水道事業ガイドライン業務指標値(PI) 目標1 安心 (すべての国民が安心しておいしく飲める水道水の供給) 単位 定義(積算方法) 望まし い方向 1001 水源利用率 % (一日平均配水量/確保してい る水源水量)×100 ― 70.9 71.6 70.4 69.0 69.1 確保している水源水量をどの程度利用しているかを示します。 利用率は高い方が水源の効率的利用にはなりますが、渇水時は100%取水できない こともあるので、危険が大きくなります。 1002 水源余裕率 % [(確保している水源水量/一日 最大配水量)-1]×100 ― 26.6 23.7 25.4 30.2 28.0 確保している水源水量が、どの程度余裕があるかを示します。 渇水時は、確保している水源水量を100%取水できないので、水源余裕率はあること が必要です。 1003 原水有効利用率 % (年間有効水量/年間取水量) ×100 ↑ 92.0 91.4 91.0 92.5 91.8 年間取水量のうち有効に使われた水量(漏水量などは含まない)の割合を示します。 この割合が高いほど、取水した水が有効に利用されたことになります。 1004 自己保有水源率 % (自己保有水源水量/全水源 水量)×100 ― 5.1 5.1 5.1 5.1 5.3 管理している貯水池、井戸の水源水量の割合を示します。 この割合が高いほど、取水の自由度が大きくなります。 円/㎥ 水源保全に投資した費用/そ の流域からの取水量 ↑ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 自己の水源かん(涵)養のため投資した費用に対する取水量の1㎥当たりの費用を示 します。 項目 原水水質監視項目数 ― 36 37 37 37 37 原水(浄水処理する前の水)で月1回以上調査をしている項目数を示します。 項目数は原水や河川の特質によるため、必ずしも項目数が多いことがよいというわけ ではない。 1102 水質検査箇所密度 箇所/ (水質検査採水箇所数/給水 100k㎡ 区域面積)×100 ↑ 9.8 8.7 8.4 8.9 8.9 給水区域100k㎡当りの水質検査箇所数を示します。 この値は給水区域の形態などにより異なります。 1103 連続自動水質監視度 台/ (連続自動水質監視装置設置 (1000㎥ 数/一日平均配水量)×1000 /日) ↑ 0.090 0.090 0.091 0.093 0.093 (水質基準不適合回数/全検 査回数)×100 ↓ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 じゃ口での水質が、水質基準に違反した率を示します。 この値は、0でなければなりません。 ↑ 75 75 65 65 70 じゃ口での2種類のカビ臭物質最大濃度の水質基準値に対する割合を示します。 この値が高いほど、カビ臭からみた不快を感じさせないおいしい水を提供できているこ とを表します。 ↑ 0 60 40 75 33 じゃ口で、残留塩素濃度の最大値が0.8mg/Lのとき0%、0.4mg/Lのとき100%で表示 します。 この値が高いほど、塩素臭からみた不快を感じさせないおいしい水を提供できている ことを表します。 番号 1005 業務指標名(単位) 取水量1㎥当たり水源保全 投資額 1101 原水水質監視度 1104 水質基準不適合率 % [(1-ジェオスミン最大濃度/ 水質基準値)+(1-2-メチルイ ソボルネオール最大濃度/水 質基準値)]/2×100 [1-(年間残留塩素最大濃度 -残留塩素水質管理目標値) /残留塩素水質管理目標値] ×100 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 解 説 24時間連続して水質を自動的に監視する装置の一日平均配水量1000㎥当たりの設 置数を示します。 この値が高いほど、安全な水質監視体制の強化を図ることができます。 1105 カビ臭から見たおいしい水 達成率 % 1106 塩素臭から見たおいしい水 達成率 % 1107 総トリハロメタン濃度水質 基準比 % (総トリハロメタン最大濃度/総 トリハロメタン濃度水質基準値) ×100 ↓ 50 50 60 70 90 じゃ口での水質基準の値である0.1mg/Lに対する総トリハロメタン濃度最大値の割合 を示します。 この値が低いほど、より良質な水を提供できていることを表します。 1108 有機物(TOC)濃度水質基 準比 % (有機物最大濃度/有機物水 質基準値)×100 ↓ 40 37 47 33 37 じゃ口での水質基準の値である5mg/Lに対する最大有機物(TOC)濃度の割合を示し ます。 この値は低いほどよいです。 番号 業務指標名(単位) 単位 定義(積算方法) 望まし い方向 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 解 説 1109 農薬濃度水質管理目標比 % ∑(xi/Xi)/n×100 ― 0.013 0.025 0.005 0.033 0.025 じゃ口での水質基準の値である各農薬の管理目標値に対する最大濃度の割合を示し ています。 この値は低いほどよいです。 1110 重金属濃度水質基準比 % ∑(xi/Xi)/6×100 ↓ 10 8 7 8 7 じゃ口での水質基準に定める6種類の重金属の基準値に対する最大濃度の割合を示 しています。 この値は低いほどよいです。 1111 無機物質濃度水質基準比 % ∑(xi/Xi)/6×100 ↓ 18 17 21 13 15 じゃ口での水質基準に定める6種類の無機物質(簡単にいうとミネラル分)の基準値に 対する最大濃度の割合を示しています。 この値は低いほどよいです。 1112 有機物質濃度水質基準比 % ∑(xi/Xi)/4×100 ↓ 4 7 5 7 14 じゃ口での水質基準に定める4種類の有機物質の基準値に対する最大濃度の割合を 示しています。 この値は低いほどよいです。 1113 有機塩素化学物質濃度水 質基準比 % ∑(xi/Xi)/9×100 ↓ 0 0 0 0 0 じゃ口での水質基準に定める9種類の有機塩素化学物質の基準値に対する最大濃 度の割合を示しています。 この値は低いほどよいです。 1114 消毒副生成物濃度水質基 準比 % ∑(xi/Xi)/5×100 ↓ 10 10 8 2 5 じゃ口での水質基準に定める5種類の消毒副生成物の基準値に対する最大濃度の 割合を示しています。 この値は低いほどよいです。 1115 直結給水率 % (直結給水件数/給水件数)× 100 ↑ 96.2 96.2 96.3 96.3 96.3 受水槽を経由せず直接給水される割合を示しています。(年度当初時点) この値が高いほど、より多くのお客さまに良質な水道水が届けられることになります。 1116 活性炭投入率 % (年間活性炭投入日数/年間 日数)×100 ― 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 1117 鉛製給水管率 % (鉛製給水管使用件数/給水 件数)×100 ↓ 23.9 * 22.8 * 20.8 * 19.5 * 18.5 * 粉末活性炭を投入した日数の割合を示します。 主にカビ臭対策として使用されます。 鉛製給水管を使用している件数の割合を示します。(年度当初時点) この値は低い方がよいです。
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