SURE: Shizuoka University REpository http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/ Title Author(s) Citation Issue Date URL Version プリント回路基板設計ソフトについて 黒川, 正明 技術報告. 10, p. 61-62 2005-03-01 http://dx.doi.org/10.14945/00003123 publisher Rights This document is downloaded at: 2015-01-31T18:40:49Z プリント回路基板設計ソフトについて 工学部 技術部 エレクトロニクス応用技術系 黒川 正明 現在、プリント回路基板の設計は専用ソ クを行い、回路基板を完成する。できた回 フトEDA/Client(Protel Design System 路情報より、部品表を出力するレポート作 ver3.4.3)を使用して行っている。今回、 成、プリント基板を加工し、製作を行うに Prote199SEが導入されるにあたって、その 特徴と機能、使い方等を調査し、実際に使用 必要なファイル生成等を行う。60000を超 してみた。 ナショセミ、アナデバ等のメーカのパーツ える電子部品シンボルのライブラリがあり、 を参照することが可能である。PLD設計に Prote199SEの特徴は、図1に示すように デザインエクスプローラによるデータベー スの管理である。エクスプローラのごとく 生成されたデータファイルが、保存してあ るデザインデスクトップを元に、各ディレ CPUL言語による設計ができ、PLDシミュ クトリへ各回路のファイルが管理され、ツ ケマティックエディタより動作することが リー構造により視覚的に分るようになって でき、アナログ・ディジタル混在の電子回路 いる。各機能により作成されたファイルが 一つデザインデータベースとして保存され のシミュレーションが可能でありる。解析 る。また、オープンしている各データには それぞれ一つの編集用ウィンドーが用意さ 回はPLD設計、回路シミュレーションにつ いては、アクセスコードがないため使用は れてある。 できない。 機能については、スマートインテグレー ションテクノロジーによる、複数のデザイ ンチームによるドキュメントを一括にデザ 実際にこのソフトを使用するにあたり、 より、回路図をべ一スにしての回路設計、 レーションにより論理回路の動作のチェッ クができる。回路シミュレーションは、ス は過渡、AC、 DC等ができる。しかし、今 次の仕様でタイマー回路の設計を行った。 載£ib paft y日頴 皇㎏oeΩ芦廓工oo謄 §‘n”Jlete P口 』典 】kb インデータベースとして管理するスマート 賂i日●P£@8愈グ子、il二i溌+欝8∫ソ ,Ψ地は一めPt? ’≒下ト冶÷エ}琶図砂†言(q三/9PtJXT薗 ロ◎◎G回編 苧苧平吉 亭イT? 晶吉◇th ドックテクノロジー、デザインチームによ 遷《 師1・・e・iB・。“…S・h] る共同作業が可能となるスマートチームテ クノロジー、ユーザインタフェースと各ツ 騨』・ゆ 1 一1.DRclCAMO両加f。reゆ1.c㎝leゆ1.刷釧 こ鑑鷲咋 1 ール(サーバ)を別々にし、サーバ同士が連動 するスマv・・一・一トツールテクノロジーの3種類 一自遷 m l ⇔3s礁: 1 ヨ㌫ご 濱蒜ぽ により集約的に回路設計が出来る。 ぷ 3D e;cp ドぬ 具体的な機能を説明すると、電子部品情 報と結線情報を取り扱うスケマティックエ …難{ 曇羅 ディタにより、回路図を作成しERCにより 電子部品の誤配線や、未配線等をチェック 薗驚蜘1P陀 一 @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @ @→ 一 一 旦、 、1Hq イノ _一 一一一一 @一一 → oo ⑰ u2 ㎜ ▼CC R㎏ r咋 s斑G D口CHG @ THOLP nUT Cマ◎L了 5 @ GND することにより、回路図を完成する。PCB デザインにより、電子部品のレイアウト、 配線のルーティングを行い、DRCにより配 線間隔、電子部品の配置、接続等のチェッ 一61一 UA555 │ / | 1 図1 デザインエクスプローラ 誌品め タイマーICを用いた無安定マルチバイブ 一白コ’塩〔呈ご二繧コニニ.^’°’「:f., .’二 竺 ⇔1由 1刊 v一 ㌔’ tS⑰ 〕“・1 b」』 励 き一 ぴ● 苗谷口■ ρρ②≒:二:㌶ ・乙、二▲ご㌃・} / ピM ,..c’,? 1〔嬬ピorlシ加oo ic51 レータ回路(T1:オン時間、 T2:オフ時間) T1=0.695(R3+R4)C4・=1.4(s) T2=0.695(R3+2*R4)C4=2.1(s) ぽ声 ⊇濫 ’』胎1−・;a e,る1・「こblc・P”」| 一 撚:!陽完.. Sr.Lite乏= 鍵涜=ξ這蕊 諺;懲憂錘髪ヨ罎繧’膓慾三鶴 惣 カ藁…嚢 胴… 灘鞍 講糠 @ 難難灘欝 IC:NE555、 R3、 R4:1MΩ、 C 4:1.0 μF。今回はシングルユーザであるのでチー 籠 ヒ雛懸瓢擬.…. ムを組まず、パスワードも特に設定せずに 行った。図2に示すように、スケマティッ クエディタを開き、部品ライブラリからフ ェアーチャイルド社のuA555を選択し、 貼り付けを行い、次に、抵抗のシンボルを ゜や 亮蕊 C 図3 PCBデザイン 選択し貼り付け、フットプリント(形状) をaxia10.3、抵抗値1MΩと設定する。コン デンサ(1pa Eo.1μF)も同様に行い配置 した。ツールバーよりワイヤーを選択し部 品間の結線を行った。ERCによりチェック し回路図配線を完了する。次に図3に示す、 PCBデザインを開き、スケマティックによ りできたファイルを変換し、部品配置を行 い、ZV・一一ティングにより部品間の結線を行 った。図4、5に示す3Dビユーにより3 次元によりプリント基板の配線、部品配置 等の検討を行いプリン基板を完成すること ができた。プリント基板加工機に渡すため 図4 3Dビュー のファイルの生成もできることが確認でき た。今後の課題:一部使いこなせていない 機能があるため、マニュアル等により克服 したい。 ゜ ・smpコo驚竺͡,径芸.認三、≡ζ二三二..三 云 ⇔E帰ロペY−£k:’Llttsnユ゜°㎏二t’v“ta「LO「kav! ’Ato.r Llab 籏 口臼6 ρρ⑨ seン ィ:へ:::1究→・ M8∫ Y ・ ψロ} に :畦1:K㌔:=o ロ(ヨOt・Kq’/ε(7・、へTロ ロOOG四= 百tV? ヱP;!± ttニニ? 9 “” e th lb輌・B「°・’=° Sch! ,1」竺型竺…里竺…・ゆ1・P・b耐・xp1・sdl l ieκ随心 一・ ’‘’ ii :Lb こ: ワ ト ロ きニロb ’ Ril li蹴 一/ 。i li ‖ 湿・ … 蹴 {認三‘’「t ;、;鵠Ct・ :づ 1_」〔乞_L」強一L」い 一中 i −一Z 二 { 一一 рR i 一一 曹S i 図2 スケマティックエディタ 図5 3Dビューによるスケルトン 一62一 一
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