ハードウェアガイドの訂正について

2014 年 10 月
富士通株式会社
FUJITSU Printer XL-9381/XL-9321 ハードウェアガイドの訂正について
このたびは、XL-9381/XL-9321(以降、本製品)をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
本製品のハードウェアガイド(冊子および CD-ROM「画面で見るマニュアル」
)に関して、誤りがあり
ましたので、以下の通り訂正いたします。本製品をお使いになる前に、本紙をよくお読みになり正し
くお使いいただきますようお願いいたします。
1. ハードウェアガイド
70ページ
−「封筒をセットする」「封筒のセット方向」の表の下 注1を次のように訂正します。
誤)注1:角形/長形封筒や洋形/洋長形封筒を上の図のようにセットするときは、プリンタドライバの
「項目別設定」タブにある「基本」メニューで「180度回転」にチェックを入れて印刷してください。
正)注1:郵便番号枠付封筒の郵便番号枠に郵便番号を印刷する場合は、印刷する封筒サイズをユーザ定義
サイズで指定します。(ユーザ定義サイズを選択することで、印刷可能領域以外の部分が上下左右
5mmになるため、郵便番号枠に郵便番号を印刷できます)
なお、封筒の印刷可能領域は上下左右10mmのため封筒の紙質、厚み等によってかすれ等が発生する
可能性がありますので、必ず事前に試し印刷を行い確認してください。
<ユーザ定義サイズでの封筒印刷方法について>
・プリンタドライバの「基本設定」タブで(1)「用紙サイズ」の「ユーザ定義サイズ」を選択し封筒のサイズを
指定します。(2)「用紙種類」の「封筒」を選択します。
・「印刷オプション」タブの「印刷イメージを180°回転して印刷する」にチェックを入れます。
(裏面につづく)
2. ハードウェアガイド
118ページ
−「表:設定項目一覧」の「初期設定」→「その他の設定」→「印字濃度調整」の「設定値」を
次のように訂正します。
誤)
第一階層
初期設定
第二階層
第三階層
第四階層
その他の設定 印字濃度調整
第五階層
設定値
2
機能(範囲)
印字濃度を-6(薄)から
3(濃)の範囲(10段階)
で設定します。
第二階層
第三階層
第四階層
その他の設定 印字濃度調整
第五階層
設定値
0
機能(範囲)
印字濃度を-6(薄)から
3(濃)の範囲(10段階)
で設定します。
正)
第一階層
初期設定
3. ハードウェアガイド 148 ページ
− エラーメッセージの表に以下の項目を追加します。
表示メッセ−ジ
2454 用紙残り
<給紙トレイ>
前カバーを開けて用紙を
取除いて下さい
2461用紙残り
<プリンタ内部>
後カバーを開けて用紙を
取除いて下さい
2472用紙残り
<プリンタ内部>
後カバーを開けて用紙を
取除いて下さい
参照先
「紙詰まり(B)(C)が発生したとき」(→P.159)
「紙詰まり(B)(C)が発生したとき」(→P.159)
「紙詰まり(Z1)が発生したとき」(→P.165)
「紙詰まり(B)(C)が発生したとき」(→P.159)
「紙詰まり(Z1)が発生したとき」(→P.165)
4. ハードウェアガイド 192 ページ
−
エラーメッセージ一覧の表に以下の項目を追加します。
表示メッセ−ジ
表示内容と処置
参照先
2454 用紙残り
<給紙トレイ>
前カバーを開けて用紙を
取除いて下さい
紙詰まりが発生すると表示されます。
カバーを開け、表示されている給紙カセ
ット/プリンタ内/排紙口を確認して
ください。また、プリンタ内で紙詰まり
が発生している場合は、給紙トレイにセ
ットされている用紙を取り出し、ドラム
カートリッジ/給紙カセットを取り外
してプリンタ内部を確認してください。
詰まった紙を取り除いた後、カバーを閉
じてください。
紙詰まりが発生すると表示されます。
カバーを開け、表示されている給紙カセ
ット/プリンタ内/排紙口を確認して
ください。また、プリンタ内で紙詰まり
が発生している場合は、給紙トレイにセ
ットされている用紙を取り出し、ドラム
カートリッジ/給紙カセットを取り外
してプリンタ内部を確認してください。
詰まった紙を取り除いた後、カバーを閉
じてください。
「紙詰まり(B)(C)が発
生したとき」(→P.159)
2461用紙残り
<プリンタ内部>
後カバーを開けて用紙を
取除いて下さい
2472用紙残り
<プリンタ内部>
後カバーを開けて用紙を
取除いて下さい
・
「紙詰まり(B)(C)が発
生したとき」(→P.159)
・
「紙詰まり(Z1)が発生
したとき」(→P.165)
5. ハードウェアガイド
214ページ
−「本体仕様」「印刷速度」給紙トレイからの両面印刷時の印刷速度を次のように訂正します。
誤)
A4LEF
A4SEF
A3
A5
A6
B4
B5
B6
ユーザ定義サイズの用紙[注1]
XL-9381
給紙トレイ
給紙カセット
29 / 29
