導入事例 Case Study QlikView, DataSpider Servista 株式会社ドクターシーラボ 1999年2月設立。 「肌トラブルに悩むすべての人々 を救う」という理念のもと事業をスタート。皮膚の 専門家が独自の研究と開発を行い、自社商品に対し て責任を持ち、美容と健康をサポートする価値ある 商品の開発に挑戦し続けています。 本 社:東京都渋谷区広尾1-1-39 設 立:1999年2月 恵比寿プライムスクェア 14F 従 業 員 数:725名 U R L:http://w w w.ci-labo.com/ ( 取材日:2013年12月 ) P O I N T QlikViewでマーケティングを強化! BI初心者にもすぐに使いこなせ、 BI初心者も全員マーケターに 社員をマーケターへと進化させる 仮説検証のスピードと精度を上げて をはじめ、最先端の皮膚医学を取り入れた化粧品を開発、提供するドクターシーラボ。 ダイレクト・マーケティング企業の根幹を担うBIツールとしてQlikViewを導入し、顧客 へのプロモーション施策やロイヤリティ向上に活用しています。 従来のBIツールは利用者が広がらず、 分析用途も限定的。 効果分析をタイムリーに実施 マーケター養成ツールとして メディカルコスメのリーティング・カンパニーとして、代表商品「アクアコラーゲンゲル」 課 題 顧客分析やプロモーションの 200名がQlikViewを利用 1 2 3 DataSpiderで基幹システムと 連携し、既存のデータウェア ハウスを活用 対 策 効 果 利用者にとって使い勝 手のよいB Iツール 仮 説 検 証のスピードと精 度 が 向上、戦 略 を導入。 的な分析が可能に。 操 作 面がハードルとなり、現 場で 使い 初 心 者 が は じ め の 一 歩 に 使 える 導入から第1次リリースまでわずか6週間 こなせない QlikViewを採用 で構築 ライセンスがネックとなり、ユーザ 数を増 Q l i k V i e wを 使って 社 員を顧 客 指 向 の QlikViewのリリース後、月間利用者数は やせない マーケターへと養成 従来ツールの約3倍に拡大 売 上 販 売 実 績の把 握 やD M 送 付顧 客の テンプレートの設 計や構築は伊藤 忠テク DMやテレビCMの効果検証、キャンペーン 抽出にしか利用できていない ノソリューションズ社が担当 企画の立案に活用 業 種:製造/販売 ユ ー ザ 数:約200名 データソース データ連携/変換 BI ユーザ システム概要 デ ー タソース:Oracle 9i 利 用 業 務:マーケティング、営業、 商品企画、eコマース、広報 協力パートナー: マーケティング DataSpider 顧客属性 購入実績 データウェアハウス QlikView Server 営業 商品企画 eコマース 商品マスター Oracle 広報 Case Study QlikView, DataSpider Servista BIはダイレクト・マーケティング 企業の根幹を担うツール 圧倒的なパフォーマンスと 高い操作性のQlikViewを採用 データの受け渡しは、 ドクターシーラボは、皮膚の専門家が医学的 2012年4月、次期BIツールの検討を開始した 既存データウェアハウス 見地から開発に携わる「メディカルコスメ(ドク ドクターシーラボは、翌月にはツール選定の方針 の顧客属性や購買 実 績 ターシーラボの登録商標)」市場のリーディング・ を決 定 。導 入は 3 段 階 のフェーズ に分 け、第1 データをDataSpiderで カンパニーとして、 「アクアコラーゲンゲル」など フェーズは、現状多数を占める エントリーレベル 整 備することで、スムー のスキンケア化粧品を開発/販売しています。 の初心者ユーザ(100∼200名) 向けに、早く低 ズなデータ連携を実現し 同社では8年前よりBIツールを利用し、900万 コストで導入し、簡易分析やデータ抽出を行える ました。大野氏は「高い 人を超える顧客情報の分析や、プロモーション効 ことを目指しました。 技術力があり、当社の業 果を分析してきました。しかし従 来ツールは、 6月より製品の情報収集を開始し、 はじめの 務をよく理解しているCTC社だからこそ、短期間 ユーザにとって操作が難しく、またライセンスが 一歩 に使えるツールであることを重視して26製 でこれだけのシステム構築が可能となりました」と ネックとなり、ユーザ数を増やせないという問題 品をリストアップ、その中から7製品に絞り込み、 評価します。 が顕在化していました。情報システム部 IT企画グ 7月にはQlikViewと別製品の2製品にまで絞り ループの大野利行氏は、当時の状況を次のよう 込みました。 に語ります。 大野氏 QlikViewは仮説検証に向いた非定型 CTCからの提案を受けて 「DataSpider」を採用。 加藤悟郎氏 初心者ユーザの利用が拡大 分析結果をアクションにつなげる 大 野 氏 ライセンス保 分析に優れ、パフォーマンスは比べものにならな 新システムの稼働後、利用者数は従来ツールの 有 者 の 実 態を調 べ てみ いほど圧倒的に速かったです。最も重視した、エ 3倍へと増加しており、現在では約200名のユー ると、目的を持って活用 ンドユーザが十分に活用できるツールかどうかを ザがQlikViewを活用しています。利用頻度の高 したり、定型作業に活用 検証するため、マーケティング部、販売促進部、 いパワーユーザの比率も着実に増えています。 