平成26年度　弘前大学教員免許状更新講習　シラバス開設者弘前大学講習番号 B57 必修・選択区分選択領域講習時間数 6時間対象職種教諭主な対象者中・高の理科教諭及び小学校で理科を専門とする教諭講習の名称物質科学研究の基礎と最新の話題開設日平成26年8月22日（金）講習会場弘前大学　（弘前市文京町1番地）講師氏名 ★ 宮本　量 (理工学研究科), 萩原　正規 (理工学研究科) 講習内容化学の当該研究分野の基礎的事項を講義するとともに，研究背景も踏まえながら，先端の化学研究の例について紹介します：①分子の構造と物性；②化学物質としての DNA•RNAの構造と機能到達目標 ①化学結合論(量子化学)の初歩を理解する。原子価殻電子対反発則(VSEPR)や分子軌道法(MO)に基づいて分子の構造を理解する。 ②核酸分子（DNA、RNA）基本構造を理解する。さらに、近年明らかにされつつある新たな核酸の機能についても理解を深める。受講予定人数 15名開催地青森県弘前市講習方法等【講義・演習】 ①オクテット則(ルイス構造式)を越えて化学結合論の初歩を習得し、化合物の性質の元となる分子構造の成り立ちを理解する。VSEPRやMOで分子の構造を理解する。 ②近年新たに見いだされつつある核酸（DNA、RNA）の新しい機能に関する知見を、これまでのワトソン・クリック以降の核酸化学の基礎知識と対比して理解する。主に講義形式で行うが、必要に応じて問題演習も行う。時間割（時間） 9:00 ～ 9:30 ～ 9:40 ～ 12:00 ～ 13:30 ～ 16:00 ～ 16:30 ～（担当講師） 9:30 9:40 12:00 12:30 16:00 16:30 16:45 受付ｵﾘｴﾝﾃｰｼｮﾝ 1時限目 2時限目 ①分子の構造と物性試験① ②化学物質としてのDNA・RNA～試験② 宮本　量萩原　正規評価書記入 ※休憩時間は適宜設けます。修了認定の方法筆記試験成績評価の方法・成績評価は、講習の担当者がそれぞれ行う試験①②の成績から判断します。評価基準は、総合点で60点以上を合格とします。基準等教材等講師からメッセージ