差動型示差熱天秤(TG/DTA)高感度示差走査熱量計(DSC)講習会

群嶺テクノ懇話会 会長 山岸 良一
群馬高専地域連携テクノセンター長
黒瀬 雅詞
差動型示差熱天秤(TG/DTA)高感度示差走査熱量計(DSC)講習会
日時:
平成 26 年 11 月 28 日(金)
13時00分から
群馬工業高等専門学校(群馬県前橋市鳥羽町580)
会場:
専攻科棟1F S-101教室(および地域連携テクノセンター内)
「熱物性の基本的なデータを得られる分析法」
今回のテクノセミナーでは前回の熱機械分析装置 TMA のご紹介に引き続き,同時に更新した 2 種類の装置,
Thermo plus EVO2 ステーション 差動型示差熱天秤 TG8121,高感度示差走査熱量計 DSC(ともに株式会社リガク
製)を紹介いたします。
群馬高専では従来から熱分析装置を所有していましたが,昨年度,これらを含め 3 種類の分析装置を更新しま
した。それによって,1 台の PC でこれらの装置を管理できるようになり,機能や操作性も向上しました。
TG 8121 は熱重量測定 TG と示差熱分析 DTA が同時測定できる,TG/DTA として使用されている装置です。重量
変化速度により温度制御を行うダイナミック TG を標準搭載し、高分解能熱重量測定が可能です。
DSC は比較的微量の試料を加熱または冷却した時に,試料内に発生する熱エネルギーの変化を再現性よく定量
的に検出することが可能です。
更新した TG/DTA では高温測定(~1500℃)ができ,DSC では室温以下の測定を行うことができるため,これま
でよりもさらに幅広い分野での利用が期待されます。
今回は2つの装置についての利用拡大を目的として,会員企業のみなさまに装置の説明と,利用方法の概要を
知っていただく講習会を開催いたします。関心をお持ちの方はぜひご参加ください。
差動型示差熱天秤(TG8121)
高感度示差走査熱量計(DSC)
Thermo plus EVO2 ステーション(ともに(株)リガクの HP より)
主催:群嶺テクノ懇話会・群馬工業高等専門学校地域連携テクノセンター