者委員会の報告がまとまり、J-ADNI 研究において改ざんが無かったと

平成26年12月24日
バイオテクノロジー開発技術研究組合事務局
新聞報道に関する第三者委員会調査結果についてのお知らせ
バイオテクノロジー開発技術研究組合では、平成19年度より、
「J-ADNI(Japanese
」の事業を進めてまいりました。本年1月、
Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative)
データに改ざんがあったとする新聞報道があり、これについて東京大学に調査委員会が
設置され、6月に調査報告が行われました。その後、東京大学の調査報告を踏まえ、第
三者調査委員会が立ち上がり、さらなる調査が進められておりました。このほど第三
者委員会の報告がまとまり、J-ADNI 研究において改ざんが無かったと結論付け
られた最終結果の報告書が、12月22日付けで公表されました。
この報告書では、
「データについては、適格性や組み入れには影響しない手順
の逸脱等についてデータベース上付記したり、MCIの症状など不正確な情報
が記載されている可能性をデータベース上で指摘するなどの配慮をした上で、
このまま公表を行っても問題ないものと考える。」とされました。
このため、第三者委員会の指摘を踏まえて、当組合において、J-ADNI 研究デ
ータが幅広く役立てられるように、必要な措置を講じることとします。
以上