完成基板を 組み合わせるキット 内容を表1 LV−2.OBasic

DSDネイティブ再生にも対応するUSB DAC
付きプリメインアンプキット「LV−2.0シリー
ズ」.さまざまな楼能を持った基板を組み合わ
せることで 望みのアンプにカスタマイズでき
るシリーズだ 今回は,パソコンで音量調節や
入力切り換えができ,ユニークな機能を持つ
ヘッドフォンアンプ基板を搭載した,現時点
での最上位機種「LV−2,O Premium」キットを
製作したのでレポートする.
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同時に価格を抑えることにも成功
した.
完成基板を
組み合わせるキット
これらの基板を組み合わせてプ
リメインアンプにするのだが メ
本シリーズの最大の特徴は プ
リメインアンプの機能をいくつか
ーカーは3つの基本セットを用意
に示す.
がLV−2.0にリニューアルされた経
のモジュールに切り分け,それら
を組み合わせることによって思い
緯は2014年3月号の「キットガ
イド」欄で紹介した 複雑だった
通りの機能を持ったアンプが作れ
ることだ もちろん,キットの基板
は,入力はアナログのみで 入力
切り換えやボリュームをPCでコン
LV−1.0を統合整理することによっ
て回路の理解と製作が容易になり,
だけでなく,ユーザーが作った基
板を搭載することもできる.
トロールできるプリメインアンプ
PCによるコントロールの比重が
高かった旧モデルシリーズLV−1.0
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[写真1]本機の全内容.ヘッドフォンアンプ以外の基板はすべて完成品
2014/5
している.各モ
内容を表1
LV−2.OBasic(税別3
●メーカー発表の主な仕様
口音声入力:RCAxZ系統.ステレオ
ミニジャック(¢3.5mm)×1系統
ロデジタル入力:USBB型
口対応フォーマット:PCM44.1/48/
88.2/96/192/352.8/384kHz(IZS),
24ビットまで
口対応OS:WindowsVista,7.8
口DSD64(2.822MHz)/128(5.644
MHz)ネイティブ再生
口出力:スピーカー×1系統,ヘッドフ
ォン(¢6.3mm)×1系統
□定格出力:40WX2(スピーカー).
300mWX2(330ヘッドフォン)
口PCコントロール端子:USBミニB型
口対応OS:Windows Vista,7.8/
Mac05XlO.6.1−/iPadiOS4.2−−
ロディスプレイ:160×128ドットフ
ルカラーOLED(SPiインターフェイ
ス)
口外形寸法:300×76.4×245.7mm
(突起部含む)
□価格:59.800円(税別)
53
[表1I LV−2.0シリーズの桶成
D S D 対 応 U S B ヘッドフォンアン 高性 能 ヘッドフォ P C コントロール 簡 易 コントロール P W M 方 式 パワ
電源
赤外 線 リモコン
プ付 きプリアンプ ンアンプキット※ システムマイコン 基 板 キット※
ーアンプ
D AC
n m l小爪 ∴ :
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機能
B as C
M in
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○
○
○
○
○
○
○は標準搭載されているもの,△は搭載されていないが使用できるもの,※はハンダ付けが必要なもの.各基板は単売あり
データ入力
D S D 対応
高 機能 ヘ ッ ドフ ォ ン
U S B DA C
アンプキット
LV2 −
J S BD AC M
LV2H PA M −
KiT
†
臆
ヘット
フ ォンアンプ
付きプリアンプ
i[PJtl(RCA)
■
PW M 方式
パワーアンプ
i[pUt2(RCA)
LV 2P RA M
T
im]t3
(ミニジャック)
U SB M 面B
コントロール入力
リモコン受光部
ヘッドフォン
出力
スピーカー
出力
LV 2・
PEA M
[写真2]LV−2.OMini.表示パネル用
の窓にトグルスイッチやボノユームが取り付
けられているだけ
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繁 務
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P Cコントロール
システムマイコン
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[図11LV−2.OPremiumの構成
今回製作
(写真1)は
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こLV2.0−Premium
る.ハンダ付けに慣れていない若
機能に加えて,
い世代に向けた配慮だろう.ただ
DSDネイティブ再生 こ対応した
し,完全なハンダ付けレスはBasic
USBDACを搭載し
さらに,
のみで MiniとPremiumにはハ
BASICではプl)アンプ基板に同居
ンダ付けが必要な基板が含まれて
していたヘッドフォンアンプを独
いる.
