講義、遠隔会議を可能にする機能と実施した講義や会議を収録し公開する機能 を持ち、主に本学と協定により地域連携を行っている新座市と結び、また巣鴨のサテライトキャンパ スとも結ぶことにより多角的な運用を図っていくことを目的としています (平成 27 年 3 月完成予定) 。 ② の「 教育・研究装置の整備」は「地(知)の拠点整備事業(大学 COC 事業) 」とも連携し、十文字 スポーツクラブに属しているスポーツ選手並びに中高年の地域住民を対象として、呼吸循環能力測定 を行い、その結果を活用することにより地域のスポーツ振興や地域住民の健康増進に寄与することを 目的としています。 参考)平成 25 年度の採択整備事業 タイプ 1 753 教室及び 9201 教室を学生の主体的な学修を促すことを目的とする「アクティブラーニン グ学習室」化 タイプ 2 本学のグラウンド兼サッカー練習場にスポーツイベント等の開催を促進していくことを目的 とした夜間照明機器を6基の設置 私立大学等教育研究活性化設備整備事業の詳細は文部科学省の HP を参照ください。 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1323178.htm
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