SURE: Shizuoka University REpository http://ir.lib.shizuoka.ac.jp/ Title Author(s) Citation Issue Date URL Version 青羽根銅鉱床の顕微鏡的研究 黒柳, 公治 地学しずはた. 25, p. 40-42 1961-03 http://dx.doi.org/10.14945/00006079 publisher Rights This document is downloaded at: 2015-01-31T22:42:40Z 背羽根銅鉱床の顕微鏡的研究 黒柳公治採 鉱山の位置は静附県志太郡朝比奈村背羽根で瀬戸川白吏読朝比奈川と替金 川正はさま札た背羽根部落の金場という斜面児ゐる. 東海 i t i線 か ら は 静 嗣 市 ・ 焼 津 市 お よ び 藤 枝 市 町 三 方 向 か ら 行 { こ と が 出 来 る醍.静岡よ均一級同道で安倍川を渡 句.新宇部白書トンネルを抜げて岡部 正 行 き . そ 己 か ら 朝 比 奈 川 を 逆 の ぼ 町 . 尉 ,小 掘 .木 俣 を 眠 て 行 tか . 焼 聞 か ら は や は 句 瀬 戸 川 を 逆 の ほ 句 胸 部 を 逝 っ て 行 〈 り が よ もH いずれも静岡鋲 追加バスの使がめる白 最近東梅鉱iI!!がしばら t試 織 を し て 銅 5- 7~もの品位 の鉱石 を且つりたが 現在は休止してい為。 北方1( 5 4 7 .3 mの 三 角 点 , 南 方 。 C 4 8 官 9 m の三角点を望むや~急な恥 紗1(ゐ句 .鉱 櫛 は 瀬 戸 川 !J 里帰群滝沢胸でその内6 ζ オリープ岩が賀入している. オ リ フ岩体同滝沢糾の をして いて 般 走 向 傾 斜 NE-SW.600 N W に な ら っ て 岩 眠 状 .Wき は 北 方 三 角 点 (54Z3m)附ili:では三金集局曹との境界断 H 曜 日 よ っ て 切 ら れ わ か ら な い が ,宵 羽 般 道 路 附 近 で 15日 m 南 方 町 山 頂三 角 点 ( 4 8 空 9 m) 附 近 で 4 8 0 m 円 陣 さ が あ お 。 己 的 岩 体 は 造 ! 1 l 運 動 1 ( 伴 っ て貫入したものでゐる.活 1 蛇 絞 岩 中 町 磁 性 の 強 い 部 分 は こ 続 制 ゐ っ て .一 つ は 白 色 町 底 鉄 鉱 と ク ロ ー ム 鉄 鉱 と 緑 泥 石 よ 内 合 町 .他 は 師 銅 鉱 と 合 チ タ た~ 0 γ 鉄鉱と硫鍛=ツゲル鉱よ均 前 者 同 Cの 地 肢 に よ く み ら れ る 普 通 わ も の で 成 閥 的 1 ( は 蛇 紋 岩 R 一 部 である.後者は後の鉱化作加で出来たも加でゐ誌. 合 チ タ ン 鉄 鉱 は 研 磨 片 中 町 大 部 分 の 間1績 を し め 磁 性 が 強 〈 か な ら ず 開 銅 鉱 を伴 危 う . 腐 食 獄 肢 で 畠 像 が 現 わ れ な い ζ とと ,鏡 下 で そ の 明 か お き . 巴 か らチタ γ 性 c n. , り で あ る こ と が わ か る . ま た チ タ ソ 鉄 鉱 が 強 ぃ ιと で 興 っ て い る . そ E で磁鉄鉱と nstat ten博1(1'1た句 Ulvcs: p エ ロ 01 F E び 盈 紅 石 ルも 紫味 間 K 広 〈 図 書 草 体 を 持 ち Widma- と 推 測 さ れ る が .な お 鑑 定 す る 必 要 が あ 為。 ,めあいは含チタン鉄鉱が蝉鍋鉱の勝 蹄 銅 鉱 は 合 チ タ ン 鉄 鉱 中 正 不 規 員1 ζ *教育学部 4年 生 . -40- , 側面にモって筒状に入った均して い る.巴はうす桃賞色または淡背色。合チ タ ン 鉄 鉱 と れ 境 は 硬 度 替 が 大 い た め 強 tふ ち ど ら れ て い'"0 乙 m町 嗣 鉱 は 淡 賞 背 → 揖 育 的 事 色 性 が あ 句 , 十 字 ニ コ ル 下 で は 白 背 緑→ 揖 紫 腎 色 へ と 置 る E と .お よ ひ'HN03.FaC13.K CII.百 C1等 に よ っ て 葉 片 構 造 ゃ レ ン ガ 状 構 造的現れる ζ と か ら 低 温 二 次 蹄 銅 鉱 や 担 藍 で な い E とが は っ き 均 し た . ま た 青 色 醐 銅 鉱 や 鮪 藍 も 部 丹 が91 C 現 れ て お 句 二 次 的 IC出 来 た も の と 思 わ れ る . 小 林 治 夫 氏 ' * 3の 云 う ふ き邑陣銅鉱'(>灰 背 白 色 . 