現場力を活かす 真のセルフサービスBIの実現に必要なのは、 分析よりも探索だ! 現場を課題解決に導くセルフサービスBI 2014年5月22日 小澤 宏 ソリューション・コンサルティング本部 本部長 クリックテック・ジャパン株式会社 本日のアジェンダ QlikTech / QlikViewのご紹介 会社名?製品名? 会社名: クリックテック 製品名: クリックビュー 数字で見るQlikTech 31,000 105 顧客 ヶ国 1,700 34% パートナー 2006年からの 年平均成長率 急成長 = 市場がシフトしている証拠 $470.5 年別売上の推移 ($MM) $388.5 $320.6 $226.5 $157.4 $118.3 $80.6 $44.3 2006 2007 2008 2009 *Historical results not indicative of future results. 2010 2011 2012 2013 これまでのBI導入における課題 BIツール=分析用?分析って? 「分析」 ある物事を分解して、それらを成立 している成分・要素・側面を明らか にすること。(Wikipediaより) 組織階層 経営層・管理者層 固 定 帳 票 ・ 集 計 ダッシュボード モニタリング 分析 統計解析 マイニング BIは、本来この領域まで カバーすべき 一般ユーザー ユーザーレベル 低 分析スキル・ITリテラシ 高 Q: なぜこのような新しいBIのカテゴリーが出現したのか? A: 70% ~ 80% のBI プロジェクトは、 目的を達成できていないため。 デジタルデータ増大 制限されたBIツールへの アクセス データから解を得るまでの 時間が非常に長い 従来型BIの 業界平均導入期間: 18 ヶ月 28% 72% Potential BI Users Non-Users Traditional BI Users <1% 従来型BIで 一つのレポートを作成する時間: 6.3 週間 日々の仕事の中で、 ユーザーはさまざまな疑問や質問の答えを探しています アウトドア用品の販売エリアマネージャの場合 ? 「直近3四半期の 利幅を地域別に見 るとどうだろ う?」 ? ? ? 「私が担当して 「この地域では、「なるほど、 いる地域の 自転車があまり 20~40歳は、 1つで、まだ 売れていない 自転車をあまり 目標を達成して ようだ。特定の 買わないようだ。 いないようだが、 製品か顧客層 特に、マウンテン 特定の製品に に問題が バイクは全然 原因があるの あるのか?」 売れていない。」 だろうか?」 !! 「20~40歳の 顧客が買った製品 を全部調べて みよう。この グループでは ハイキング用品が 人気らしい。それ なら、在庫コスト もかからないから ありがたい。」 日々の仕事の中で、 ユーザーはさまざまな疑問や質問の答えを探しています クレジットカード会社のマーケティング担当者の場合 ? 「カード会員の退 会者数が12週連続 で増加傾向にある ようだ。」 ? 「初回利用から 2回目利用まで がどのくらいの 間隔なら継続率 は上がるの か?」 ? 「3ヶ月以内に 2回目の利用が ある会員は継続 率が実に80%を 超える。ではそ の後半年間利用 がなかった場合 の継続率は?」 ? 「なるほど、 未利用期間が7ヶ 月を超えると継続 率は30%を下回 るのか。」 !! 「では、初回利用 会員には3ヶ月以 内に利用可能な クーポンを送付し、 さらに半年ごとに 利用喚起のEメー ルキャンペーンを 実施しよう。」 日々の仕事の中で、 ユーザーはさまざまな疑問や質問の答えを探しています 食品卸の得意先担当者の場合 ? 「昨年1年間で利益率 のもっとも高かった 商品は?そのうち利 益率が30%を超える ものはいくつあっ た?」 ? 「その商品を購入し た主な得意先は?」 ? 「では、今年に入っ てまだその商品を 買っていない得意先 は?」 !! 「得意先のターゲット リストは?その得意先 に対して重点的に利益 率の高い商品を売り込 んでみることにしよ う。」 現場で求められているのは、 高度な分析機能よりむしろ 日々の業務における疑問や質問に答えられる 環境なのではないでしょうか? QlikViewは、 現場で試行錯誤しながら課題解決できる ユーザー主導のBIであり、 「解の探索」を可能にするBusiness Discovery プラットフォームです。 • 探索(たんさく)とは、何か問題を解くに当たって、有効な解析的な解法を用いること のできない、あるいは用いないときに、実際に試行錯誤することによって解を得ようと する行動のことである。 (Wikipediaより) QlikView 世界初の連想アーキテクチャー これまでは クエリ・ベース DATA MART Query 1 Query 1 Query Query 3 2 Query 2 Query 3 瞬間的にデータ をフィルタリング Filtering Filtering Filtering Filtering QlikView 試行錯誤による「解の探索」を可能にするQlikView 選択した値(緑) 関連のある値(白) 関連のない値 (グレー) 某大手半導体製造企業様の事例 • 10年前からデータを可視化するツールを探していたが、い いものがなかった、QlikViewに出会って、これだと思っ た。 “スクラップ & ビルド” • 採用した理由は、様々なデータからすぐに見たい 情報を見ることができる、簡単に直せる • 今まですぐに見せることができなかった情報など、ユーザ から、あれが見たい、これが見たいと言われた時にすぐに 見せることができ、ユーザからの評価はすごく高い 某大手半導体製造企業様 CIO QlikViewはなぜ「ユニーク」なのか? • ダッシュボード • レポーティング • アドホック分析 • ビジュアライゼーション • What if分析 • コラボレーション • モバイル対応 • など..... これはこれで素晴らしいけど、 他のBIツールと何が違うの? 「次なる質問」にどうやって答えますか 従来型BI IT部門 ”次なる質問??” 要件変更 新規/改変レポート ”次なる質問” ITに依頼 ITに依頼 数週間 / 数ヶ月 「次なる質問」にどうやって答えますか 従来型BI IT部門 ”次なる質問??” 要件変更 新規/改変レポート ”次なる質問” ITに依頼 ITに依頼 数週間 / 数ヶ月 KPI追加・表現の工夫 QlikView では....... 直感的な操作性 データモデル & インメモリ アプリ追加変更 ビジネスとIT の コラボレーション ビジネス主導の開発 新規ビジネス要件 次なる質問.... さらなる質問... さらなる質問..... さらなる質問.... 次なる質問.... さらなる質問.... ............. さらなる質問.... さらなる質問..... 数日間 / 数週間.... QlikView® とは Business Discovery プラットフォームです。 直感的な操作性と圧倒的な開発生産性により、 現場が欲する「次なる質問」の答えを 試行錯誤しながら発見することができます 解の探索は、持続的な価値創出に貢献 ビジネスにおける価値 Business Discovery(解の探索): 短期間で効果を発揮、 時間を増すごとに価値を持続 データビジュアライゼーション: 最初の「インパクト」は大きいが、 それは急激に薄れていく傾向 従来型BI: 導入期間が比較的長く、 分析による価値も大きくない 時間 QlikViewで「解の探索」を実現している 企業における活用例 SONOKO様 1974 年の創業以来体の内側と外側から美しくなる「内外美容」を提唱。「真の美しさ」は健 康があってのものという信念を体現すべく、食品、サプリメント、化粧品の 3 つの事業を展開 ■課題 • • • 既存顧客の売上比率が高く、リテンション(維持)とロイヤリティ向上が課題 プロモーション活動には顧客情報の徹底的な分析が必要だが、アドホックなデータ抽出は IT部門に依存し、都度MS Accessクエリ作成を現場担当者が依頼していた 既存分析ツールは、検索ボタンをクリックして昼食に出て、帰った頃に結果がでているとい うほどパフォーマンスが遅かった ■解決策 • • マーケティング本部に導入し、成功を受けて物流本部への横展開 通信販売システムから夜間バッチ処理でデータ・レポート作成を自動化 ■結果 「30 万人を超える既存顧客 のロイヤリティ向上や物流オ ペレーションの最適化などを 目的に分析システムを構築。 その基盤として、使いやすい 操作性と高速なレスポンスを 評価して、QlikView を採用し ました。」 • • • • • 日次データと過去10年分のデータを使い、検索レスポンスが速くデータ量を意識せずに分 析が可能となった 全顧客を購買頻度や最終購入日などでセグメント化し、セグメントごとの消費行動をトラッ キングしてプロモーションの企画を実現 新商品発売時には、過去に製品を発売した時のインパクトから販売数を試算したり、過去 の商品履歴からターゲット顧客を設定 物流部門は以前は在庫を人手で管理していたが、QlikViewによりチャネルごとの商品売上 傾向、在庫数などが瞬時に把握可能となり、欠品数の低減に貢献 今後はQlikViewのCRMツールとしての活用などを計画している 小松製作所(コマツ)様 建設・鉱山機械(建機)分野で世界トップクラスのシェアを誇り、グローバルに事業を展開 ■課題 • • 建機の安定稼働に欠かせない補給部品の供給や販売において、グローバル拠点に点 在する部品在庫の最適化が求められていた。 各拠点の担当者が部品マスタ200万件を含むさまざまなデータソースを活用し、部品の 再配置や注文業務を効率化できる環境が必要と判断。 ■解決策 • • 「現地法人とコマツ本社間の 建機補給部品オーダーにお いては、従来のオフィスツー ルでは大量データのマッチン グができなかったが、 QlikViewでは明細データまで ドリルダウンし、個々の部品 の品番まですりあわせて対象 部品を割り出せるため、的確 な対応策が指示できるように なった」 上記のような業務上の課題を、集計化されたダッシュボードのデータから読み解くので はなく、様々な明細データを直接解析することで発見し、業務上のアクションにつなげる さまざまなデータソースからデータをQlikViewに取り込み、データ相互の関連性を見つけ 、明細データまでドリルダウンし、入出庫日付やストックポイントなどさまざまな視点から 分析 ■結果 • 現地法人における補給部品の在庫データを「入出庫日付」といった切り口で分析し、拠 点間で在庫を再配置することで、補給部品の在庫を削減、さらに建機の稼働状況を把 握し、生産計画に反映 • グローバルで33万台以上の建機の稼働状況を集中管理し、事業計画に反映する 「KOMTRAX(コムトラックス)」にもQlikViewを活用 プレスリリースより抜粋 弥生株式会社様 「弥生会計」や「やよいの青色申告」をはじめとする業務ソフトウェアとサービスを開発し、中小企業、個人事 業主、起業家向けに提供。また、「事業コンシェルジュ」をビジョンに掲げて、お客様の事業の立上げと継続 発展を幅広くサポートしている。 ■課題 • • • 販売チャネルが量販店、ECショップ、会計事務所等に渡るが、自社データとパートナー販 売情報などの複数データから属人的に月次定型レポートをまとめていた 定型レポートには柔軟性がなく、またExcelでは数百万件のデータが扱えなかった データ集計作業にひと月を要し、本格的な分析まで手が回らなかった ■解決策 • • マーケティングと営業部門のマネージャークラス、経営層など業績や経営に責任を持つ社 員がQlikViewを活用 サーバーのメモリは32GBを搭載し、最大データは500万件の数年分の売上データを扱い、 データ抽出は数10秒~数分で完了している。 ■結果 • 「QlikViewの導入で、これま で集計に留まっていた単な るデータ可視化から「本格的 な分析」が実現。迅速な意思 決定と、分析軸を柔軟に変 更しながら、データの深堀り が可能になりました。」 • • • 担当者の要望に合わせて柔軟に分析軸を変更でき、データから何がどうどこで売れている かなどの分析・議論が出来るようになった 従来は月次・週次のデータ更新を、社内データは日次、社外データは週次に短縮し、スピ ーディーな意思決定に貢献 商品ごとに需要期が異なるが、販促期間中に競合製品の販売状況と比較しながら柔軟に 販売施策を変更するなどの対策が可能となった ユーザー登録時のアンケートから入手した企業規模、業種、購入理由などのプロファイル を活用し、同一ユーザーが次の年に新なチャネルから製品を買いなおしているケースが多 いなどの新たな発見が見つかり、保守サービス等の検討課題を可視化 まとめ = 現場を課題解決に導くセルフサービスBI ご清聴ありがとうございました。 無料で無期限、フル機能使えるパーソナル版を ホームページからダウンロードいただけます。 QlikView 体験
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