立させている.
Mini(税別32.800円)はPC
コントロールも省略した.もっとも
機能の少ないモデル.上位機種に
搭載されているリモコンもなく,入
力切り換えはトグルスイッチ,音量
調整もフロントパネルのボリューム
のみ(プ)アンプの電子ボリューム
Premiumだけの基阪
本機のブロックダイヤグラムを
図1に示す.
プリアンプパワーアンプ電源,
システムマイコンの各基板につい
ては,3月号ですでに紹介している
ので ここでは,Premiumだけに
の化粧パネルすらない(写真2).
搭載されているUSBDAC基板と
ヘッドフォンアンプ基板について
ということは,Miniが最も拡張性
解説する.
を制御している).フロントパネル
54
:
[写真3I DSD再生対応のUSBDAC
基板LV2−USBDACM.写真ではわかり
にくいが,基板の下半分はアマネロの
DDC基板Comb0384で裏返しに取り
付けられている
384が乗った形で供給される.
Combo384は非常に高性能な
DDCで十℃Mは384kHzまで,DSD
は6.144MHzにまで対応している
がDAC側(チップはPCM1795)
の制約を受けるため,そのスペッ
クをフルには生かしていない.ま
だCombo384もPCMl795も32
ピットまで対応しているが ソフ
トがほとんどないため,事実上使
えない.
基板を見ると,金属皮膜抵抗や
PPSフイルムコンデンサーなどが
採用されており,オーディオ的な
に富んでいるということであり,上
位機種より工夫のしがいがある.
(1)USBDAC基板
ベテラン向けモデルだ
LV2,0−USBDACM
もう一つの特徴として.ハンダ
.聞 き
USB入力のみのDAC基板で
配寝が感じられる.
(2)ヘッドフォンアンプ基板
LV2.0−HPAM−KiT
付けレス化がある.いわゆる「自
リンクマンオーディオオl)ジナル
作PC」の感覚で完成基板をコネ
のDAC基板の上に,アマネロ(イ
プリアンプ基板LV2−PRAMに
クターで結線すればすぐに動作す
タリア)のUSBDDC基板Combo
もヘッドフォンアンプは搭載され
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[写真7]完成したLV2.O
Premiumのケース内部
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[写真8]表示窓とヘッドフォンジャックだけの.シンプルなフロント
パネル
ケースの塗装を剥いでアースポイ
ントを作るところが2か所あるので
忘れないように それから,コネ
クターを挟めていく順番に気を付
けなければならないところがある.
やりやすそうなところから始めて
いくと,奥のコネクターに指が届
かなくなるので 指の届きにくい
ところからやっていこう.
完成した状態を写真7−9に示
す‥
ノギスと手袋は必要かもしれな
い.長さ1mm違いのネジを使い
分けることがあるのと,フロント
パネルに手の油脂がつきやすいか
らだ
56
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[写真9]usBミニBジャックはPCによるコントロール用,USBB
ジャックはオーディオデータ用となっている.ACインレットはヒューズ
とスイッチを内蔵したタイプ.スピーカー端子は大型のしっかりした作
りのものが選ばれている
試聴
入力は4系統もあるので 普通に
使用するには十分だ
完成したら,アナログ入力で音
が出るかテストして,パソコンに
接続する.コントロールとオーデ
拡張性があるので作りっぱな
しではなく 長く愛用できそうだ
Combo3
のフルスペックが生か
ィオデータは別になっているので
2本のUSBケーブルが必要だ(キ
ットに同梱されている).pCでコ
せるよ
ントロールするには ソフトウエア
のインストールが必要.
DSD再生にはroobar2000が必
要だが筆者は使っていないので
試聴はPCMのみだった 音は
真空管アンプのような色付けの少
ない,少し細さが感じられる繊細
な音だ ボリュームを最大にして
もノイズはほとんど感じられない.
になる日も遠くないだろう.
●問い合わせ先
マルツエレック株式会社
〒101−0021東京都千代田区外神田5・2・2
セイキ第一ビル7F
TELO3−6803−0209
●販売
マルツパーツ館
仙台上杉店/秋葉原本店/秋葉原2号店/
静岡八幡店/浜松高林店/名古屋小田弊店/
金沢西インター店/福井二の自店/福井敦
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MJ