KK20-026 - inaba denko

別添
平 成 20年
定
報
22日
主中
評
12月
生
消防防災用設備機器性能評定委員会
委 員
長
消防防災用設備機器 の種類
防火材 等 ( 共住 区画 貫通配管等)
型
IRSP
申
式
記
請
号
者
名
次
郎丸 誠 男
因幡電機産業 株 式会社
大阪府 大阪市西区立売堀 4-11-14
評定結果
標記共住 区画貫通配 管等 は 、
別記評定報告書記載 の評定条件 の範囲 内で使用 す る場合 にお い
て 、「
特定共 同住宅等 の住戸等 の床又 は壁並び に当該住戸等 の床又は壁 を貫通す る配管等及び
それ らの貫通部 が一体 として有す べ き耐火性能 を定める件」 (平成 17年 消防庁告示第 4号 )
に規定す る耐火性能 を有す るもの と認 め られ る。
対象 i床
評定概要
1.構 造及 び主 要材料
(1)構 造
耐火遮吉カバ ー (IRSP)付
管及 び 耐火遮音 カバー (IRSP)付
管継手 は、それ
エ
IS
K
6741(硬
ビ
ル
ぞれ 」
質 ポ リ塩化
道用硬質 ポ
管)、JIS K 6742(水
リ塩化 ビニル 管)、 に規定す る管及 び JIS K 6739(排
水用硬質 ポ リ塩 化 ビニル
管継 手)、 JIS K 6743(水
道用硬質 ポ リ塩化 ビニル 管継手)の 継 手 に耐火遮音カ
バ ー (IRSP)を
被覆 した もの であ り、 これ らの構造 を図-1に 示す 。
ポリ
ツ系 樹 脂 不紺 布
オレ
フィ
(単位 i mm)
ト
機 質 混 入 改 質 7わ 7カ
硬質 ボ リ塩化 ビニル 管,水 道用硬質 ポ リ塩化 ビニル 管
図- 1 耐 火遮 音 カバ ー 付 管及 び耐火遮 音 カバ ー付管継 手 の構造
(2)
寸法
2 - 1 . 耐火遮音 カバ ー ( I R S P ) 付
管 の寸法は次 の とお りである。
単位
呼 び径
硬質 ポ リ塩化 ビニル 管
IS K 6741)
(」
水道用硬質 ポ リ塩化
ビニル 管
(JIS K 6742)
耐火遮音カバー
基準外径
基 準 肉厚
基 準外 径
基準 肉厚
近似 外径
18
2.2
18
2.5
39
16
22
2.7
22
3,0
43
20
26
2.7
26
3.0
47
25
32
30
38
40
48
3.6,1.8
48
4,0
69
50
60
4.1,1.8
60
4.5
81
65
76
4.1,2.2
89
5,5,2,7
89
100
114
6.6,3.1
114
125
140
7.0,4.1
150
165
8.9,5,1
厚 さ
32
59
97
5.9
110
158
165
9.6
183
7,3ヘ タ
9.7
2-2.耐火遮 音 カバ ー (IRSP)付
管継手 の寸法は次 の とお りである。
単位
排水用硬質塩化 ビエル 管
継手
IS K 6739)
(」
呼び径
基 準外径
基 準 肉厚
水道用硬 質塩 化 ビニ ル 管
継手
IS K 6743)
(」
耐火遮吉 カバー
基準外径
基準 肉厚
近似 外径
24.0
2.8
42
16
厚 さ
45
20
33.0
50
25
40.0
57
62
30
43.25
2.5
46.0
40
53.30
2.5
57,0
4.2
50
66.35
3.0
70.0
4.6
65
82.40
3.0
96.25
3.4
102
100
123.15
4.3
130
125
150。 10
4.7
166
150
177.05
5.6
192
7.3-9.7
86
100
6.2
118
139
(3)耐 火遮音 カバ ー
3-1.直管部
管 を被覆す る耐火 遮音 カバ ー は 、次 の構成 比 とす る。
(ア) ポ
リオ レフ ィ ン系樹脂 不繊布付無機 質混入改質 アス フ ァル ト
(イ)無
機 質 フ ェル ト
3-2. 糸
島音呂
隊長
管 を被覆す る耐火遮 音 カバ ー は、次 の構成比 とす る。
(ア) ポ
リオ レフ ィ ン系樹脂不織布付無機 質混入改質 ア スフ ァル ト
08!12122
(イ)無
(4)
機 質 フェル ト
08,12,22
