オープンツールでのカスタマイズについて 概要 GLOVIA-BP で は 、 RDB に SymfoWARE Personal ( ス タ ン ド ア ロ ン 版 )、 SymfoWARE7000(LAN版)を採用しています。 この GLOVIA-BP のデータをオープンツールなどのデータベースを操作するアプリケ ーションからデータベースへアクセス(検索/更新)することができます。 詳しくは、SymfoWARE7000 for Windows NT V7.1L20 のオンラインマニュアルを参 照してください。 以下にアプリケーションからの使用例を示します。 SymfoWARE Personal/7000 O D SQLプロセッサ アプリケーション B EXCEL,ACCESS C データベース︵登録情報︶ 物理ファイル オープンツール GLOVIA-BP REC連携︵Btrieve︶ REC連携︵Btrieve︶ 物理ファイル アプリケーション COBOL,C,VB All Rights Reserved, Copyright © FUJITSU MINAMI-KYUSHU SYSTEMS ENGINEERING LIMITED 2005 1/3 データベース構築 オープンツールなどのデータベースを操作するアプリケーションから物理ファイルを 検索/更新する場合、データベースを構築する必要があります。(直接物理ファイルに 検索/更新することはできません。) ・スキーマ(表の集合)の作成 ・表(物理ファイルとデータベースとのデータ共有設定)の作成 ・ビュー表(仮想的な表であり、実際のデータは実表に格納されています。)の作成 ・ログファイル、作業バッファ等の見積り/設定 例)コマンドプロンプより以下のコマンドを実行しデータベースを作成します スキーマの作成 C:¥WINDOWS>STRSQL STRSQL> CREATE SCHEMA JOYK STRSQL> END 表の作成(物理ファイルの登録) C:¥WINDOWS>ADDPFSQL D:¥BPRO¥JOYK¥DB¥KJ10.FFD JOYK.KJ10 addpfsql: 情報: P3150 物理ファイルの登録処理が正常に終了しました. C:¥WINDOWS> 他利用者への権限の付与 C:¥WINDOWS>STRSQL STRSQL> GRANT ALL PRIVILEGES ON JOYK.KJ10 TO PUBLIC STRSQL> END カスタマイズ時の注意事項 カスタマイズプログラムからODBC接続を行い、データの検索/更新を行うことが 可能です。しかし、以下の点が問題となります。 ・キー部(社員番号等)を変更されると、データの整合性が取れなくなります。 ・排他を意識したプログラミングが必要になります。 ・介護保険料(個人負担、会社負担)等の一部の項目は、システム保留領域に格納さ れています。このような項目を参照する場合は、アプリでそれぞれの項目を必要な バイト数に区切る必要があります。 All Rights Reserved, Copyright © FUJITSU MINAMI-KYUSHU SYSTEMS ENGINEERING LIMITED 2005 2/3 セットアップ/運用時の注意事項 ・下記の作業においては、SE的作業となるため、相応なスキルが必要になります。 ①データベース構築(スキーマ、表の作成およびログファイルの見積/設定等) ②SymfoWARE がバージョンアップ等した場合の SymfoWARE の再インストール ・下記の内容について、サポートセンターでは対応できませんのでご了承ください。 ①カスタマイズされたプログラム自体に対するご質問やご相談 ②本手順のセットアップやカスタマイズ運用時に発生したエラーに関するご質問 ③ODBC 接続によるデータ更新で GLOVIA-BP 製品データに不具合が生じた場合 以上 All Rights Reserved, Copyright © FUJITSU MINAMI-KYUSHU SYSTEMS ENGINEERING LIMITED 2005 3/3
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