青 色 醐 銅 鉱 t 乙めたるもの ー と 恩 わ 札 . ま た Buarger, j 誕4 .R.oaetarbosch 後 5 Lindgren 栄 6 お よ び utenbcugaardt*7氏 自 研 究 を も と に す あ と 政問{銅鉱 K な る . 硫鉄~ツケル鉱は淡賞色で磁硫鉄鉱 . 賀輯鉱よ句関" (i1¥鉄鉱よ句暗 'iIi銅鉱ほど賞味が強 tた い o Ulvdspinel t 中比四辺影ゐるいはそれに近い 酔 を し て ひ と と こ ろ に 縫 っ て い た 句 .散 ら ば っ て い た 句 す "0 母岩 m 蛇紋 ~t q)と己ろど c}うに自 f診 を 示 レ . と き 正 ク ロ ー ム 鉄 鉱 と 共 生 を する/iIl鉄鉱があゐ.また 惜 告 で め 色 蛇 紋 岩i 中 に は 蛇 紋 石 が 緑 泥 石 4ζEわ る と きに放出した訟がlilI鍛 鉱 と し て 樹 枝 状 向 調 原 氏 な 。 て 入 っ て い る . 最 後 に 拡 床 の 成 闘 を 考 え て み る と , 琉 鉄 ュ γ ケ Jレ 鉱 が 陣 銅 鉱 中 I C浮 か ん で い る よ う 児 見 ; t,らこと .輝 銅 鉱 と 官 チ タ ン 鉄 鉱 が 棺 E正 組 員I JiEし( . あ る い は 不 岨 則 に 入 内 込 ん で い ゐ ιと .ク ロ ー ム 蝕 鉱 と I i l i 鉄 鉱 は 蛇 紋 岩 体 全 般 正 見 られる E と か ら . 己 的 附 近 の 蛇 絞 討 の 貫 入 直 後 モ nが 固 化 し た い う ち 児 童 金 属 を 多 t含 ん だ 超 痘 碁 性 マ グ マ が ιの 貰 入 体 』ζ 併 入 し . は じ め オ リー プ 石 . ク ロ ー ム 鉄 鉱 街 鉄 鉱 を 品 出 し . 後 。 E硫 鉄 = フ ケ ル 鉱 を 品 問 し , 続 い て 鋼 鉄 i ζ 寓 む 鉱 躍 に よ 句 硫 鉄 ユ ツ ゲ ル 鉱 の 一 部 を 史 代 し て 陣 銅 " ^・合 チ タ ソ 鉄 鉱 の 晶 出 が め 内 . 硫 鉄 ニ ッ ケ ル 鉱 町 交 代 さ , も な い 都 骨 が 揖I 銅鉱町中日,時には含チ タン鉄鉱中広構造方向 1 1 : c..われた周辺形をして残された a 輝銅鉱と含チタ γ 鉄 鉱 の 品 附 順 は . と こ ろ ど こ ろ で 反 対 に な っ て い ゐ ょ う 正 問え .前 後 関 係 は は令き均レたも同以上を袈にしてみるとお~'"ょう K た句,正規岩しよう鉱床 m後期貫入鉱床と椴定され " 0 -41- 起 培 ; 1 / ; 制1 マ グ マ L i J 鉄 ・ニ ッ ケ ル オリ ーブ石 1 9 < 1 1 ¥.I i !U *a … 鉱 液 蛇 紋 石 硫魁ェツタル鉱 交代作則 磁 ザ 合 チ タ Y舷 鉱 様 師銅鉱 1 *2 タローム飲鉱と共生している 白 色 自~U'R:齢鉱 点 業 a 米 " b 場 母岩ゆ .U泥石の問 。 ζ樹校状。ζ入.,ていあ。 主 献 名波幸太郎ー仲間県曲比事鉱山内クローム帖鉱床(線大卒鼠 A .' F '. Buddingtcn. Jcseph Fahey :γ1c a nd pet rc ge~e ti c T耳 ermcme1 h 1955) AngelユnaVlisidis Signific a ~icn of TitaniferOus MaRneti乞e ,. o Ar n.J. Sci. vcl.253 小 f f詰 夫 4 P.497 北海道日高闘静内鉱山 E b自然銅 q>/li舟t l l i ,徴般的研究 (地質雑 説 経 Sep .19 :.~ 49巷 1942 P.377 Buerger. N,W: Chalcccite prObls ロ Eccn. GE iC ユ . VCl 36 : * ' 5 R.oasterbcsch: ccpper mine了 alizaticn in the ,. 6 後 PD . 19 - 4~ 7 Fungurume reagjcn, Katan~a . Eccn. Gecl. ' 1 0 1.46. . 1 T :2 Lエndgren: Mineral Depcsits P.837 Ut9nbcugaardt MicrcSccpic Identifica七icn cf Qre Minorals. "Digenite"& HNecdigenite# -u 2-
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