2014 年5月 27 日(1/2) ファイバーレーザ(2kW)搭載 パンチ・レーザ複合マシン 「LC-2515C1AJ」を発表 -省エネ・低コストで高効率な工程統合を実現- 株式会社アマダ(神奈川県伊勢原市:社長 岡本 満夫)は、5月 17 日(土)から伊勢原事業所内の アマダ・ソリューションセンターで開催している AMADA INNOVATION FAIR 2014(AIF2014)に おいて、新商品としてファイバーレーザ(2kW)を搭載したパンチ・レーザ複合マシン LC-2515C1AJ を発表いたしました。 LC-2515C1AJ は、工程統合型複合マシンに「ファイバーレーザテクノロジー」の新技術を搭載し、 高生産・省エネ・低コストで高効率な工程統合を実現した『ファイバーレーザ複合マシン』として、ラ インナップ。オープンテーブルで遮光性を実現した仕様となっており、ブランク加工におけるさらなる 差別化を可能にするマシンです。 【LC-2515C1AJ 主な特長】 1.高生産性・省エネ性 ・CO2 レーザマシン(4kW)に比べ、ファイバーレーザでは高いビーム品質と集光点の密度を高め ることができるため、薄板加工での超高速切断が可能となりました。自社製2kW ファイバーレー ザ発振器と、CO2 レーザ(4kW)と比較した場合、消費電力 1/3、待機時の消費電力も抑えました。 ・ファイバーレーザ搭載に合わせて Y 軸を強化し、高速切断に対応しました。 ・5′×10′材への対応による加工領域の拡大と、パンチング・成形・タッピング加工とファイバーレー ザ技術を統合する「工程統合」により、高反射材や難加工材の加工に対応しながら、全体の加工リ ードタイムを短縮しました。 2014 年5月 27 日(2/2) 2.安全性と作業性の両立 ・ 「レーザ軸 Y 移動方式」を採用しているため、レーザ切断時は材料移動を X 軸方向のみとしており、 レーザ加工時のキャビンカバーをY軸移動領域のみに限定しています。 この Y 軸移動領域のキャビンカバーにより、遮光領域をコンパクトにする新しい「オープンテーブ ル遮光方式」を開発しました。これにより、省スペース化とオペレーターの安全性の確保の両面を 同時に確保しました。 ・オープンテーブルの利点として第2原点を設け、キャビンカバーを開閉せずに素材セットが可能 となり、従来機と同等の作業性を確保します。 3.工程集約・安定加工の実現 ・切断加工はファイバーレーザ切断を主とし、成形やタッピングなどの加工を金型で行うことで、効 率的な工程集約を実現しています。 ・パンチング金型の使用実績を ID 情報で管理し、磨耗を予測。安定した金型コンディションを維持 する「品質のデジタル管理」を実現しました。 4.トータルリードタイムの短縮 ・自動供給装置とテイクアウトローダーとのシステムアップにより、長時間連続運転が可能。 ・お客さまの要望に応じたシステムアップバリエーションを用意しました。 以上 ◆発売開始時期 : 2014 年5月 ◆年間販売目標台数 : 100 台 / 年 ◆販売価格(単体機) : 121,800(千円) LC-2515C1AJ 機種名 移動方式 パンチ加工時 X 軸 / Y 軸 材料移動 レーザ加工時 X 軸 材料移動 Y 軸 光移動 パンチ加工範囲 X × Y mm 3050×1525 レーザ加工範囲 X × Y mm 2500×1525 複合加工範囲 X × Y mm 2500×1525 早送り速度 X / YP / YL / Z m/min 100 / 80 / 80 / 80 mm ±0.07(弊社打ち抜きパターンによる) mm 6 プレス能力 kN 200 マシン質量 kg 20000 kVA 15 加工精度 加工板厚 受電容量 (パンチ/レーザ) 株式会社アマダ コーポレート・コミュニケーション部門 広報室 〒259-1196 神奈川県伊勢原市石田 200 TEL:0463-96-3105 FAX:0463-96-3407 URL: http://www.amada.co.jp
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