23.3 / 14.0
12.0 / 12.0
26.3 / 18.8
26.3 / 21.1
13.0 / 13.0
25.6 / 14.8
26.3 / 19.7
17.4 ∼ 28.2
A4LEF
A4SEF
A3
A5
A6
B4
B5
B6
ユーザ定義サイズの用紙[注1]
XL-9381
給紙トレイ
給紙カセット
29 / 29
23.3 / 14.0
12.0 / 12.0
26.3 / 18.8
26.3 / 21.1
13.0 / 13.0
25.6 / 14.8
26.3 / 19.7
17.4 ∼ 28.2
給紙トレイ
-
XL-9321
給紙カセット
26 / 26
21.4 / 12.4
10.5 / 10.5
24.3 / 15.9
24.3 / 17.8
11.5 / 11.5
23.5 / 13.0
24.3 / 16.7
15.9 ∼ 25.2
正)
XL-9321
給紙カセット
26 / 26
21.4 / 12.4
10.5 / 10.5
24.3 / 15.9
24.3 / 17.8
11.5 / 11.5
23.5 / 13.0
24.3 / 16.7
15.9 ∼ 25.2
給紙トレイ
6. ハードウェアガイド 230ページ
−「用紙の印刷方法と印刷可能領域について」に「封筒の印刷領域」を追加します。
・本プリンタで印刷できる、
封筒の印刷可能領域は右図のとおりです。
※印刷可能領域以外の部分に
封筒のフラップ(ふた)は含みません。
−
「用紙の印刷方法と印刷可能領域について」に「印刷可能領域と位置調整機能について」を追加します。
本プリンタでは、印刷結果の位置を調整する方法として、プリンタ装置側のオペレータパネルから、
メニューモードの設定項目一覧で印刷位置を調整する方法と、プリンタドライバから印刷位置を調整する
方法があります。
それぞれの機能について、調整可能な範囲や調整結果の適用結果が異なりますので、用途に合わせて
適切な箇所で設定を行うようにして下さい。
(1)
プリンタのメニューモード「主走査方向の位置」「副走査方向の位置」機能
用紙の搬送方向に対して、搬送方向と同じ向きを「副走査方向」、90度交わる向きを「主走査方向」
として印刷位置を調整します。給紙トレイやカセット1∼4などの給紙口や、片面/両面印刷ごとに
異なる値を設定できます。
(裏面につづく)
(2)
(3)
プリンタドライバ「印刷位置の微調整」機能
印刷結果の縦・横の向きにあわせて、「縦」または「横」方向に印刷位置を調整します。
アプリケーションで作成した文書データごとに別の設定値を保存して調整できます。
プリンタドライバ「とじしろ量」機能
プリンタドライバの便利な機能にある、「とじしろ位置」で指定した用紙のとじしろ位置に対して、
両面印刷時の「表面」と「裏面」で、それぞれ異なるとじしろ量を設定できます。
A3、A4 縦送り(SEF)など
かきくけこ
あいうえお
あいうえ
お
こ
かきくけ
かきくけ
こ
お
用紙搬送方向
用紙搬送方向
あいうえ
A4 横送り(LEF)など
あいうえお
かきくけこ
横方向印刷
縦方向印刷
主走査 −←→+
主走査 −←→+
主走査 −←→+
主走査 −←→+
副走査 −↑↓+
副走査 −↑↓+
副走査 −↑↓+
副走査 −↑↓+
調整縦 −↑↓+
調整縦 −←→+
調整縦 +←→−
調整縦 −↑↓+
調整横 −←→+
調整横 −↓↑+
調整横 −↑↓+
調整横 −←→+
縦方向印刷
横方向印刷
・プリンタ装置側の「主走査方向の位置」「副走査方向の位置」機能と、プリンタドライバの「印刷位置の微調
整」機能、プリンタドライバの「とじしろ量」機能など、複数の印刷位置調整機能を同時に使用する事はでき
ません。
複数同時に使用した場合には、優先度の高い機能だけが有効となります。
各機能の優先度は以下となります。
「主走査/副走査方向の位置」 > 「印刷位置の微調整」 > 「とじしろ量」
なお、「主走査/副走査方向の位置」については、いずれか1箇所の給紙口で有効な値(0以外の値)が設定
された場合には、全ての給紙口に対して(値が0でも)設定を有効とします。
・用紙搬送方向に対して、マイナス方向に位置調整を行う場合の最大値は「-5mm」までとなります。これを超え
た量を設定した場合でも、実際に移動する量は「-5mm」となります。
・プリンタ装置のメニューモードで、エミュレーション設定を「ESC/P」としている場合には、
「印刷設定」の「印
字位置調整」機能や、「とじしろ量」機能により、プリンタドライバと同様の位置調整を行うことが可能とな
りますが、この場合にも複数の機能を同時に使用する事はできません。
各機能の優先度は以下となります。
「主走査/副走査方向の位置」>「印字位置調整」>「とじしろ量」
以上
本紙はハードウェアガイドにはさんで大切に保管してください。
発行日 2014 年 10 月
Copyright FUJITSU LIMITED 2014
CP688252-01