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ハイナー・クレンメ教授
講演会
日時 3 月 29 日(日曜日)14 時
場所 東京大学 本郷キャンパス 法文I号館 112 室
講演タイトル
Die Deduktion von Freiheit und Sittengesetz
in Kants Grundlegung zur Metaphysik der Sitten
(「カント『倫理の形而上学の基礎づけ』における自由と道徳法則の演繹」)
ゲスト:佐藤康邦
東京大学名誉教授
講演会自体はドイツ語ですが、講演原稿の邦訳をお配りいたします。また、質疑応答に
関しましても通訳がおりますので、日本語でのやりとりを可能なように用意いたします。
また当日は特別ゲストとして佐藤康邦東京大学名誉教授に来ていただき、日独のカント解
釈についても議論を交わしていきたいと思っております。貴重な機会でございますので、
どうぞ皆様、とりわけ、修士・博士の若い学生の方々、ふるってご参加ください。
クレンメ教授略歴:1962 年生。マールブルグ大学(ドイツ)等で哲学を学ぶ。 Kants
Philosophie des Subjekts (1996)にて博士学位、Die Idee der Autonomie(2003 未出版)にて
教授資格取得。2008 年から 2014 年夏学期までマインツ大学正教授、2014 年冬学期よりハ
レ大学正教授(現職)
。近年はカント倫理学において数々の業績を残しており、今年は『道
徳形而上学への基礎づけ』へのコメンタールを出版予定である。マインツ大学時代は「カ
ント研究所」の主任でもあり、名実ともに、今日のドイツカント研究の中心的な人物の一
人である。
文責・連絡者:山蔦真之(日本学術振興会研究員PD)
お問い合わせ:[email protected](ご一報いただければ、事前に発表原稿をお送り
することもできます)