京大数学 灘進学教室 06(6855)3354 0797(84)9360 携帯・PC http://nadasingaku.com 京大 01年 数学 x y 平面上の曲線 C : y = x3 上の点Pにおける接線を、 Pを中心にして反時計回りに45°回転して得られる直線を C と L が、相異なる3点で交わるようなPの範囲を示せ。 【答案】 y = x3 ... ① y = 3 x2 p 3 ) における接線と ①上の点P ( p , x 軸とのなす角を とすると tan = 3 p 2 直線 L の傾きは 1+ 3 p2 tan + tan 45 ° tan ( + 45° ) = = 1 tan tan 45° 1 3 p 2 よって 直線 y= の方程式は L 1+ 3 p (x 1 3 p2 2 p ) + p3 ... ② ①、②を連立させて 1+ 3 p2 x = (x 1 3 p2 3 p ) + p3 p ) x2 + p x + p2 + (x 3 p2 +1 =0 3 p2 1 ... ③ 3 p2 +1 とおくと 3 p2 1 3 p2 +1 9 p4 +1 2 f ( p) = 3 p + = 0 だから 3 p2 1 3 p2 1 f ( x ) は x p を因数に持たない f ( x) = x 2 + p x + p 2 + ここで したがって すなわち C と L が相異なる3点で交わる、 ③が相異なる3つの実数解を持つための条件は 3 p2 +1 f ( x) = x + p x + p + =0 3 p2 1 2 2 ... ④ が相異なる2つの実数解を持つことである ④の判別式を として D 3 p2 +1 >0 D= p 4 p + 3 p2 1 9 p4 + 9 p2 + 4 <0 3 p2 1 2 2 9 p4 + 9 p2 + 4 > 0 だから 3 p2 1 < 0 ∴ ゆえに 3 < p< 3 3 3 求める点Pの範囲は 曲線 y = x 3 のうち 3 < x < 3 の部分 3 3 L とする。
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