しているユーザは3割程 営業部などのメンバー18名に参加してもらい、実 度。利用内容を見ると、 データを使用したデモンストレーションを実施し 大野氏 第1フェーズで掲げた多数を占めるBI初 売 上/販 売実 績の把 握 ました。その結果、18名全員が使いやすいツール 心者が はじめの一歩 に使えるツールにする、と やD M 送 付 対 象 顧 客の にQlikViewを挙げ、採用に至りました。 いう目的は十分達成できたと考えています。また 抽 出 など にしか 使 用さ パフォーマンスの面でも、数十分を要していた処 大野利行氏 販売・商品・顧客分析や プロモーション分析など 6つのテンプレートを提供 れておらず、本来の目的 である戦略的な分析には活用されていなかった のです。 理が数秒で瞬時に実行され、劇的に改善しまし た。これは単に時間が短縮したという以上に、思 考が中断されないことが大きいです。見るべき指 標が決まったら、自由に軸を変えて疑問や仮説を また、分析対象となるデータ量は想定以上に 11月よりQlikViewによる新システムの構築を 掘り下げられるため、社員をマーケター化すると 増加し、2億2000万件に到達。検索の実行から 開始し、わずか1ヶ月半後の12月中旬にはリリース いうBI本来の目的へと近づけられました。 結果が返ってくるまでに数十分を要し、エラーも という短期間での構築が実現しました。主な利用 頻発していました。そこで課題認識に取り組む中 者となるエントリーレベルのユーザ向けには、販 今後について大野氏は、 「QlikViewでBIの活 で大野氏は、BIを最初に導入したマーケティング 売/商品/顧客分析やプロモーション分析など6 用を広げられたので、次はより高度な戦略策定 部門トップのメッセージに行き当たりました。 つのテンプレートを用意。現場がすぐに分析業務 ができるよう底上げを図っていきます。例えば、 をスタートできる環境を提供しました。構築を担っ 分析結果を新製品の企画やキャンペーンの立案 大野氏 BIは売上アップのための打出の小槌で た伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC) につなげたり、営業のセールストークに活かすな はない、会社のシステムや社員の意識を変える は、ドクターシーラボのIT企画チームと席を隣にし ど、QlikViewの活用がさらに進むことで、新た ツールなのだ、という原点に立ち戻りました。重 て要望に即応できる体制をとりました。CTC エン な気付きや発見につながることを期待していま 要なことは、顧客を維持し、販促効率を高める タープライズビジネス第2本部 す」と抱負を語りました。 こと。社員がお客様に購入し続けていただくた サービス技術第2部 システム開発第2課 加藤悟郎 めの効果的な売り方や商品を考え、実践し続け 氏は、開発のプロセスをこう振り返ります。 エンタープライズ る顧客指向のマーケターになることです。 加藤氏 プロトタイプを作っては壊すというプロ BIは、社員をマーケターへと進化させるマー セスを繰り返して、使い勝手の高いユーザインタ ケター養成支援ツールであり、ダイレクト・マー フェースへと仕様を詰めていきました。他製品で ケティング企業の根幹を担うツールでなければ あれば仕様変更に当たるものがQlikViewでは ならないという視点で、新たなBIツールの検討 簡単にその場で変更でき、ユーザのリクエストを を開始しました。 その都度吸収できました。 お問い合わせは 株式会社アシスト URL http://www.ashisuto.co.jp/product/category/bi/qlikview/ E-Mail [email protected] 東 京 〒1 0 2 - 8109 東 京 都 千 代 田 区 九 段 北 4 - 2- 1 市ヶ谷 東急ビル TEL:03-5276-3653 大 阪 〒5 3 0 -0 0 1 1 大 阪 市 北 区 大 深 町 4 -2 0 グランフロント大阪タワーA 13F TEL:06-6373-7113 札 幌 〒0 6 0 - 0808 札 幌 市 北 区 北 8条 西 4 - 1- 1 パストラルビル N 8 5 F TEL:011-746-8484 広 島 〒7 3 0 -0 0 1 1 広 島 市 中 区 基 町 1 2 -3 C OI 広 島紙屋町ビル 3F TEL:082-224-6170 仙 台 〒9 80- 0 0 1 3 仙 台 市 青 葉 区 花 京 院 1- 1 - 20 花 京 院スクエア 1 9 F TEL:022-713-5802 福 岡 〒8 1 2 -0 0 1 3 福 岡 市 博 多 区 博 多 駅 東 2 -6 -1 九勧筑紫通ビル 9F TEL:092-481-7156 TEL:052-232-8211 沖 縄 〒9 0 0 -0 0 1 4 那 覇 市 松 尾 1 - 1 0 - 2 4 ホークシティ那覇ビル4 F TEL:098-943-2276 名 古 屋 〒4 60- 0 0 0 3 名 古 屋 市 中 区 錦 1- 1 1 - 11 名 古 屋インターシティ 4 F 金 沢 〒920- 0 8 5 3 金 沢 市 本 町 2 - 15- 1 ポ ルテ金 沢 8 F TEL:076-260-4921 ※製品内容は、予告なく変更される場合があります。 ※記載されている会社名、製品は、各社の商標または登録商標です。 QV-011 FEB14
© Copyright 2024