国立大学法人電気通信大学 Ⅰ 教育の体系 1、2年次は学部共通教育や学科共通教育によって学習能力、基礎学力、専門基礎力の養 成を行い、3年次から各学科の専門コースを履修することで専門性を獲得していく。 情報理工学部 昼間) ・総合情報学科 ・情報・通信工学科 夜間) ・先端工学基礎課程 ・知能機械工学科 ・先進理工学科 大学院 ・情報理工学研究科 ・情報システム学研究科 Ⅱ 先端工学基礎課程(夜間主課程)の特徴 1)選抜方法 ⅰ)社会人コース 総合問題(数学、物理、英語)と面接。面接では熱意と将来のキャリアプランを紹 介する。試験日、合格発表はともに11月。H26 年度の倍率は 2.3 倍。 ⅱ)インターンシップ(現役生)コース 社会人コースの総合問題、面接にセンター試験(英、数、理3教科4科目)が加わ る。合格発表は2月。入学後、社会人コースへのコース変更が可能。H26 年度の倍 率は 1.5 倍。 2)学費 初年度納付金は 408,900 円で昼間の半額である。4年間でも約120万円である。 (私 立の4年制では4年間で約600万円。 ) 3)H26 年度の入学者数内訳 社会人12人、現役生87人の計99人であった。社会人は元々異なる分野(人文や 医療系)の人が多く、専門性のキャリアアップとして入学する人は少ない。大学側と しては社会人の数を50人まで増やしたいと考えている。 4)多摩地区国立5大学単位互換制度 東京外国語大学、東京学芸大学、東京農工大学、一橋大学との単位互換制度を実施し ている。昼の時間が自由になるため、本課程の生徒は履修しやすいが、上記の大学の 授業を受けるだけの学力が必要となる。 5)進路 進学する場合はその9割が電気通信大学の大学院への進学となる。就職先は一般企業、 公務員、教員など多岐に渡る。 Ⅲ 大学からのメッセージ 大事なことはその大学で何をやりたいか、将来は工学・理学の分野において世界で活躍す る意志はあるかということである。また「東京にある大学」というメリットを最大限に活 かして欲しい。
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