ジ ョイ ン トテー プ
2,配 管 の種類等
(1)貫 通部配管 の種類
配管 は 、耐火遮音 カバ ー (IRSP)付
硬質 ポ リ塩化 ビニル 管 であ り、直管 の場合 の 内
管 は 」IS K 6741,6742、継手 の場合 の 内管 は JIS K 6739,6743と す る。
(2)貫 通部配管 の外径
配 管 の使用最大外径 は、耐火遮 音 カバ ー (IRSP)付
の場合、 ゅ183 alIR以
下、耐火遮音 カバ ー 付 (IRSP)付
硬質 ポ リ塩化 ビニル 管 の直管
硬質 ポ リ塩化 ビニル 管継 手 に
つい ては φ192 nlln以
下 とす る。
(3)占 積率
貫通部 開 口面積 に対す る配 管等 の 占積率は、耐火遮音 カバ ー付 管 にあ つては 53.6%以
下、耐火遮音 カバ ー付継手 にあ つては 、59,0%以 下 とす る。
3 . 施 工 仕様
(1)施
工 手順 ( 床)
①寅通開 田部 の設定
管の寸法及び。
②配管 の設置
配管の設置 し、支持 ・
固定する。
③ 埋 め戻 し
モル タル が反対側 に落 ちない よ うに
当て板 (合板等)を 当て る。
貫通 開 田部 と配 管 の隙間をモル
タル (セメ ン ト :秒 =1:3)で
埋 め戻す。
埋 め戻 し部 に隙間が無 い事 を
確認 して仕 上 げ る。
モル タル が 充分 乾 い た 後 、当 て 板 を外 す。
( 2 ) 施 工 図例
<直
08r12122
(単位 i mm)
管>
ポ リ塩化 ビエル管
I
正面図
J
配告1 5 0 A 以 下
断面 図
<継 手 >
ポ リ塩化ビニル管
ジョイン トテー プ
硬質ポ リ塩化 ビエル
硬質ポ リ塩化 ビニル管
│
対
1
山
ジ ョイ ン トテー プ / 十
I J\
岳
齢 _│
L督
配管1 2 5 A 以 下
正面 図
硬 質ポ リ塩化 ビニ
断面 図
氏
縄
08,12t22
朽
戸・ 芸=ヌて下
:覇
4 試 験結果 の概要
糠 籐 妙
試 験 項 目
試 験 内容
試験 結果
区画 貫 通 部
の耐火 性能
( 床)
(直管仕様)
1)床 材 質
2)床 厚
3)開 日径
4)貫 通部
試験体
A・A′ 、B・B″
1時 間耐火 良
(継手仕様 )
1)床 材質
2)床 厚
3)開
口径
4)買 通部
ALC
100 nun
φ2 5 0 n l l R
耐火遮 音 カ バ ー 付硬 質 ポ リ塩 化 ビエ ル 管
近似 外径 φ183 nllll
ALC
100皿 l
φ 250 EIn
耐 火遮 音 カ バ ー 付排水用硬 質 ポ ヅ塩 化 ビニ ル 管
孫
送手
近似外径 φ19281m
試験 体
C ・C ′ 、D ・D ″
1 時 間耐火 良
H 評 定条件
( 1 ) 共 住 区画 を構成す る床 を、排水管及 び配水 管 に付 属す る通気 管 が貫通す る部位 に適
用す る こ と。
の 円形 で ある こと。
R以
( 2 ) 貫 通部 の 穴 の大 き さ及び形 状 は、直径が 2 5 0 H l l下
( 3 ) 配 管 を貫 通す るために区画 に設 ける穴相互 の離隔距離 は、貫通す るために設 ける穴
の直径 の大 なる方 の距離以 上 ( ただ し、直径 が 2 0 0 n l n下
l以
上)
にあ つては 2 0 0 1 1 m 以
であるこ と。 ただ し、住戸等 と共用部 分 との 間 の耐火構造 の床 にあ つて は 、適 用 し
な い。
( 4 ) 開 田部 を貫通す る配 管は、 「I . 評 定概要 2 配 管 の種類等 」に よるものである こ と。
以の鉄筋 コ ン ク リー ト、
( 5 ) 厚 さ 1 0 0 n l m上
鉄骨鉄筋 コンク リァ ト又 は軽量気泡 コン ク リ
ー トか らな る耐火構造 の床 に適用す る こ と。た だ し、軽量気泡 コ ンク リー トか らな
る耐火構造 の床 の場合、貫通部 が 1 枚 のパ ネ ル 内に収 まる よ うに施 工す る こ と。
( 6 ) 貫 通部 は、施 工仕様 に基 づ く詳細 な施 工方法 に 関す るマ ニ ュアル に よ り施 工す る
こと。