懇談会意見集約書 平成26年度第1回佐賀市農業・農村活性化懇談会での意見集約について 1.開催期日 平成26年12月22日(月)14:00~16:30 2.開催場所 佐賀市大和支所 3.出席者 委員18名(2名欠席)、事務局8名 (1)委 員 (2)事務局 4.主な提言内容 3階第4会議室 五十嵐委員長、森田副委員長ほか16委員(別紙出席名簿) 中島農林水産部副部長、鬼﨑農業委員会事務局長、干潟農村環 境課長、中山参事、川副係長、塚原係長、稲冨係長、坂本 農業振興基本計画・農業政策に対する提言事項 (1)基本目標1:食と農と環境が調和した豊かな市民生活の創造 ① 施策2:『人と環境にやさしい農業の推進』の指標について ◎ 特別栽培認定件数について ○件数だけだと規模としての判断ができないから、作付面積も指標として出し てほしい。 【山田委員:指標への提言】 ○件数が減った要因として、補助制度が改正したため、どうしても取り組めな くなった事情も記載してほしい。例えば、環境保全型農業では、冬場に田に 水を溜めて土づくりをする「冬期湛水」を推進しているが、佐賀市の平野部で は、裏作として麦を作付けしているため、山間部でしか取り組みができない という理由等。 【山田委員:指標への提言】 ② 施策3:『生きがい型農業の促進』の指標について ◎ 市民農園利用者数について ○今のところ既存利用者数の規模拡大が目立ってきているのだが、新規の利用 者を増やすためにも、新しいニーズの掘り起こしと工夫をお願いしたい。 【五十嵐委員長:政策への要望】 (2)基本目標2:多彩で力強い経営による農業の振興 ① 施策2:『主要農産物の生産振興と販売力の強化』の指標について ◎ 主要花きの生産面積について ○平成25年度で42ヘクタールの実績があるのに、平成30年度の目標値を 33ヘクタールとしているのは、減らす目標と取られかねないのだが、問題 ないか? 【原田委員:指標への提言】 ② 施策3:『付加価値を高める農産加工の振興』の指標について ◎ 新たに6次産業化・農商工連携に取り組んだ件数について ○農産加工に取り組みたい方はいっぱいいるけど、補助金等の情報がなくて、 取り組みをされている方の話を聞く機会もないので、先々のイメージを立て るためにも、そういった情報収集の場を設けてほしい。 【山領委員:政策への要望】 ③ 施策4:『ブランド化と販路拡大』の指標について ◎ 新たに販路を確保した件数について ○誰もが苦労をしている資金、時間、販路等の、トータル的なサポートをして くれるところがほしい。 【山領委員:政策への要望】 ④ 施策5:『担い手の育成と確保』の指標について ◎ 集落営農法人数について ○この施策は、地域が元気になる施策のひとつだと思うので、行政がもっと深 く入っていって指導してほしいが、法人化ができない組織に対しても、何ら かの方向性、選択肢を示してほしい。 【山田委員:政策への要望】 ○集落営農組織の法人化に伴う説明会等は、ほとんどが役員である男性の出席 になるので、女性への出席を促してほしい。また、女性対象の説明会の開催 など、いろんな機会を設けて、丁寧な説明をお願いしたい。 【森永委員、五十嵐委員長:政策への要望】 (3)基本計画3: 快適で活力ある農山村の実現 ① 施策1:『活力に溢れた農山村の形成』の指標について ◎ グリーンツーリズム実践者数について ○グリーンツーリズム実践者数というと、指標ではインストラクター数として いるが、実際はそれだけに限られないので農家民宿経営者とか、観光農園経 営体の具体的・詳細な数値がほしい。 【藤瀬委員、五十嵐委員長:指標への提言】 ◎ 主な直売所の利用者数について ○基本計画3に沿った指標なので、今のところは中山間地の直売所が対象にな っているが、市内どこにでも直売所はあるので、市内全域の直売所の利用者 数を提示してほしい。 【五十嵐委員長:指標への提言】 (4)その他 ① その他 ◎ 農家の後継者について ○現在、農家の一番の悩みかと思われる花嫁(婿)対策、家族協定等を施策に 入れて、対策ができないか? 【江口委員:指標への提言】 ◎ 数値目標の細分化について ○基本計画書にも、地域別振興方向とあるように、平野部と山間部では相当状 況が違うと思われるので、数値目標の数値を平野部と山間部で分けて表示で きないか? 【千住委員:指標への提言】 ◎ 基本計画書の専門用語について ○施策・指標の理解のためにも、基本計画書に用語集が欲しい。 【五十嵐委員長:その他の要望】
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