第26普通科連隊で11名のレンジャー誕生

晴々とした青空に舞い上がるレンジャー隊員。隊員たちの歓喜の声が聞こえる。
留萌駐屯地営門に無事帰還したレンジャー訓練隊を拍手と大きな声援で出迎える駐屯地の隊員や家族たち。
掴み取ったダイヤモンド! 第26普通科連隊で11名のレンジャー誕生
帰還式の任務終了報告後、連隊長からレンジャーき章を一人一人に渡され固い握手が結ばれた。
協力:陸上自衛隊 第2師団広報室
第2師団では、5月11日から7月25日までの間、第26普通科連隊(留萌)において陸
上自衛隊で最も過酷な訓練と言われる部隊レンジャー養成訓練が行なわれた。
訓練の目的は、主として挺身行動により、困難な状況を克服して、任務を完遂する能
力と精神力を付与することであり、教育の担任官に連隊長である宮嵜1佐、教育隊長は
白山1尉、主任教官には、古澤2尉が本訓練を担当した。
帰還式した11 名の訓練隊員。
祝福の胴上げを受ける。
訓練隊の指導と支援する教官と救護。
今回チャレンジした隊員達は、素養試験に合格した27名。前半は、約6週間にわたる
基本訓練。体力調整、ロープ訓練、ヘリコプターからの空路潜入、ボートを扱う水路潜
入等の基礎を学んだ。後半は行動訓練。山岳地帯の厳しい自然環境の中、広範囲におよ
ぶエリアで9つの想定をこなして行くが、最終想定に残ったのは僅か11名であった。
26普連本管中 小松3曹の彼女で佐藤麻紀子さんは、「カッコイイです!今、プロポーズされたら即
OKします」と再会を心から喜んだ(写真左)。第26普通科連隊重迫撃砲中隊 小松3曹 妻 茜さん
は「よく頑張ったね!大好きなカツカレー作るからね!」(写真中央)。2後支連1整大 小池3曹の
妻 さやかさんは、
「お疲れさまでした。スタミナ付くもの沢山食べさせたいです」そして、長男 陽太くんは、
「お父さんと、キャッチボールして遊びたい!」と喜びを表した(写真右)。
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待ちに待った日が来た。一日千秋の想いで隊員の到着を待つ家族や恋人たち。
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無時に最終ミッションを完遂し、ヘリからレぺリングで帰還する隊員たち。
第26普通科連隊レンジャー訓練隊の隊旗を守る旗手。
作戦計画を作成。
最終想定を完了し、帰路に着く隊員たち。
留萌演習場で「飛降り」降下する隊員たち。
「レンジャー!」の大きな声が響き渡る。
最終想定の演練項目は、夜間を含む各種潜入、襲撃及び道路破壊、不撓不屈・没我協調の精神力を養う事が大き
な目的。隊員達は、不眠不休の中、任務を完遂すべく、互いに協力し合い、苦難を乗り越え作戦を成功させた。
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襲撃命令下達。
冷静沈着に周辺の警戒に当たる。
「気持ち」や「思い」だけでは続かない。彼らの目指すゴールは精魂尽き果てた先
にある過酷な任務遂行だ。
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