金融ユニオン 銀行員のYTさん上肢障害が労災認定 雇用者責任を明確にせよと交渉 北海道銀行に勤務するYTさんは,平成 12 年秋から冬にかけ担当業務の事務負担が集中 し、肘や肩、腕の痛みに悩まされるようになりました。担当する仕事は書類の内容を確認 し小型の印を一日に何千、何万か所押印するというものです。 同じ仕事が一人に集中しているので、担当上司に状況と健康状態を申告しましたが改善 策はとられず、肘や腕の症状は悪化していきました。所属長に話しても医師の治療や労災 手続きについての説明がないので昨年 1 月、金融ユニオンの労組の議題に取り上げ団交で 銀行に回答を求めました。 銀行の回答はすぐに産業医の診察を受けてほしい。その診断結果により労災申請にも応 じるというものでした。産業医とYTさんかかりつけの専門医は上肢障害と診断しました。 そして 5 月労災申請手続きに入り 8 月認定されました。 現在治療に専念し仕事は大幅に削減しています。少しは回復しているようですが、簡単 にもとにもどるようにも思われません。 現在労組は銀行の雇用者としての責任をどうとるのか明確にするよう追及し回答を求め ています。2 月の団交で示される可能性があります。(金融ユニオン・柴田光氏寄稿)
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